東北被災地訪問プログラム 現地速報
第4日目
今日は気仙沼高校と交流を行いました。班別に分かれ、「防災について」「私が総理大臣になったら」というテーマで討議しポスターを作りました。
さまざまな高校の生徒たちが積極的に意見を出して、いい発表を行っていました。お見送りを受けた後、大阪に向かいます。
生徒たちより
[東北プロジェクト3日目]
私は、人と喋ることが苦手なので今日の交流会はとても不安だった。
また、グループ分けで私がクジを引いたグループは春日丘生が私しかいなかったので、より不安になった。
しかし、気仙沼高校や北摂つばさ高校の先輩方がとても優しく私に接してくださり、結果的にはとても楽しい交流会だった。
特に楽しかったことは先輩方とゲームをしたことと人間知恵の輪をしたことだ。やり方がわからない私に親切に教えてくださり、
また、いろいろと話を盛り上げてくださって本当に楽しかった。
また、帰るときに見た学校の校舎からは震災を乗り越えて進んでいこうという覚悟が伝わってきた。
私たちと同じ年代の高校生が頑張っているところを見て、私も負けてられないなと思った。当たり前のように友達に会えて、
授業を受けることができる、今、私が生きている環境はとても幸せなものなのだとわかった。
【1年川本】
4日目の活動は、気仙沼に行って、地元の高校生との交流と海の市でお土産を買いました。
気仙沼高校の生徒たちはとても礼儀正しく優しくて、震災の時も思いやって助けてきたのかなと思いました。
みんな明るくて、少しずつ心の傷も癒えてきたのかなと感じました。その後、海の市に行きました。事前に聞いていた話では、
お土産を買うことも復興支援だということで、いっぱい買いました。
その時食べた海鮮丼もとても美味しくて、被災地でも食はほぼ完全に復活しているんだなと思いました。それは金銭的に早く復活させたのもあるだろうけど、
被災した方たちの、地元を愛する気持ちが成したことだろうなと思いました。
【1年和田】
4日目は、私達と同い年の気仙沼高校の生徒の皆さんに迎えてもらい、交流会をしました。
方言や手遊びの違いを話たり、人間知恵の輪をして遊んだりしました。生徒の皆さんの明るい笑顔や震災と向き合う姿勢から、
被災地の人々は、とても力強い人が多いと思いました。これは、前回交流をした時にも感じたことです。しかし、前回と違って、
「被災地の人々は、強いのではなくて、強くならなくてはならなかったのです。」と言う言葉を聞いて、その通りだと思いました。
両親や友達を震災で亡くしては平気な人はいません。それでも、明るく前を向いて、私達に震災の恐ろしさや震災に遭った時の対処の仕方などを伝えててくれます。
被災地の人々は、震災の教訓を私達に伝えるためにも、強くならなくてはならなかったのだと思います。交流では、アイスブレイクやバスセッションをしました。
バスセッションでは、「夏と聞いて思い浮かべること」と言うお題で話し合いをしました。同じ話題で盛り上がり、とても楽しかったです。
こうして、気仙沼高校の生徒の皆さんと交流ができることを嬉しく思います。
【2年古志】
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