トウダイグサ科 Euphorbiaceae
葉は互生、まれに対生し通常托葉がある、花は退化して単性。がく片はふく瓦状又は辺合状にたたまれ、ときに無いこともある。花弁は多くは無い。雄しべは1〜多数で、葯は2〜4室。子房は通常3室、胚珠は各室に1〜2個で下垂する。
エノキグサ属 Acalypha
エノキグサ Acalypha australis(メス)
畑や道ばたに普通な1年草、茎は直立して分枝し高さ30〜50cm。葉腋の小枝の先に小さな穂状花序をつくる、花期は8〜10月。

エノキグサ Acalypha australis(オス)

トウダイグサ属 Euphorbia
コニシキソウ Euphorbia supina
畑や道ばたに普通な1年草、茎は地を這って四方に広がり長さ10〜25cm、葉とともに多少毛がある。葉の中央に通常暗紫色の斑点がある。杯状花序が数個ずつ葉腋につく、花期は7〜10月ごろ。北アメリカ原産の帰化植物。

ニシキソウ Euphorbia humifusa
畑や庭に生える小さな1年草、茎は地に這って通常紅色を帯び、長さ10〜25cmでコニシキソウに似ると「日本植物図鑑」にある。観察した限りでは、コニシキソウより茎は長くて立ち上がるようだ。

トウダイグサ Euphorbia helioscopia
道ばたや堤防などに生える越年草、茎は通常基部から分枝し高さ20〜40cm。卵形の総苞葉に囲まれた花を密につける、花期は4〜5月。湿度の高い土壌を好むようだ。

アカメガシワ属 Mallotus
アカメガシワ Mallotus japonicus
山野にふつうに生え、高さ5〜10mになる、新芽は赤く美しい。背の低い幼木を市街地の植え込み近くでよく見るのに、植物図鑑の草本編には記載が見つからなかった。
木本編でやっと発見して、2〜3年越しの疑問が解消した。
