魚類 Pisces
- 脊椎動物門 魚類上綱
- 無顎綱====オルドビス紀に出現し石炭紀末にほぼ絶滅。現生は円口類(ヤツメウナギなど)だけ。
- 棘魚綱====シルル紀に出現しペルム紀初期で絶滅。
- 板魚綱====シルル紀末期〜石炭紀初期だけに存在。
- 軟骨魚綱==デボン紀に出現し現在に至る。
- 硬骨魚綱==シルル紀末期に出現し現在に至る。
- 最初の魚類
- 最初に出現した魚類は、顎骨を持たないことから無顎類と呼ばれている。
- この仲間で現生しているのはヤツメウナギ類とメクラウナギ類だけで、顎骨がないので円い口をしており、円口類と呼ばれている。
- 生きている化石:シーラカンス
- シーラカンス類の化石はデボン紀中期から知られ、白亜紀末に絶滅したと考えられていたが、1938年に生きている個体が発見され、それ以後数十個体が捕獲されている。
- 分類上は、硬骨魚綱総鰭亜綱シーラカンス(管椎)目に位置し、両生類への進化を遂げる途上で特殊化したグループ。
- 現生のシーラカンス類は、マダガスカル島近辺の深海から捕獲されている。最初に捕獲されたものは関係したラチマー嬢に因んでLatimeriaと名付けられた。