大阪城内濠のプランクトン調査報告 4月24日(日)

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内濠の様子(東) 内濠の様子(西) 調査の様子 外濠調査の様子
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採集会 測定値・カウント数

 気温 15.4℃  透明度 計測不能   水深  計測不能  天気  晴れ
 (内濠表層水の水質)    DO 1.10mg/l     EC 230 μS/cm
 水温 15.4℃  pH 8.1  PO4 0.5ppm   NH4 0.2ppm COD 20ppm  NO2 0.02ppm↓
 総数(10リットル中) 2433(前回 2915)個体    参加者1年0名,2年2名,3年1名,TA0名,顧問1名

ツノモ(渦鞭毛藻)   24 ベリディニウム    −
マロモナス    − ユーグレナ    −
ビワクンショウモ   38 コスマリウム(ツヅミモ)    −
スタウラストルム(ツヅミモ)   59    
ボルボックス    − フタヅノクンショウモ    −
サメハダクンショウモ   17 ヒトヅノクンショウモ    −
クルキゲニア    − コダテラ(クロロコックム)    −
テトラスポラ    − スフェロキスチス    −
アオミドロ    − ユードリナ    −
パンドリナ    3 プレオドリナ    −
クラミドモナス    − コエラストルム    −
ゴニウム    − セネデスムス(イカダモ)   10
サヤミドロ属  285 ミカヅキモsp   10
クロステリウム    − アクチナストルム    −
グロエオキスティス    − クリプトモナス    −
コスモクラディウム    − パウルシュルジア    −
クサンチディウム    − オーキスチス    −
アンキストロデスムス    − コウガイチリモ    −
シオグサ    −
アウラコセイラ  125 タルケイソウ    −
オビケイソウ  135 シネドラ(ハリケイソウ)  489
ササノハケイソウ    − クチビルケイソウ    −
ホシガタケイソウ    − マユケイソウ    −
ハネケイソウ    − イタケイソウ    −
フナガタケイソウ    − ヒメマルケイソウ    −
コバンケイソウ    −
ミクロキスティス    − ネンジュモsp    −
アファニゾメノン    − アファノカプサ    −
アファノテーケ    −
アナベナsp    − ユレモ    −
クロオコックス(藍藻)    − クロレラ   確認
 
ゾウミジンコ  843 ネコゼミジンコ    −
ミジンコ   38 ノープリウス幼生   45
コペポディド幼生    − ケンミジンコ   17
ヒゲナガケンミジンコ    − ミジンコsp'    −
オナガミジンコ    − カブトミジンコ   35
タマミジンコ    − ノロ    −
シカクミジンコ    −
シダ    − トガリネコゼミジンコ    −
スカシタマミジンコ    − ヒラタミジンコ    −
マルミジンコ    − ハリナガミジンコ    −
ゾウミジンコモドキ    − コドネラ    −
ハネウデワムシ    − ツボワムシ    −
フクロワムシ    − カメノコウワムシ    −
ミツウデワムシ    − ヨツウデワムシ    −
ヒラタワムシ    − アクチノスフェリウム    −
コシブトカメノコウワムシ    − コシボソカメノコウワムシ    −
トゲナガワムシ    − テマリワムシ  260
ネズミワムシ    − ツメナガネズミワムシ    −
フタオワムシ    − スジワムシ    −
ハオリワムシ    − ハナビワムシ    −
ハルテリアsp    − カルケシウム    −
ゾウリムシsp    − タイヨウチュウsp    −
 
あとがき 今回は,前回の2,915個体から482個体減少(0.83倍)しました。
 ゾウミジンコの個体数は減少しました(前回の0.35倍)。
植物プランクトンでは、スフェロキスチスなどの前回確認した緑藻類が見られませんでしたが、
ハリケイソウなどの珪藻類の増加や、サヤミドロの増加(前回の10.2倍)によって  植物プランクトンの総個体数は増加しました(3.86倍)
橋の改修工事のために、水深、透明度と水深50cmの水質の調査は6月から実施します。

 やさしい日本の淡水プランクトン図解ハンドブックを参考にさせていただいています。
 この調査は,文部科学省スーパーサイエンスハイスクール2010年度研究助成を得て行っています。