大阪城内濠のプランクトン調査報告 9月18日(日)

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内濠の様子(東) 内濠の様子(西) 調査の様子 大量のボルボックス
内濠の様子(東) 内濠の様子(西) 調査の様子 大量のボルボックス

採集会 測定値・カウント数

 気温 31.9℃  透明度2m35p    水深  5m30p   天気 晴れ
 (内濠表層水の水質)    DO 0.67mg/l     EC 210 μS/cm
 水温 28.3℃  pH 8.1  PO4 0.5ppm  NH4 0.5ppm COD100↑ppm  NO2 0.02ppm↓
 (水深50cmの水質)  DO 0.73mg/l     EC 200 μS/cm
 水温 28.6℃  pH 8.7  PO4 0.2ppm  NH4 0.2ppm COD100↑ppm  NO2 0.07ppm
総数(10リットル中)15945(前回6397)個体 参加者1年0名,2年2名,3年1名,TA0名,顧問1名

     
ツノモ(渦鞭毛藻)   330 ベリディニウム   498
マロモナス     − ユーグレナ     −
ビワクンショウモ   458 コスマリウム(ツヅミモ)     −
スタウラストルム(ツヅミモ)     7      
ボルボックス 11729 フタヅノクンショウモ   121
サメハダクンショウモ     7 ヒトヅノクンショウモ     −
クルキゲニア     − コダテラ(クロロコックム)     −
テトラスポラ     − スフェロキスチス    67
アオミドロ     − ユードリナ    13
パンドリナ     − プレオドリナ     −
クラミドモナス     − コエラストルム     −
ゴニウム     − セネデスムス(イカダモ)     −
サヤミドロ属     − ミカヅキモsp     −
クロステリウム     − アクチナストルム     −
グロエオキスティス     − クリプトモナス     −
コスモクラディウム     − パウルシュルジア     −
クサンチディウム     − オーキスチス     −
アンキストロデスムス     − コウガイチリモ     −
シオグサ     − ヒザオリ     −
アウラコセイラ     − タルケイソウ     7
オビケイソウ    27 シネドラ(ハリケイソウ)    27
ササノハケイソウ     − クチビルケイソウ     −
ホシガタケイソウ     − マユケイソウ     −
ハネケイソウ     − イタケイソウ     −
フナガタケイソウ     − ヒメマルケイソウ     −
コバンケイソウ     −
ミクロキスティス    34 ネンジュモsp     −
アファニゾメノン     − アファノカプサ     −
アファノテーケ     −
アナベナsp     − ユレモ     −
クロオコックス(藍藻)     − クロレラ 確認せず
 
ゾウミジンコ   404 ネコゼミジンコ   963
ミジンコ    20 ノープリウス幼生   202
コペポディド幼生   175 ケンミジンコ   263
ヒゲナガケンミジンコ    67 ミジンコsp'     −
オナガミジンコ     7 カブトミジンコ     −
タマミジンコ     − ノロ     −
シカクミジンコ     −
シダ     − トガリネコゼミジンコ     −
スカシタマミジンコ     − ヒラタミジンコ     −
マルミジンコ     − ハリナガミジンコ     −
ゾウミジンコモドキ     − コドネラ     −
ハネウデワムシ    61 ツボワムシ    67
フクロワムシ     − カメノコウワムシ     7
ミツウデワムシ     − ヨツウデワムシ     −
ヒラタワムシ     − アクチノスフェリウム     −
コシブトカメノコウワムシ     − コシボソカメノコウワムシ     −
トゲワムシ     − テマリワムシ    384
ネズミワムシ     − ツメナガネズミワムシ     −
フタオワムシ     − スジワムシ     −
ハオリワムシ     − ハナビワムシ     −
ハルテリアsp     − カルケシウム     −
ゾウリムシsp     − タイヨウチュウsp     −
 
  あとがき 今回は,前回の6397個体から9548個体増加(2.49倍)しました。
 今回はボルボックスの個体数が大幅に増加していました。ボルボックスは夏に現れるプランクトンなので、これには30℃を超える高い気温が影響しているのではないかと思われます。

   やさしい日本の淡水プランクトン図解ハンドブックを参考にさせていただいています。
 この調査は,文部科学省スーパーサイエンスハイスクール2011年度研究助成を得て行っています。