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スーパーサイエンスハイスクール

サイエンスキャラバン2009(12月19日)

 東京工業大学が全国の進学校を回って、理科系の学問・研究の普及・紹介のために実施している「サイエンスキャラバン」を、昨年度に引き続いて本校で実施していただきました。SSH選択生徒の他にも希望する生徒、保護者の方が聴講しました。
 今年は2名の先生にお越しいただき、それぞれ約40分の講義をいただきました。  

 桜井 進 先生(東京工業大学世界文明センター・フェロー)
    『雪月花の数学〜日本の美と心を繋ぐ白銀比〜』
 白銀比。その値はルート2、すなわち約1.4。この白銀比が、日本の建築、華道、俳句などの日本文化の根底に隠されている。なぜ日本にはこの数が現れるのか。日本の美と心を繋ぐ白銀比の謎に迫る。

 高橋 世織 先生(東京工業大学世界文明センター・特任教授・文芸評論家)
    『科学と文学の融合〜地球温暖化問題に応える宮沢賢治と寺田寅彦』
 地球温暖化問題という難問に対しては、理系・文系すべての知恵とセンスが必要となる。全人類の幸せを希求した童話作家、地球物理学者防災科学の先駆者・寅彦の神髄に迫る。

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