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スーパーサイエンスハイスクール

理化部 堺市大産業祭への参加(10月23日)


 平成22年10月23日(土)に堺市産業振興センターにおいて堺市大産業祭が催されました。本校理化部生徒16名が参加し、来場者(主に保護者同伴の小学生)に「サイエンスマジック」と題して、以下の演示実験を行いました。

 1) 時計反応
    ヨウ素デンプン反応の青紫色がついたり消えたりする反応。

 2) 真空実験
    風船を真空中で膨らませました。

 3) ルミノール反応
    ルミノール試薬により青白い光が生じる反応。血痕で反応するので、警察の科学捜査でも使われている。

 4) 信号反応
    容器を振ることにより、溶液中の黄色のインジゴカルミンが、空気中の酸素で酸化され、緑色になる。
    静置しておくと、溶液中のブドウ糖で還元され、赤色、黄色と変化していく反応。

 5) 吸熱反応
    手のひらにのせた硝酸アンモニウムの白い粉が水に溶けるときに、手から熱を奪い、手が冷たく感じる反応。

 6) 亜鉛メッキ
    銅を亜鉛の溶けた溶液につけると、銀色になる。これを加熱すると金色になる反応。
    5円玉や金管楽器に使用されている銅と亜鉛の合金(黄銅)をつくる反応。

大産業祭大産業祭

生徒の感想
○科学的な内容を子どもたちに説明するときに、わかりやすい説明をするための努力が必要であると感じた。また、子どもたちに理解してもらえるととてもうれしく、来年度も是非したいと思った。
○来場者の年齢に合わせて、わかりやすくリラックスして説明できたと思います。
○小学生に対する話し方が身に付いた。
○来場者に説明することで、自らも学ぶことができた。もともと人前で話すことが苦手なのでこういった経験は僕にとって重要だと思う。