本校は、将来の地球や人類を救う高い使命感や志を育てることを、SSHの目標としていますが、地球規模でのエネルギー問題や新エネルギー、ユビキタスエネルギーの最先端技術への興味を高めさせ、人類のエネルギー問題の解決に貢献できる人材を育成するため、財団法人大阪労働協会の協力を得て、以下の取組みを行いました。
(1)日 時 平成22年11月16日(火)15:30〜16:30
(2)場 所 本校の北館3階PC教室
(3)講 師 独立行政法人 産業技術総合研究所
関西センター所長代理 兼 ユビキタスエネルギー研究部門長
博士(工学) 小林 哲彦 先生 (本校26回生)
(4)対 象 1年生の課題研究選択生徒
(5)テーマ
環境・エネルギー問題解決に貢献する蓄電池・燃料電池、ユビキタスエネ
ルギー技術の役割
(6)内 容
地球温暖化の原因のひとつとされる「化石燃料」に頼らないエネルギー研
究についての講義。蓄電池、燃料電池の原理・役割を知り、またユビキタスエネルギー技術という最先端技術の講義。「省エネルギー」や「再生可能エネルギー」導入の意義を学びました。
生徒は、人類の深刻なエネルギー危機を再認識しました。
また、電気・ガス・水道等のエネルギーを無駄遣いしない生活が必要であると感じたようです。
燃料電池の研究等で人類のエネルギー問題解決に貢献している三国丘高校の先輩である小林先生の講義を受けることにより、生徒は小林先生に続いて、自分たちも将来は、エネルギー問題解決に貢献したいという夢を抱いたようです。