登録No. 分類No 種 別 発行日 発行号数 大阪府盲資料室蔵
60 A1-60   昭和543 第46・47合併 54年7月 日
全日本盲学校教育研究会
<目 次>
項    目 ページ
全日本盲学校教育研究大会(長崎大会)特集 4
盲教育の回顧と展望 109
<目 次(1)
項    目 氏 名・部・学校 ページ
巻頭言 会長 本間伊三郎  
全日本盲学校教育研究大会(長崎大会)の記録    
盲教育百年宣言   1
文部大臣の祝辞 砂田重民 2
長崎大会を終って 長崎盲学校長 本多岩根 3
研究大会への提言と感想   4
全体会の記録   26
分科会の記録   37
国語部会   37
美術図工部会   47
音楽部会   55
理療部会   65
点字部会   77
進路指導部会   84
視聴覚部会   93
「盲教育百年宣言」起草の経緯について   102
資料   104
盲教育の回顧と展望   109
国語部会
テーマ
1.表現力を養うための効果的な指導法について。 〜文字能力を含めて〜
2.読解力を高めるための読書指導について(古文を含む)。
研究発表 所属 氏名
1.表現力を高めるための詩の指導 旭川盲 平出俊次
2.能力に応じた作文の段階的指導の系統案の作成 秋田盲 阿部道子
3.視覚語い調査からその実態を把握する 沼津盲 太田偉代
4.視覚障害者として言語表現能力をいかに高めるか 奈良盲 小嶋真人
5.表現能力を養うための効果的な指導法について ―1年余りの文字指導をふり返って― 島根盲 寺岡佐賀美
6.点字の古文表記とその望ましいあり方について 筑波大附属盲 小林一弘
  筑波大附属盲 塩谷治
7.読書力を伸ばすための指導はどのようにすればよいか 富山盲 谷内正史
8.読解力を高めるための読書指導。 ―中途失明者における点字指導および読書のすすめかた、読解力の指導― 滋賀盲 原田暎子
9.読解力を高める読書指導ついて 高知盲 安井章子
10.読解力を高めるための読書指導ついて 宮崎盲 黒木智一
助言者 (前福岡県立福岡盲学校長) 中山正
助言者 (長崎県教育委員会指導主事) 一瀬栄次
司会者 (熊本県立盲学校) 船津法行
司会者 (大分県立盲学校) 平山喜信
記録者 (長崎県立盲学校) 高塚栄子
記録者 (長崎県立盲学校) 南教子
参加者 68名
美術・図工部会
研究テーマ
1.彫塑表現に意欲をもたせ、その技能を伸ばすための指導について。
2.鑑賞能力を高めるための指導について。
研究発表 所属 氏名
1.彫塑表現に意欲をもたせ、その技術を伸ばすための指導について ―土を通して― 福井盲 渡辺豊
2.彫塑表現に意欲をもたせ、その技術を伸ばすための指導について 鶴岡盲 谷口奈美子
3.粘土による表現の多様性を求めて ―円筒による型づくりを中心に― 千葉盲 酒匂明彦
4.彫塑表現に意欲をもたせ、その技術を伸ばすための指導について ―意欲的な粘土彫塑製作のための試みについて― 岡山盲 樋口守
5.全盲児の表現力を高めるための彫塑指導について 香川盲 上原恭子
6.彫塑表現に意欲をもたせ、その技術を伸ばすための指導について ―イメージの明確化と表現についてのこころみ― 鹿児島盲 古市鋼男
7.図工科の鑑賞能力を高めるために 名古屋盲 永津茂朗
8.鑑賞力を高めるための指導について 大阪府盲 奥本喜一郎
助言者 (武庫川女子大教授) 岡正一
助言者 (長崎県立美術博物館学芸課長) 高崎奨
司会者 (福岡県立福岡盲学校) 松永寛
司会者 (福岡県立北九州盲学校) 待鳥博人
記録者 (長崎県立盲学校) 田島慶子
記録者 (長崎県立盲学校) 山口蔦子
参加者 44名
音楽部会
研究テーマ
1 能力差の大きい児童・生徒に対する効果的指導について ―重障児(生)学級を含む―
2 楽譜の指導について
研究発表 所属 氏名
1 重複障害生との音楽活動の試み ―恒例行事「B組音楽会」開催の中から― 秋田盲 佐藤朝子
2 能力差のはげしい学級の指導はどのようにしたらよいか ―リズム及び身体表現を主とした小学部重複学級の指導― 千葉盲 有田則子
3 能力差のある児童・生徒の指導法はいかにあるべきか ―クラッシック音楽の鑑賞指導について― 沖縄盲 新城哲夫
4 盲学校の音楽教育 ―楽譜指導― 静岡盲 山崎忠之
5 徳島盲における楽譜指導の問題点とその解決への糸口 徳島盲 塚本秋弘
6 点字楽譜の基礎指導について 神戸盲 高野一雄
7 楽譜指導について ―アンサンブルにおける点字楽譜の指導― 山口盲 高尾洋子
助言者 (筑波大学附属盲学校教頭) 林祐次
助言者 (長崎県教育委員会指導主事) 大崎定京
司会者 (福岡県立柳河盲学校) 椿憲一
司会者 (熊本県立盲学校) 相見正路
記 録 (長崎県立盲学校) 浜口恵子
記 録 (長崎県立盲学校) 安永彰子
参加者 49名
理療部会
研究テーマ
1.保健理療実習の取扱いについて
2.下肢痛の臨床
3.理療科における観察検査法の指導について
4.自由
研究発表 所属 氏名
1.保健理療実習の取扱いについて 北海道高等盲 沢田勝昭
2.実習Uの取扱いについて ―保健理療科の校外実習について― 松本盲 若林栄
3.「日本あん摩」の「アジ」と「力の方向」 三重盲 中山弘一郎 西村一雄
4.あん摩実技遅進者の技能向上の為の一考案 熊本盲 新城重之 久松寅幸
5.下肢痛の機能検査法 ―膝関節障害における徒手検査法― 高田盲 関井康男
6.下肢痛の臨床 ―膝関節障害の臨床の場における観察検査法を中心に― 宮城盲 佐々木喜昭
7.下肢痛の臨床 松山盲 菅正起
8.下肢痛の臨床 ―膝の痛みに関する臨床研究― 千葉盲 三神正文
9.観察検査法の指導について ―視覚教材の作成を中心として― 山口盲 原田逸夫
10.鍼(鍼電極パルス通電刺激装置)によるガストリン,血清アミラーゼ,血清リパーゼに及ぼす影響について 新潟盲 富山義鉄 渡辺利喜男
  新潟盲 和田光雄 小西明
11.本校における校外臨床実習について ―その現状と問題点― 大阪市盲 原田輝男
12.病院におけるはり治療の実態調査について 文京盲 宮島和
助言者 (筑波大学教授) 芹澤勝助
助言者 (国立療養所長崎病院呼吸器科医長) 中西啓
司会者 (佐賀県立盲学校) 高橋靖明
司会者 (佐賀県立盲学校) 矢川嘉明
記録者 (長崎県立盲学校) 畑原正司
記録者 (長崎県立盲学校) 村林英信
記録者 (長崎県立盲学校) 小野一郎
記録者 (長崎県立盲学校) 妙中良次
記録者 (長崎県立盲学校) 馬場達人
参加者 100名
点字部会
研究テーマ
1.中途失明者に対する初歩の点字指導について
2.点字タイプライターによる学習のあり方について
研究発表 所属 氏名
1.点字能力発達の諸条件 ―中途失明者を主とする― 岐阜盲 越沢洋
2.本校における中途失明者に対する初歩の指導について 大分盲 久賀一二
3.本校における点字使用者の読み書き能力の実態から 岩手盲 桜井政太郎
4.中学部における点字の読み書きの学習指導について 京都府盲 永井昌彦
5.ニ点間識別域と読み速度の関係について 石川盲 松井繁
6.点字による漢字入力と点字情報処理 筑波大附盲 長谷川貞夫
助言者 (国立特殊教育総合研究所視覚障害部盲研究室長) 木塚泰弘
助言者 (日本ライトハウス点字出版所長) 宮田信直
司会者 (福岡県立柳河盲学校) 小野山辰之助
司会者 (大分県立盲学校) 野田勝也
記 録 (長崎県立盲学校) 植田文人
記 録 (長崎県立盲学校) 吉見文子
参加者 71名
進路指導部会
研究テーマ
1.大学進学対策の効果的なすすめ方について
2.重度・重複障害児童、生徒の進路保障について
研究発表 所属 氏名
1.大学進学対策の効果的なすすめ方について 文京盲 直居鉄
2.重複障害児の進路指導について 札幌盲 宮崎義宏
3.重度重複障害児童・生徒の進路保障について 福島盲 柏谷勲
4.進路指導のうえで重度重複障害生徒の社会生活援護担当の課題 文京盲 鴨下長治
5.重度・重複障害児童、生徒の進路保障について 和歌山盲 井関奎一
6.淡路盲学校保健理療科に在籍する重複障害生徒の進路保障を目指して 淡路盲 清水英郎
7.本校における重複障害児童生徒の進路にかかる問題点について 鳥取盲 西脇哲郎
8.重度重複障害者の進路指導について 柳河盲 野口政幸
  柳河盲 池田精治
9.理療の実情からみた進路指導の一展開 浜松盲 荒木達雄(研究)
  浜松盲 鈴木篤(発表)
助言者 (東京都心身障害者福祉センター所長) 原田政美
助言者 (長崎県立有馬商業高等学校教頭) 山下英樹
司会者 (鹿児島県立盲学校) 隅元信哉
司会者 (宮崎県立盲学校) 鎌田敏子
記 録 (長崎県立盲学校) 大久保真理子
記 録 (長崎県立盲学校) 森田武子
参加者 83名
視聴覚部会
研究テーマ
1.能力差の大きい児童・生徒に対する視聴覚教育のあり方について
2.学習用の各種補障機器の効果的な活用について
研究発表 所属 氏名
1.ひとりひとりを生かす視聴覚教育 ―小学部4年生テレビ学習を通じて― 千葉盲 桜田勝
2.能力差の大きい生徒に対するテープの活用について 兵庫盲 山賀重政
3.視聴覚教材を利用しての興味ある地理学習の展開 北海道高等盲 三上洋一
4.全盲生運動・感覚訓練用音源装置の利用 山形盲 竹田昭彦
5.本校における録音図書・教材(カセットテープ) 岡崎盲 浅岡孝知
6.VTRを利用した体育学習 広島盲 有田誠
  広島盲 佐々木千代則
7.障害児教育と視聴覚教育 沖縄盲 比嘉幸太郎
助言者 (筑波大学教授) 大内茂男
助言者 (長崎県教育センター指導主事) 山城正一
司会者 (鹿児島県立鹿児島盲学校) 松村純一
司会者 (沖縄県立沖縄盲学校) 比嘉幸太郎
記録者 (長崎県立盲学校) 末永栄子
記録者 (長崎県立盲学校) 有田怜子
参加者 58名
<目 次(2)
項    目 氏 名・部・学校 ページ
回顧    
―私のかかわってきた盲教育―    
雑感 大津孝成 115
失明者として歩いた盲教育への道 河野憲利 116
努力即権威 中山正 118
寄宿舎の運営について 関家仁寿 119
ブラスバンド編成消長記 久米田佐敏 122
戦前から戦後への在職26ヶ年の盲教育の回顧と反省 後藤博 124
光ある闇のなかに 笹野儀一 125
盲学校雑感 福本礼一 127
私の歩んで来た盲教育 福永中 128
点と星 今井秀雄 129
私の希望すること 根岸寛 131
大阪市盲学校時代の思い出 森本清 132
盲教育において私の学び得たもの 中林左近 134
盲学校今昔物語 松本富穂 135
温古知新 赤坂一 137
盲教育 ―思いつくままに― 内藤昌平 138
わが国最初の盲児施設を 西原正則 140
追想 今川勇 142
視覚障害児の完全就学を希って 仲条勇一郎 144
義務制の発足とともに 小林正三 146
私の反省と期待 片岡好亀 147
往時を顧みて 小杉茂作 149
おくれている理療教育 田口安喜 151
体力作りに 渡辺武夫 152
最も力を尽した事 内山武志 154
発想の転換 三須淳 155
疎開の思い出 中嶋巌 157
思い出の記 見明音 158
盲教育思出話 小井戸代次郎 160
後輩に期待するもの 大野秀男 161
所感 木野孝雄 163
思い出 岡村正平 164
昔をかえりみて 野本光弥 167
点字楽譜あれこれ 志賀静男 168
所感 林田廣 169
私のかかわってきた盲教育 石垣惟一 170
30年の懐古 米山知譲 172
私のかかわってきた盲教育 小川徳太郎 173
重複障害者の手紙 栗原光沢吉 174
最初の教え子多田一義たち 小野里甫 176
かえりみて 吉江吉保 177
努力又努力 青木陸輔 179
盲学校経営上の問題点 安一郎 180
統合教育の問題点 荒木榛一 182
盲人を世の光に 鈴木栄助 183
当時を顧りみて 円谷浩之助 185
盲教育30年の思い出 大堂他人 186
展望    
―職業的自立と盲学校教育―    
  沖縄盲 比嘉幸太郎 189
  鹿児島盲 土井吉郎 190
  大分盲 平山喜信 192
  熊本盲 志柿末雄 195
  松山盲 二神寛一 197
  香川盲 豊島道弘 間島理 199
  山口盲 安藤嘉英 200
  鳥取盲 生駒勇太郎 202
  神戸盲 畠田武彦 203
  大阪市盲 岩鼻啓三 205
  大阪府盲 松原勝美 207
  石川盲 田辺建雄 211
  松本盲 桜井俊二 212
  文京盲 白木幸一 213
  群馬盲 工藤昭司 215
  宮城盲 中村四郎 216
  北海道高等盲 首藤宣昭 218
―重度・重複障害児(者)教育― 長崎盲 石橋英雄 220
  柳河盲 平田繁喜 221
  福岡盲 木藤政博 223
  北九州盲 池田信子 224
  広島盲 菊間整三 226
  岡山盲 川野治朗 227
  兵庫盲 土居孝夫 229
  和歌山盲 地阪礼子 230
  京都盲 大槻泰人 232
  滋賀盲 川幅善久 234
  岡崎盲 服部修 236
  浜松盲 溝口正 237
  福井盲 若栗輝一 238
  新潟盲 斉藤千治 240
  長野盲 太田朝夫 242
  山梨盲 野田寳春 243
  平塚盲 横山純雄 244
  訓盲院 今村鎮夫 246
  横浜盲 上浦孝雄 247
  葛飾盲 249
  久我山盲 中田和元 250
  埼玉盲 磯部正博 252
  栃木盲 旭明二 253
  茨城盲 野沢順正 255
  福島盲 佐藤幸雄 258
  鶴岡盲 菅原武威 259
  岩手盲 研究班 261
  函館盲 中川カヅ子 262
  帯広盲 祖田耕太郎 263
  旭川盲 宮田誠 265
―これからの盲学校教育の最重要課題― 宮崎盲 中野初躬 266
  高知盲 渡辺亨 268
  徳島盲 270
  島根盲 太田源六 271
  淡路盲 白水祥文 273
  奈良盲 灰藤忠雄 275
  三重盲 中山弘一郎 276
  岐阜盲 越沢洋 277
  名古屋盲 桜井利男 280
  豊橋盲 中村亮 281
  静岡盲 入川勝男 282
  沼津盲 石田友信 284
  富山盲 森秋子 285
  高田盲 市川信夫 288
  付属盲 浅海福子 289
  八王子盲 井地清太郎 291
  千葉盲 橋本通 292
  山形盲 毛利雄彦 294
  秋田盲 佐々木正弘 296
  函館盲 酒井宏三 297
  札幌盲 伊藤勇 299
事務局だより   301
編集後記   302