府工歴史ギャラリー

[13] むかし府工に軍馬600頭がきた

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府工南側の道に積まれた丸太を、生徒が北に向かって運んで
いるところ。

 昭和12(1937)年8月、府工グラウンドに軍馬600頭の応急
馬小屋が建ち、さしものグラウンドも馬で一杯になった。中には
逃げ出して御陵通を仁徳陵の方向へ走り出す馬もあり、誰かが
「放馬」と叫び、軍人さんが馬に乗って追いかけていた。

 軍馬が出征した後、わらと馬糞の掃除が大変で、夏の時期で
もあったので、職員室や教室は大量のハエが飛び回っていた。

 その後2回も陸軍からグラウンドを使うとの指令があったが、さ
すがに3回目のときは、運動場の整地が進んでいたので小山校
長先生が当局に掛け合い、場所を変えてもらった。
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