決勝戦は私学の強豪、商大堺高との対戦。中盤５回には２対１と逆転して、なお満塁と意地を見せたものの及ばず。後半はスタミナが切れたのか、残念ながら逆転で敗北を喫しました。試合経験の差や練習量の違いはあるでしょうが、ヒット数では互角に渡り合う自慢の打線、一人で投げ抜いたエースと盛りたてる守備陣など、日頃の成果が存分に発揮された試合でした。ただ、３度の満塁、残塁が17とここ一番での勝負強さに課題を残しました。しかし、決勝に来るまでには三国丘高校や高石高校といった近隣の熱心な学校にも競り勝ち、選手たちも練習の取り組みの大切さを痛切に感じたことでしょう。
　会場には保護者や先生方、女子生徒やＯＢたちも多数つめかけ、選手の一挙手一投足に熱い応援を送ってくれました。こんなに多くの声援の中でプレーできる選手たちは本当に幸福者です。来年は「私学に善戦ではなく、撃破できるチームになろう」と誓い合いました。

７回コールドゲーム