大阪府立城山高等学校(全日制課程)

 

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2008.1.4

池田市立北豊島小学校にビオトープ池を移設しました

 

本校園芸科は大阪府立園芸高等学校に機能統合されます。本校園芸科の3本柱である有機農業、DNA解析およびビオトープに関するハードおよびソフトが移管されます。花博協会・毎日新聞社と連携しておこなっている生態園づくりについても移管されることが決定しました。そのため平成19年度の生態園づくりにつては園芸高校の近くにある小学校を選定するとともに、本校と園芸高校が共同で生態園づくりをサポートすることになりました。箕面自由学園小学校についてはバタフライガーデンを、池田市立北豊島小学校についてはビオトープ池を移設することになりました。

 平成19年1月から本校のビオトープ池の撤去を開始し、3ヶ月をかけて防水シートを撤去ことができました。防水シートの上にのせた土の除去は困難を極めました。防水シートに穴を開けないように、慎重に土を除きました。

 平成20年1月12日に、小学校のビオトープ池予定地に生えている樹木を抜き取り、移設し、この場所にユンボで池を掘り、防水シートを敷き詰めました。池の底に直接防水シートがあたると、シートに穴が開く恐れがあるため、本校で最初に造ったビオトープ池に使用した防水シートを敷き、その上に撤去した防水シートを敷きました。ビオトープ池の設置場所が狭いため、小学生に防水シートを敷いてもらうことは難しいと判断しました。そこで、大人5人で敷き詰めました。

 平成20年1月18日に小学4年生3クラスがクラスごとに池づくりを行ってもらいました。まず1クラスは池の中に土を入れる作業を行いました。次のクラスは池の斜面部分に石を並べてもらい、その上に土をのせました。さらに護岸にも土を入れました。なお、護岸には50cmコンクリート平板を敷き詰めました。これは本校草花温室の通路に使われたいたものを本校の生徒が撤去したものです。3クラス目は池の斜面を移植ごてで叩きました。また、池のそばにある長さ10m幅1mの花壇2ヶ所も耕しました。これらの花壇およびコンテナの草花植栽は園芸高校が担当されます。

 最後に校長先生と児童たちが池の護岸に並び、注水式を行いました。

 本校は閉校になるため、これらの小学校の生態園に関わることはできませんので、園芸高校に引き継ぎたいと思います。

 

 

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