大阪府立城山高等学校(全日制課程)

 

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2008.3.6

最後の宅配便

 

 いつのころか、「城山高校といえば、バタフライガーデン」と呼ばれるようになり、北は北海道から南は鹿児島県まで宅配便でバタフライガーデン用の植物を無料で配布しています。

生徒達はダンボールいっぱいに食餌植物や吸蜜植物を詰め込み、着払いの用紙に住所等を記入し、学校の下にあるコンビニに持っていきます(送料のみ負担してもらっています)。  

 平成18,19年度の担当は岩波周治君と杉浦賢二君でした。総合実習や課題研究の授業のたびに、一輪車にダンボールをのせ、持っていってくれました。

 数日後にはお礼の手紙や中には生徒達に食べさせてくださいという手紙の入ったお菓子が送られてくることもたびたびありました。反対に返事も送ってこない人もいました。

 平成20年3月6日、本校で最後の宅配便を送りました。送り先は群馬県高崎市で、カッパピアランドという遊園地あとにチョウチョウランドを造られます。ここには総数で20回以上苗を配布しました。最後の苗はマルバアオダモとブッドレアでした。

 現在苗圃にはわずかの苗しか残っていません。これらの苗は箕面森町に造っている昆虫の森に行きます。これで本校が10年間にわたり行ってきたバタフライガーデン用植物の配布活動が終了になります。

 

 

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