大阪府立城山高等学校(全日制課程)

 

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2007.10.2728

大阪府産業教育フェアで園芸科の生産物を販売

 

 「城山高校といえば有機農業」、「有機農業といえば城山高校」と呼ばれるほど、本校の有機農業は全国的に有名になりました。

 本校にとって最後の大阪府産業教育フェアでは、本校の十八番である有機野菜を中心とした農場生産物としてハクサイ、ダイコン、ミズナ、キクナ、キャベツ等の生産物と食品加工でつくったクッキーを販売いたしました。

 特にハクサイ、ダイコン、キャベツ、ミズナなどのアブラナ科野菜はヨトウムシ、アオムシ、カブラハバチ、ダイコンンサルハムシ、キスジノミハムシ等が発生し、殺虫剤を散布しないと、とても売り物にならないといわれています。本校では木酢液、竹酢液、ニーム(インドセンダン)抽出液、クララ抽出液を散布しています。これらは害虫忌避効果が高いため、害虫の発生をかなり抑制することができます。これだけでは十分な防除効果が上がらないため、捕殺法で害虫を防除しています。捕殺法とは野菜に発生した害虫を手やピンセットで取るという極めて原始的な方法です。こんな方法で害虫を防除できないと思われがちですが、かなり効果が期待できます。

 大阪府産業教育フェアでは農薬を使用したものとほとんど変わらない品質の野菜を販売し、大変好評でした。来年度もぜひという声も聞かれましたが、今年限りということで大変残念がっておられるお客さんもいらっしゃいました。

 

 

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