大阪府立城山高等学校(全日制課程)

 

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2006.7.28新梅田シティのバタフライガーデンづくりに協力


 本校園芸科では15年前よりバタフライガーデンの研究と普及活動に取り組んでいます。校内にもバタフライガーデンを造っていますが、多くの小中学校、保育園、幼稚園のバタフライガーデンづくりにも協力しています。苗圃には常時3000ポットの食餌植物と吸蜜植物が並んでいます。

 本校はあと1年少しで閉校になりますが、これらの苗の処分が問題になりました。そんな時、兵庫県伊丹市公園緑地課の方が来校され、笹原公園にバタフライガーデンを造る計画があり、本校に苗の配布依頼がありました。さらに大阪府土木部河川課の方が来校され、狭山池公園にバタフライガーデンを造る計画があり、伊丹市と同様の依頼がありました。両公園ともバタフライガーデンに植栽する植物が準備できないため、本校に依頼されました。これらの植物は野生植物が多く、ほとんど市販されていないのが実情です。

 さらに大阪の中心部梅田スカイビルの公開緑地(新梅田シティ)に2,000uのバタフライガーデンを造る計画が持ち上がり、ここにも本校から苗を配布することになりました。2tトラック4台分、1500ポットの苗と2tトラック1台分のしいたけほだ木廃材1台分を配布しました。上記の公園にも2tトラック1台分づつ配布しましたので、苗圃にはわずかの苗しか残っていません。これらの3ヶ所に苗を配布しなければ、廃棄処分せざるをえなかったと思います。ただ、ナラガシワやクロツバラ、クロウメモドキのようになかなか手に入れることのできない植物もあったので、これらのところで使用していただき、感謝しています。 7月28日には完成式典が行われ、本校の小山校長が来賓として招待され、テープカットも行われました。

 

  


 

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