初夏の花2つ


まだまだ気づかずに見逃していた花はありますね。
今回は、初夏の花を2つ紹介します。撮影はいずれも5月25日です。

ミヤコグサプール前の斜面にて

 花はあまり大ぶりではないのですが、黄色がとても鮮やかなので、遠目にも目立ちます。
 

 名前の由来は、京都にたくさんあったからということのようです。ホンマかいなと思うのですが、よく分かりません。万葉などの古い時代の古典には全然出てこないのは確かです。あるいは、中世以後に帰化したものかも知れません(京都の耳塚近くに多かったという情報もあり、とすると朝鮮から?という考えも成り立ちますが..)


ナワシロイチゴ府道沿い南側の石垣にて

 以前に、春の(美味しい)野イチゴとしてクサイチゴとモミジイチゴをご紹介しましたが、このナワシロイチゴ(苗代苺)も同じような味です(実ったらまた写真をのせます)。それで目をつけていたのですが、花の形が面白いことに気づきました。

 

 ご存じのようにイチゴはバラ科に属しますが、このナワシロイチゴの花は、ものすごく小さいですが、バラそっくりな形をしています。色も、他のイチゴは白いのですが、「バラ色」です。
 摘んで帰って部屋に飾ればきれいだと思ったのですが、後の楽しみ--実--のことを考えて、そのままにしておきました(^^;



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