大阪府立城山高校・放送部のページ ・過去の作品
「四つ目のゴミ箱~大王鬼神」
(1998年度2学期制作)
このテーマは、もとは6月の高校放送コンテストのアナウンス原稿のものでした。その原稿は、前半部分をこのビデオの冒頭にそのまま使われています。
みなさん、我が校のごみ箱は、今年から四つに分けられています。新しくプラスチックやビニールを分けることになりましたが、それはなぜだか覚えていますか。
プラスチックやビニールは、燃やすと紙の何千倍ものダイオキシンが発生します |
番組では、教室のゴミ分別が全然できていないことを映像で紹介します。
これは「燃やせないゴミ」なのですが、ビニール・プラスチックなどなど、メチャクチャです。
インタビューをしてみましたが、分別については知っていても、なかなか実行できていません。またダイオキシンについても、あまりよく知らないようでした。
映すためにゴミ箱を動かすと、上にあふれるようにのっていたゴミの一つがが床に落ちて「コーン」という音が響きました。情けない音で、笑えました。
また、文化祭で上映した時には、どこのクラスかが(自分たちは)分かるので、「あ!あれはウチのクラスだー!」という声があがっていました。反省してほしいものです(笑)。
ダイオキシンの恐ろしさは、非常に少ない量が問題になるということです。この画面にもあるように、「ピコ」は100万分の1の100万分の1、数字にすると1000000000000分の1です。ダイオキシンが問題になるまで、この単位を耳にすることはほとんどなかったはずです。
能勢町がこの問題で有名になり、能勢町と豊能町が紛らわしい?ため、ウチの学校の先生や生徒が「大丈夫?大変やったねぇ」と言われることが多かったです。城山高校と能勢高校はかなり離れているんですが…。
ダイオキシン問題の大事なことは、私たち自身が、被害者であると同時に加害者でもある点です。私たちの生活がダイオキシンを生んでいるのです。
まずは身近なゴミ分別から。みんなで、4つ目のゴミ箱を活躍させてあげましょう。
左の画像はペイント効果を使っています。
右の画像はエンディングですが、「缶」はもちろん「完」のシャレです。ウケはイマイチでしたが。
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