三年前、はじめてこの城山高校の坂を上り、私たちの学校生活が始まりました。
思い返せば、最初は朝早く起き、学校へ登校するのがつらく、これが三年間続くかと思うと同時に、入学当初は何をどうしたら良いのかまったくわからず、周りに合わせるのが精一杯で、これから先どうなるのかと、とても心配でした。
しかし、数ヶ月もすると友だちもでき、学校生活にも慣れてくると、そんな不安も心配もすっかり忘れていました。そして、日々の授業はもちろん、毎年行われる体育祭・文化祭などの行事はとても楽しく、なかでも2年生で行った東京での修学旅行は、最終日が台風により、その日の行事が中止となり、そのまま帰ってきましたが、それも今では良い思い出です。
そんな思い出に残るこの城山高校が閉校になると言われ、母校がなくなってしまうのはとても寂しいことです。
在校生の皆さん、私たちが卒業し新入生も入ってこなくなり、寂しくなるかと思いますが、残り少ないこの城山高校を盛り上げていってほしいと思います。
そして、悔いのない学校生活を送り、良い思い出をたくさん持って卒業していってください。
最後になりましたが、保護者の皆さん、先生方、今まで私たちを見守っていてくださり、本当にありがとうございました。
これをもって答辞とさせていただきます。