令和7年度 第19回滝井セミナーの質問と回答のページ

アンケートのご回答ありがとうございました。



参加者の方からの質問に対するドクターの回答集

<病名 起立性調節障害>

質問 1

診断を受けた生徒の校内対応について

回答 1

・体調不良時は体を横にして、可能であれば脚を少し上げた状態で休ませる。

・可能であれば、水分摂取を促す。


質問 2

薬物療法の効果について

回答 2

・効果が表れるまでは2週間から1か月程度必要だが、症状によっては効果が十分に得られないこともある。

・非薬物療法(水分摂取や運動)が確立していない場合、薬物療法の効果が十分に得られない。



質問 3

フォローいただける医療機関一覧について

回答 3

・医療機関一覧はない。

・子どものこころ専門医や日本小児科医会認定子どものこころ相談医、日本小児心身医学会認定医を参照のこと(各ホームページに掲載されている)


質問 4

登校刺激について

回答 4

・登校を拒否している場合、無理につながろうとしなくてよい。



質問 5

子どもと学校との関係が途切れている場合について

回答 5

・保護者との関係が途切れないようにしてほしい。


質問 6

診断された子どもは、水分摂取や運動などの重要性について説明を受けているか

回答 6

・当院では必ず指導を行っている。他院のことは回答できかねる。



<病名 発達障害>

質問 7

薬物療法について

回答 7

・即効性のあるものについては、1時間以内に効果がみられる。

・薬物を少量から漸増するものでは、効果が得られるまで1か月程度を要するものもある。


質問 8

WISCの結果は成長とともに変化するか。検査を受ける頻度について

回答 8

・変化する場合と変化しない場合がある。

・頻度については学習効果が出るので1年以上開けるという目安はある。


質問 9

ペアレントトレーニングについて

回答 9

・診断がない場合でもトレーニングは可能。



質問 10

通院や投薬を拒否する子ども・保護者への対応について

回答 10

・学校で保護者や子どもに共感的にかかわることが重要である。


質問 11

ルビを打つことは合理的配慮になるか

回答 11

・合理的配慮に当たる。


質問 12

診断されるまでの期間と基準について

回答 12

・診断は、診断基準に沿って行われるため短期間で診断される場合もある。


質問 13

5歳児健診について

回答 13

・5歳児健診は子どもの特性を保護者も園も学校も理解して、子どもがスムーズに就学できるようにするためにある。


※質問・回答は以上です。

令和7年度 第19回滝井セミナーのご参加ありがとうございました。