槻の木高等学校
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■ 韓国研修旅行に行ってきました ■
 この度、姉妹校提携をした中央大学校師範大学附属高等学校に本校生徒7名が語学研修と国際交流を目的に訪問しました。

 ■日程:    平成19年8月24日(金)〜8月27日(月)4日間

 ■参加者:  女子7名

 ■研修旅行の目的
   @中央大学校師範大学附属高等学校との姉妹校協定調印
   A中央大学校師範大学附属高等学校の生徒との交流親善
   B英語力の向上(本校生徒)
     日本語力の向上(中央大学校師範大学附属高等学校生)
   C国際理解の促進・多様性尊重の精神の涵養

 8月24日〜8月27日の日程で中央大学校師範大学附属高等学校への研修旅行が実施されました。2年生女子7名が参加し、学校生活やホームステイを通して韓国の人々、言葉、文化に触れました。

 事前学習として韓国語や文化・習慣などを学んだり、中央大学校師範大学附属高等学校での授業に参加したり、参加生徒達は多くのことを学び、研修は大成功でした。

8月24日
 韓国へ出発。ウエルカムパーティで発表するハングルの歌の練習も空港でも欠かせません。
そして待望の韓国に到着。
 想像を絶する姉妹校協定調印式にびっくり!!
歌の勉強中 ついに到着 いざソウル市内へ!
歓迎 日本姉妹校訪問団 調印式を終えて集合写真 ウエルカムパーティ
8月25・26日
 ホスト生と一緒にソウル市内観光。(昨日の夜はワクワクドキドキ)
2日目にして言葉の壁を超えてみんな仲良し。
チャンドックン@正門前 チャンドックンA チャンドックンB庭園にて
韓国の地下鉄 ソウルタワー下で一息 ソウルタワー展望台
8月27日
 中央大学校師範大学附属高等学校で授業参加
1時間目 音楽
2時間目 美術
3時間目 日本語(私たち大活躍!)
美術の授業 美術の後にみんなで写真 新しくなった図書館の説明
日本語の授業での自己紹介 研修旅行についての感想 ソウル市内バスターミナル




韓国研修旅行に参加した生徒の感想です。
 私は、8月24日から27日まで、槻の木高校の代表として4日間にわたる韓国研修旅行へと行ってきました。1日目は前日からの準備などで忙しく、あまり睡眠も取れていなかったせいで体力的に持つかなあ、と不安な部分もありましたが、いざ韓国に着いて生徒たちと交流し始めると、そんな不安も消えてしまいました。韓国の生徒たちは皆すごく親切で、日本から来た私たちを快く受け入れてくれました。
 私がホームステイする家の子は、キム・ヒョンスクという女の子でした。ヒョンスクはとても日本語が上手な子で、研修旅行中、私はほとんど日本語を使ってヒョンスクとコミュニケーションをとっていました。今回、私にとって人生で初めてのホームステイということで、大きな不安の一つだった『相手の女の子とのコミュニケーションの図り方』も、たやすく解決しました。
 私もいろいろとコミュニケーションを図ろうと思って、日本からORANGE RANGEのPV集などを持っていきました。ヒョンスクは『花』だけ知っていました。ORANGE RANGEに限らず、他の日本のアーティストも韓国では知られているようで、国を超えて同じ音楽について語ることができるのはすごいことだと思いました。
 私が韓国に行って思ったことは、皆本当に親切であるということです。私たちにいい思い出を作って帰ってもらおうという思いからか、いろいろな面でお世話になりました。ホームステイ先のヒョンスク始め、その家族の方々、他の皆のホームステイ先の子たち、学校の生徒たちなど、とても私にフレンドリーに接してくれて、本当に嬉しかったです。
 たくさんの人たちの支えや協力によって、私はとても楽しい4日間を韓国で過ごすことができました。言葉も違う、住んでいる環境も全く違う、だから習慣も違う、そんな中で『楽しかった』と思えるということは、とてもすごいことだと思います。最初はお互いに遠慮し合って、気付かないうちにストレスなどもたまっていたかもしれません。しかし、最後の2日間は昔から友達であったかのように接することができました。これは私の努力ではなく、全てヒョンスクや周りの方たちの努力のおかげであったと思います。
 今度は10月にお世話になったみんなが日本へホームステイをしに来ます。私はそれを受け入れることになりました。私が韓国へ行って『とても楽しかった』と思えたように、日本へ来る皆にもそう思って、また韓国へ帰ってほしいと思います。
 戦争中、韓国と日本はとても険悪な関係でした。今でもなかなか全てが解決したとはいえません。ただ、こうして戦争を知らない私たちの世代がホームステイなどを通じて国際交流を図り、相手の国の子と仲良くなることはとても大切だと思います。韓国に限らず、他の国にももっともっとこういった試みができればいいと思います。
 グローバル化が重要視されてきた近年、私たちは日本だけではなく他国のことも考えていかなければなりません。その中で、隣の国の韓国にこうして研修旅行に行けていろいろ得ることもありました。本当に良い体験、経験になりました。自分の視野が広がりました。
 最後に、この研修旅行に携わった皆さん、私に関わった皆さん、そしてヒョンスクとその家族、皆にお礼を言いたいと思います。
 楽しい4日間を本当にありがとうございました。

    

 今本当に、韓国に行ってバディであるウンジやたくさんの友達ができ、いろいろな体験ができてよかったと心から思います。
 韓国に行く前は、ホストファミリーの人はどんな人だろう、とか、バディの人と仲良く出来るかなど考えると不安や期待でいっぱいでした。学校で習った韓国語の歌を歌いながら、何回も持ち物を確認したことを覚えています。
 一日目はホストファミリーの家族の人が本当に親切で、元気で、いろんなことに気をつかってくれたことが一番心に残っています。初めてウェルカムパーティでバディのウンジに会った時に、気軽に話しかけてくれて、たくさんの友達を紹介してくれたことが嬉しかったです。これからの4日間が楽しくなるなと思いました。その夜はビビンバを食べて、その後ハンガンという河に行きました。大きな河を、サドルが二個付いている二人乗りの自転車に乗って回りました。その時に、お互いの家族のことや将来の夢のこと、友達のことをいっぱい話しました。話したいことがどんどん浮かんで、片言の英語でも通じ合っていました。この河でのことが、ウンジと仲良くなれたきっかけだったと思います。日本で思っていた不安なんて、一気に消えました。
 二日目は他のホストファミリーのメンバーと仲良くなれた日でした。みんな日本語が上手で、何でも伝えようとしてくれて、私の話も真剣に聞いてくれました。この場には言語の違いなんてなくて、みんなが気軽に話せる友達でした。また、韓国の歴史を学んだり、日本ではありえないほどの長さのソフトクリームを食べました。そしてなんと言ってもカラオケ(韓国語でノレパン)に行ったことが一番印象的です。韓国語を習う時に一番初めに覚えたのがノレパンと言うほど、興味があって行きたいと思っていた場所なのでワクワクしました。何回も日本の歌をみんなで歌いました。本当に楽しくて今でも忘れられない思い出です。
 三日目は研修メンバーみんなで買い物に行きました。韓国の伝統的なお土産屋さんに行き、そこでいろんな物を買いました。その後に大きなショッピングビルに連れて行ってくれました。どれも安くて、目移りしました。その時もウンジやみんなが飽きずに一緒に回ってくれて、本当に嬉しかったし楽しかったです。その夜は最後の晩御飯だったので、プルコギ屋さんに連れて行ってくれました。食べ方などを教わりながら楽しく食べました。少し寂しい気持ちにもなりました。
 四日目は韓国の授業に参加しました。たくさんの生徒さん達が廊下や教室で話しかけてくれて嬉しかったです。みんな笑顔で元気なので、すぐに溶け込むことが出来ました。そしてお別れの時、また会えるからねと話していたのに涙が止まりませんでした。たくさんのありがとうと、感謝の気持ちでいっぱいでした。
 この4日間は長かったようで短かったです。今でも、すべて鮮明に思い出すことができます。この研修を通して、気持ちを伝え合うことや、分かり合うことに言葉なんて関係ないと思いました。片言の英語でも、顔の表情や、少し大げさな身振り手振りと、そして真剣に聞く姿勢で通じ合うものだと思います。友達になるのに言語の壁はないのだと実感しました。また韓国のみんなが日本に来てくれた時も、心から楽しんで、何かを学べるような時間を過ごしてほしいです。私の時以上に歓迎したいと思います。これからも、新しくできた韓国の家族や友達を大切にしたいです。

    

 今回の韓国への研修旅行で普通に旅行に行くのでは経験できないようなことを経験できました。
 まず1日目、空港から学校へ向かっているバスの中から見た韓国の町が日本とあまり変わりがなかったことが印象に残っています。学校はとても広く、調印式はとても盛大で驚きました。ウェルカムパーティではホームステイする家族と対面し、最初は何を話そうかとか通じるだろうかなどと不安もあったのですが、どうにかして伝えようと思って話して、相手も聞こうとしてくれたのでだんだんと会話も増えて、会話への不安はなくなりました。
 ウェルカムパーティが終わってからは、バディの子とその友達二人と一緒にカラオケに行きました。そして夜ご飯はカルビを食べに行きました。ご飯を食べてからは一度ステイ先の家へ帰り、着替えて、10時頃からバディの子とその友達と三人で公園へ散歩に行きました。小さい子どもから大人までこんな夜遅くまで外で遊んでいることに驚きました。川で遊び、その日は12時頃に家に帰りました。
 2日目は朝ご飯の時にはじめてステイ先のお父さんと喋りましたが、すべて韓国語で話されたのであまり理解できず、もっと勉強すればよかったなあと少し後悔しました。韓国へ来るまでに、ご飯の時はお皿を持ち上げてはいけないとか、ごはんはスプーンで食べるなど、と覚えていきましたが、お父さんが目の前でお茶碗を持ってお箸でごはんを食べ始めたのですこし驚きました。でもそのおかげであまり細かいことは気にしなくてもいいと少し安心しました。
 午前中は昌徳宮へ行き、午後からは自由行動で買い物をし、14人みんなでカラオケに行き、最後にみんな一緒に世界に一つだけの花を歌ったときに、どんなに国同士の仲が悪くなっても、絶対にここはずっと平和だろうなあと思いました。夜は清渓川(チョンゲチョン)へ行きました。きれいな噴水があり、たくさんの人がいました。川に足をつけながら色々なことを話し、まるで昔からの友達のように仲が深まったように感じました。
 3日目は朝からみんなで仁寺洞(インサド)へ行き、午後からは東大門へ買い物をしにいきました。事前学習で覚えていた「カッカチュセヨ」(まけてください)が大活躍しました。
 最終日は学校へ行き、授業を受けました。特に印象に残っているのが日本語の授業です。みんなすごく日本語が上手で私もあのくらい韓国語を話せるようになってもう一度韓国へ行きたいなあと思いました。
 すべての授業が終わり、食堂でお昼ご飯を食べ、だんだんとお別れのときが迫ってくると寂しくなってきました。来る前は3泊4日という短い期間なら、帰るときもそんなに寂しい気持ちにはならないだろうと思っていましたが、この3泊4日の間に一緒にいろんな所へ行き、たくさんのことを話し、楽しい時間を一緒に過ごしたことで、すごくすごくお別れするのが寂しくなり、最後はみんなまた10月に会えると言いながらも泣いてしましました。
 この4日間、初めて訪れた国で初めてのホームステイを経験し、不安なことも最初はたくさんあったけれど、自分の言いたいことが伝わったときの嬉しさや、ホームステイ先の家族やバディの優しさに触れたこと、日本にいては絶対に体験できないようなことが体験でき、本当に今回この研修旅行に参加してよかったと思いました。
 来月韓国の生徒が日本に来て、また一緒に過ごせることをとても楽しみにしています。



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