古墳の名前は萱振遺跡(萱振一号墳)といいます。
萱振遺跡は八尾北高校建設に先立って昭和57年12月大阪府教育委員会が実施した
試掘調査によって確認されました。調査では縄文時代から鎌倉・室町時代に至る遺構、遺物がたくさん検出され大規模な複合遺跡であることが判明しました。
特に古墳時代前期の古墳(萱振一号墳と名付けられました。)は注目すべきもので埴輪(はにわ)等が出土しています。

 萱振一号墳は一辺27mの方墳でこれまで河内平野で検出された方墳の中では最大のものであり出土した家形埴輪、鰭(ひれ)付円筒埴輪、靫(ゆき)形埴輪の大きさ立派さから物部氏一族の墓の可能性が大きくなっています。
 
 八尾北高校建設にあたってはこの萱振一号墳を保存するため校舎の位置を変更しさらに文化財公園として整備、生徒が常に古墳に親しめるように配慮されています。

 
 上の写真は1987年モニュメントとして完成した当時の写真。
中心に6本の列柱、周辺に13基の台座を配して古代祭祀場をイメージして作られたそうです。

 そして下の写真が現在の古墳。芝生があり花なども植えてあります。
お昼休みには八尾北生たちの憩いの場になります。

●八尾北高校の敷地内には、なななんと!古墳遺跡があるのです!!



 あああ