『ビオトープ』とは『生物の棲む空間』のことで、ドイツの市民による自然保護活動によってうまれた言葉です。
日本では戦後、河川の護岸工事や水田の減少などで、そこを住処や餌場としていたメダカやホタル、トンボなどの生物も加速的に減少しました。国内でも環境保護活動が盛んになる中で、ビオトープという言葉は『生態系の復元』といった意味で用いられたり、『学校ビオトープ』として学校での環境学習に用いられるようになったりしました。
 八尾北高校では2007年度より環境学習空間としてビオトープが整備され、八尾の食文化体験交流会などを行う場として活用されるようになりました。また、2009年度より、授業『ビオトープで学ぼう』が開講され、ビオトープを拠点にした授業を行っています。数年前までグラウンドとして使用していた場所ですが、現在はクロメダカや数種のトンボなど、池や水田などには様々な生物が定着し、立派な生態系を形成しています。
 これまでの活動の様子や、ビオトープで確認された動植物の紹介などもご覧いただければ幸いです。




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