06 オビカレハの
観察
目的
準備物
実習の手順@
実習の手順A
実習のコツ
注意事項
担当連絡先
生物の目次へ

 <1>
前年度にサクラの木の枝に付いたオビカレハの卵を探し目印を付けておく。
サクラの枝先に産み付けられたオビカレハの卵魂
 <2>
サクラの花が終わるとすぐに卵が孵化し、1令幼虫が巣網の中で集団生活を始めるので、その様子を観察・記録する。
巣網を移動しながら生活するオビカレハ幼虫
 <3>
巣網を移動しながら生活する様子、葉を食べる様子を観察する。
 <4>
幼虫を食べに来る生き物(クモ、アシナガバチ、カマキリ、ヒヨドリ、ムクドリなど)に注目して、継続的に観察する。
 <5>
老熟幼虫は分散し、幹の根元の方へ移動してくるので、割り箸で70%エタノールの入ったビンに入れて殺した後、解剖して顕微鏡で観察する。
オビカレハ老熟幼虫の全形
 <6>
巣網を移動しながら生活する様子、葉を食べる様子を観察する。
 <7>
地面を這っている幼虫を腰高シャーレなどに採集し、蛹になる様子を観察する(蓋をすること)。


このCDの画像・文章・デザイン等の著作権は大阪府教育委員会に属します。