21期生修学旅行 〜長野県菅平高原〜

2月2日 [修学旅行初日]
 まだ明け切らぬ空、午前6時半のJR大阪駅中央口噴水広場前に集合。遅刻者が心配される中、2名が少し遅れただけで、21期生は修学旅行に旅立ちました。
 ホームに滑り込んだ列車は修学旅行団体専用列車。遅れて来た人も乗車には間に合い、定刻7時14分、10番ホームを離れました。
 はやる気持ちとは裏腹に、名古屋駅まではほとんどの駅に停車するという中、初めは皆元気に騒いでいましたが、早起きしたせいか、昼御飯をとってからは、あちらこちらで寝息をたてる者が続出し、2時37分の長野駅到着時には3分の1が寝ているといった状態でした。
 長野駅周辺は2年前のオリンピックのため良く整備され、その中5台のバスに分乗し、菅平高原へと向かう私たちをオリンピックのスケート会場となったMウェイブが暖かく迎えてくれているようでした。
 今年は雪が少ないとかで道には雪はなく、チェーンもなしで予定より30分早く、4時過ぎにホテルやまびこに到着、明日からの講習が行われるゲレンデはホテルのすぐ眼前に白銀の世界を繰り広げ、修学旅行に燃える私達には最高のもてなしでした。


2月3日 [修学旅行2日目]
 修学旅行2日目は、すばらしいカンカン照りから始まった。開講式では不安いっぱいの僕たちを講習のインストラクターの雪焼けの顔が暖かく迎えてくれた。よちよち歩きのペンギンの様な姿で初心者はうまく滑れず、こけたり、止まれなくて暴走したりして大変だったが、皆「おもしろい」「楽しい」と言って、はしゃいでいた。
 しかし、慣れない動きに足が痛くなる人、つってしまう人。でも午後の講習もほとんどの人が元気に参加した。
 夕食後のクラスレクリエーション、花火のクラスは雪山をバックに鮮やかに打ち上がる花火に歓声をあげ、カラオケのクラスは得意な歌で大いに盛り上がり、ゲームあり、餅つきあり、それぞれ級友とのふれあいを感じたことと思います。今日は節分ということで、豆まきをする人もあり、あとかたずけも大変で、ホテルの人にも迷惑をかけてしまいました。
 明日は合同レクでそりレースやカラオケ大会が企画されています。

2月4日 [修学旅行3日目]
 修学旅行は順調に3日目を終わろうとしている。今日も天気に恵まれ、みんなスキーにも慣れて、おもしろくなってきたようです。初心者の班も少し傾斜の高い坂に進み、一部の上級者の班は気持ちよくシュプールを描いているように見えました。夕刻は全体レクレーションとして「そりレース」を実施。楽しいひとときを過ごしました。
 明日はスキー講習の最終日。仲良くなったインストラクターの講習も最後となります。

2月5日 [修学旅行4日目]
 出発前は何日もあるように感じていた修学旅行もあっという間に終わろうとしている。大体の人がスキーをハの字にして滑られるようになっていて、楽しめるようになってきたところなので講習が終わることがとても残念だと思う。
 閉講式のとき1班と4班がデモンストレーションをやることになり、緊張の中みんなにスキーの腕前を披露。転ける人もいましたが、みんなうまく滑ることができ講習を受けた成果を見せました。最後はインストラクターの方々がパフォーマンスを見せてくれて楽しい一日も終わりました。
 最後の講習も終わり、あとは帰阪するだけとなりました。今夜は臨時夜行列車で大阪へ向かいます。
 荷物まとめに忙しいのでこのあたりで・・・・

2月6日 [修学旅行5日目]
 昨夜は各自、部屋を掃除をし夕食を食べてから宿を後にしました。バスの出発の時はインストラクターの方の見送りがあって、みんな最後の別れを惜しんでいました。
 バスは1時間30分かけて長野駅に到着。その後、臨時貸切列車に乗り、約7時間かけて今朝大阪駅に到着。守口北高21期生の修学旅行が無事に終了しました。


原稿:神矢瑞貴 / HP作成:紅蓮瑞貴 / HP編集:亮太