府工歴史ギャラリー

[39] 2期生蹴球班の至宝は誰だ

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 昭和16(1941)年度蹴球班5年生班員。最高学年で
ある彼らは、昭和12(1937)年に入学した2期生。彼ら
の1年後輩である3期生サッカー部員が、会報に記した
文章があるので、紹介してみたい。

 「蹴球班から第1回の先輩として智将西岡、勇将騎西、
至宝勝山、豪快森山、駿走宇野、梶原、闘志の高田、
橋口の八兄を校門より送り出したことは蹴球班の主力
たり推進力であった為大いなる痛手であった。・・・班員
一同伝統樹立にその礎石たらんと努力し一歩一歩と駒
を進めたるも遂に目的成らず次に示すが如き誠に申し
訳ない結果を残して吾等(われら)も亦(また)校門を去
るに及び去らんとして去り難き(がたき)時未だ(いまだ)
悩みの真っ只中にある蹴球班は益々奮闘して・・・・・」

 資料では、6月今宮中に11対0、9月明星商に8対0で
完敗するも、11月今宮中に1対1で抽選負けしている。
最後に「その礎石たらんと努力」した結果が出ている。 
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