今、流れているBGMは、
閉校記念品として制作いたしましたオルゴールつきフォトフレームのメロディーです。


2009年12月14日(月)
校長室にて
           
            
もみじ葉の紅に映えメモリアル
                    永遠にはばたく清き友どち


2010年3月25日(木)
長い間ありがとうございました

一昨年の12月から始めたこの学校長ブログも更新50回を超えこれが最終回です。閉校までの時々のトピックスを綴り何かの記録になればと思います。  
 改修工事、みどり清朋への物品の運び出し、八尾支援からの運び込み、清友の物品の後始末とあわただしい日々です。私も校長室の片付けに奮闘しています。清友のシンボル時計搭はみどり清朋のグラウンドの一角に移りました。通用門からよく見えます。五十周年記念の石碑と梅の木も移設の準備が進んでいます。4階の記念室にも展示棚や校歌の銅版やアルバムや資料を運びました。是非一度訪ねていただければと思います。  
 最後のブログで悲しいお知らせがあります。占春会の第3代会長の河合聿子会長(高女2期生)がさる22日(月)に亡くなられました。3月6日(土)の閉校記念パーティーに出席されご挨拶をいただいたばかりでただただ驚き悲しんでいます。本当に長い間会長をつとめられ清友に対する思いは一入でありました。1月30日の第5代校長佐古廣衛先生のご逝去に続いてのことです。お二人のご冥福を心からお祈り申し上げます。  
  
  皆様、長い間本当にありがとうございました。



2010年3月19日(金)
タイムカプセル

ずっと皆さんにお尋ねしようと思っていたことがあります。それは写真の私製タイムカプセル?です。三田校長時代だと聞くので10年近く前のことですが事務室南側の土の中に埋めてあるのを当時の技師さんが発見されました。それから校長室の隅にずっと置かれていたようです。ネスカフェの瓶の中に更紙の冊子が丸めていれられていますがほとんど炭化していて広げると粉々になってしまいそうです。「修学旅行」の文字があるので修学旅行の冊子でしょうか。「2の10」の文字からは2年10組の生徒のものと思われます。あと手書きのマジックで「1980年12月24日終業式」という文字がはっきりと見えます。30年以上も前に生徒が地中に埋めたものです。どなたか心当たりがありませんか。私も子供の頃、浜の砂の中に何かを埋めた思い出がありますが、結局どこに埋めたか分からなくなりそれっきり。そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。でもこのタイムカプセルは30年を経て存在しています。閉校になる今、私は捨てることが出来ず、みどり清朋の記念室に保存しようと思います。もし当時の高校生が30年を経て青春の思い出に再会することができればそれも素晴らしいことではないでしょうか。心当たりの方は是非ご連絡ください。



2010年3月12日(金)
清友最後の卒業式も6日に無事終わりました

2月の初めから長らくご無沙汰してしまいましたが、大変あわただしい日々でした。10日は成績会議、12日は3年生の登校日。19日の追認判定会議で190人全員の卒業が決まりました。23日はみどり清朋の入試、3月2日が合格発表。
 そして6日(土)の卒業式・引継式を迎えました。いつかはこの日がと思っていた清友最後の卒業生が巣立つ日です。生憎の雨模様でしたが多くの来賓・同窓生・旧教職員の出席を得て厳粛で感動的な式となりました。みどり清朋の生徒達も50人ほど参加し先輩の門出を祝い後片付けを手伝ってくれました。ほんとうにありがとう。校旗を引継ぎましたが清友69年の歴史をしっかり引継いでみどり清朋の校章のはばたく鳥のように未来にむかって大きくはばたいていって欲しいと願っています。 夜は梅田のホテル阪急インターナショナルで「閉校記念パーティー」を開催しましたが、250名の出席者で大変盛会となりました。高女・市立・府立の校旗を掲げ、変わらぬ校歌を歌い、清友太鼓や吹奏楽部の演奏に耳を傾け、清友の絆に繋がる人々が万感の思いを共有するひとときとなりました。浜村淳さんの司会で始まり、八尾市長の挨拶もあり、また夏以来体調を崩しておられた占春会の河合会長も出席されご挨拶されました。
 学校は八尾支援を迎える工事もほぼ完了に近づきました。長い廊下の向こうに見える夕陽が素晴らしかったのですが、封鎖するので残念です。閉校記念誌につけたCDは清友の校舎の写真集ですがこのHPでも見ることができますので懐かしい校舎を是非ご覧下さい。わたしはこれを見るたびに胸がいっぱいになります。 今日は八尾支援小・中等部の卒業式に参列しました。中等部の卒業生は4月からはこの校舎に通います。PTA会長さんご夫妻も清友生だと聞きご縁を感じています。



2010年2月3日(水)
八尾支援学校作品展・幼児芸術選択者による指人形発表会

今日は節分です。節分は季節を分ける日という意味で季節は冬から春に向かうのですが、まだまだ寒いですね。
 去る1月29日(金)に八尾支援学校の作品展に行って来ました。体育館いっぱいに生徒達の作品が展示され見ごたえがありました。渡部校長先生とのツーショットをごらん下さい。高等部の教室も見せていただきましたが私達の教室より小さめで手洗い場があり教室の一角にはカーテンで仕切ることの出来る部分がありました。教室の真ん中には10個ほどの机と椅子があり4月からはこの子たちが清友の校舎をつかうんだなと思いながら見て回りました。先生方の数も多く職員室は机がぎっしり並んでいました。
 昨日の2月2日は学年末考査の最終日でした。生徒達はあとは成績を待つばかり。卒業がぐっと身近になります。幼児芸術を選択した14名の生徒達は2学期から音楽と美術の学習をあわせて指人形の音楽劇の「はだかの王様」に取り組んできました。 1時から美術室で発表公演です。高安幼稚園の園児が見に来てくれました。可愛い観客に生徒達も大喜び。とっても嬉しい交流になりました。去年は茶道の授業でお茶体験をした園児たち。これが最後かと思うと残念です。大きくなっても清友高校のことを覚えていてくださいね。



2010年1月21日(木)
清友幼稚園を訪問しました

本校と同じ名前を持つ幼稚園が八尾市柏村町にある私立清友幼稚園です。本校は清水谷高校(当時は清水谷高等女学校)の同窓会の清友会が昭和16年に創立した私立清友学園高等女学校をルーツとするのですが、女学校が昭和21年に幼稚園を併設し開園したのが清友幼稚園です。清友学園高等女学校の校長が園長を兼ねていました。非常に濃いご縁なのです。昭和23年に学制改革により女学校が清友学園高等学校となり清友学園中学校も開設しますが昭和31年に清友学園高校が八尾市立清友高校となり中学校も廃止します。幼稚園は清友幼稚園として独立し現在に至るわけです。
 市立時代は隣同士の学校でご縁は深かったと思うのですが昭和54年に府立移管となり清友高校がこの地に移ってきてからは場所も離れてしまいだんだんご縁も薄れていました。
 閉校を目前にして歴史を振り返る中で、昨年末に清水谷高校を訪問しました。校長室の歴代校長の写真の中に第三代校長としての生田鹿之丞先生のお写真を見たとき清水谷高校と本校の絆を実感しました。生田先生は本校の初代校長です。校庭の一角にある同窓会館の済美館に案内していただきましたが館には「清友会」の看板がありました。清友会の役員の方々にお会いする機会を作ってくださるという清水谷高校校長の南先生のお計らいで年が明けて清友幼稚園訪問のチャンスが出来たというわけです。
 副理事長も迎えてくださり理事でもある園長と二人で園を案内くださいました。古い写真や書類も見せていただきここでも生田先生のご署名を多く見かけ園との絆を再確認した次第です。清友会の方々は閉校式等にもご出席いただけるとのこと。終わりにあたっての絆の再確認は一抹の寂しさもありますが、清友の名前がすべて消えるのではないことは嬉しいことです。



2010年1月8日(金)
3学期始業式・4月から清友校舎は八尾支援学校分校になります

あけましておめでとうございます。2010年が幕を開けてもう一週間です。生徒達にとって今日は高校生活最後の始業式。高校生活もあとわずかとなりました。授業は今日も含めて(インフルエンザ休校の回復措置のため式のあと授業があります)あと12日、27日から2月2日までの学年末考査が5日間、2月12日が全校登校日、3月5日が卒業式予行、そして3月6日が卒業式ということですから全員揃っての登校はわずか20日です。有終の美を飾るという言葉を繰り返し使ってきましたが文字どおりのカウントダウンの日々、悔いなく美しく終りたいものです。  
清友高校としての日々も3ヶ月を切りました。閉校後の本校については八尾支援学校が使用する予定だとは以前にもお知らせしましたが、昨年末に正式な通知があり、4月1日より府立八尾支援学校分校として高等部の生徒が使用することに決まりました。1階〜3階の東側3分の2程を使用し、西側3分の1と4階は使用しませんので仕切られる予定です。知的障がいのある生徒の増加等、閉校の校舎が支援学校に転用される背景状況や工事の概要について、本日始業式後、教育委員会事務局教育振興室支援学校課から生徒に説明がありました。工事は本来ならば生徒が卒業後にするべきものだがやむを得ない事情で理解と協力を得たいというものです。業者・教育委員会・学校の三者で毎週工程会議を行い学校生活への影響を最小限にする予定です。
4月1日より清友高校はみどり清朋高校にそして清友校舎は八尾支援学校高等部に引き継がれることになりました。



2009年12月24日(木)
2学期終業式

今日は2学期の終業式そしてクリスマスイブです。職員室前の壁に英語の授業で生徒達が作ったクリスマカードがたくさん掲示してあります。世の中は大変厳しい状況ですが皆様方にとって文字通りのMerry Christmasでありますように。このブログも昨年の12月5日からはじめましたのでもう1年です。早いものですね。
 さて今日の終業式で生徒達に二つの言葉を紹介しました。「一陽来復(いちようらいふく)」と「恕(じょ)」です。22日は冬至で、一陽来復とも言います。冬至は夜が一番長く昼が一番短い日で、それから徐々に昼が長くなります。一陽来復とは太陽がまた来る、春が近づく、つまり辛いことや逆境も過ぎ幸運が向いてくるという意味です。
もうひとつの言葉は「恕」。ブログの2回目(昨年の12月6日付)に校長室にある「平恕」という書に触れました。その時には30年前にそれを書かれた東南光先生に偶然お会いした驚きが主で、その意味を十分理解していなかったのですが、後に「平恕」とは(公平で思いやりのあること)という意味だと知り、「忠恕」(心ゆるやかに相手を許すこと、おもいやり、いつくしみ)という言葉も知りました。そして今度はそれらが「論語」の中で孔子により語られているのを知ったのです。門人が孔子に「一言で人生を生きていくのに適切な言葉がありますか」と尋ねたところ、孔子は「それは恕である」と答えます。「恕」は(相手を思いやる気持ち)です。恕の心で生きたいと本当に思います。
 先日清水谷高校を訪問しました。清水谷高校の同窓会「清友会」が昭和16年に清友学園高等女学校を設立したのです。八尾市立になった時点で清友会との直接の関係はなくなりますが閉校にあたり昔の絆を思い何らかの形でご縁を繋ごうというのが双方の思いです。南校長先生からいただいた先生の挨拶集にこの「一陽来復」「恕」という言葉を見つけました。ご縁というものは本当に張り巡らされているものだと感じた次第です。



2009年12月17日(金)
3年2組学級閉鎖・災害用備蓄食糧炊き出し訓練

インフルエンザもワクチン接種が始まり感染も落ち着いてきたかなと思っていた矢先3年2組に5名の生徒が発症し、16日(水)〜19日(土)の4日間の学級閉鎖になりました。期末考査が無事終了してホッとしていたところでした。文化祭前の4組に続いて2回目の学級閉鎖です。卒業まであとわずか、健康で残りの日々を過ごしてほしいと本当に思います。
 さて今日1、2限は人権のビデオを見ましたが、そのあと災害用備蓄食糧炊き出し訓練を実施しました。阪神淡路大震災から15年、東南海・南海大地震の今後50年以内の発生の確率は80%〜90%と非常に高くなっています。防災について意識を高く持つことが重要です。大阪府には広域防災拠点といって大規模災害発生時に備えた応急対策拠点が3か所ありますが、そのうちのひとつ中部広域防災拠点がこの八尾市にあるのをご存じでしょうか。八尾空港の北側にあり、平常時は広く府民が利用できるようバレーボールやバスケットボールのできる屋内スポーツ場が整備されています。そこには備蓄食糧としてアルファ米が保管されています。文化祭で展示とともに紹介をしましたが、今日は防災教育の一環として生徒たちが試食をしました。お湯を入れてふたをして20分待つだけで煮炊きは不要です。以前は白米であったのでおかずが必要であったり味ももうひとつだったようですが、今は炊き込みご飯になり味も一段と向上し非常に食べやすくなっています。生徒たちはおいしいと3杯もおかわりした者もいるようです。私も試食してみましたがおいしかったです。備蓄食の味とともに生徒たちの防災意識は高まったのではと期待しています。



2009年12月7日(月)
師走です。高安の里マラソンを応援しました

いよいよ2009年もラストスパート、師走です。今日から今週いっぱい本校は期末テスト。2学期は多くの生徒にとって就職試験や入学試験などで進路に直接に向き合った時期でした。締めくくりの試験に全力で取り組んでください。  
 12月5日(土)に「高安の里マラソン」が実施され高安中学校の210名(男子120名女子90名)が10kmを完走しました。雨のために体育館で行われた開会では本校がお貸しした太鼓を力強く演奏していて嬉しく思いました。「走れ 登れ 輝け!」の旗が応援する中、生憎の小雨をついてのスタート。ゴールの頃には雨も止み保護者の方が用意したうどんとぜんざいをおいしそうにほおばっていました。男女の1位はそれぞれ40分と50分台のタイムです。2時間かけて最後の生徒がゴールする頃には激励の声援が飛び伴走する者もいて感動的でした。高安山の中腹まで住宅が広がる地域のマラソンは文字通り「登れ」のコース。川口校長が電動自転車で一部走りましたが途中でバッテリー切れになったそうです。この地域の山際の生活道路は自転車は不向きだとか。この地に通勤して3年近く、地域を散策する余裕はありませんでしたが是非このコースを歩いてみたく思いました。このマラソンは地域ぐるみの取り組みで子供たちを見守る地域の目の確かさを実感しました。この地で31年、地域の皆様に見守られながらあと3ヶ月あまりを過ごします。
 文化祭・メモリアル企画の頃は紅葉真っ盛りだった木々も葉を落としてすっかり冬支度、校門の突き当たりの木がクリスマスの装いで生徒を迎えています。



清友太鼓競演(OB・31期男子・31期女子)

2009年11月25日(水)
文化祭・メモリアル企画 晴天に恵まれ大盛況

記念事業実行委員会で企画をあたためて1年近く。今年度に入って学校と同窓会(占春会)が具体的に取り組み、連絡調整を繰り返し当日を迎えました。文化祭に取り組む生徒は31期生3年生190名、教職員は24名。占春会は会員1万8千人を擁するものの実働部隊は役員の10名程度です。400名の旧教職員には7月に参加を募り、9月15日発行の占春会報で参加予定の59名のなつかしい教職員の方々の名前を掲載し案内をしたところ卒業生からは680名の参加申込がありました。転居で会報が届かず参加したいのですがどうしたらいいですかとの問い合わせも多くあり反響に驚きました。参加の返信にも清友に対するメッセージがぎっしりと詰まっていました。
「なつかしの授業」「恩師との座談」「メモリアル清友太鼓」「なつかしの食堂メニュー再現」など企画は固まったものの準備が大変です。ボランティアスタッフを募集して協力をいただきました。学校サイドも「メモリアル茶会」「清友歴史写真展示」を企画しました。生徒達はいつもと違う11月の文化祭。各クラス模擬店と舞台の両方に取り組むダブルエントリーでしたが、インフルエンザで学級閉鎖が出たりしてはらはらどきどきの準備期間でした。天気予報は長らく雨マークです。
 さて当日予想に反しての良いお天気に恵まれ、心配していた寒さもそれほどではなく、大変にぎやかな良い一日となりました。生徒達は午前中は戸外で模擬店。OBは体育館でオープニングセレモニー。OBの清友太鼓の演奏は感動的でした。観客も演奏者も胸がいっぱいです。午後、生徒は舞台発表。同窓生はメモリアル企画に参加し校舎のあちこちで旧交をあたためます。PTAやPTA・OB(清苑会)も模擬店や展示で大忙し。用意していたプログラム1000枚を配布しましたので当日の来校者は千人あまりです。生徒の舞台も例年にない観客数でにぎわいました。生徒もにこにこ同窓生もにこにこ旧職員もにこにこ笑顔で一日を終えることが出来ました。

 文化祭のテーマ「絆」にふさわしいイベントになったと嬉しく思います。協力下さった方々本当にありがとうございました。3月6日の卒業式・引継式・パーティーもよろしくお願いいたします。


2009年11月16日(月)
文化祭・メモリアル企画近づく

当日までいよいよあと5日を残すのみとなりました。先週は3年4組のインフルエンザ患者が5名となり11日(水)から4日間の学級閉鎖を余儀なくされました。今週も閉鎖がでれば生徒の文化祭は延期です。なんとか無事乗り切って欲しい。準備不足もありますが清友パワーで当日を迎えましょう。
 メモリアル企画のほうは申し込み数は700名に迫っています。ボランティアスタッフの方々が8日と15日の日曜日にそれぞれ40名ほど集まり準備に精出しました。食堂の掃除、使用教室の設定、テント設営準備、掲示物作成等大忙しです。もちろん太鼓の練習も。 15日には吹奏楽のリハーサルもあり大変にぎやかな一日となりました。占春会の役員の方々は企画を練る段階から本当に時間と手間をかけてここまでやってきました。そのご苦労には頭がさがります。PTAもOBを含めて全面的にバックアップしています。今年の文化祭のテーマは「」。生徒はもちろんのこと清友にかかわる人々の絆は永遠です。
 『もみじ葉(は)の 紅(くれない)に映え メモリアル 永久(とわ)にはばたく 清き友どち』
 
みなさま、紅葉が美しい清友高校にどうぞおいでください。


2009年11月9日(月)
授業の様子・USJへの遠足

この2週間で21の授業を見学しました。幼児芸術(音楽・美術)ではミュージカル人形劇「はだかの王様」に取り組み、音楽で先生作曲のオリジナル曲の練習、美術で人形の作成中、発表が楽しみです。政経は1970年以降の日本経済・中小企業の現状と課題・消費者問題。ペン字は続き字「連綿」の練習。生物はミクロメーターの使い方と顕微鏡で髪の毛の幅の測定。読解国語は近代の日本文学史。体育は男子はソフトボール、女子がバスケット。英語Rは「Englishes」―世界で話される様々な英語について。数学Uは「いろいろな数で割り切れる数の見分け方」。数学γは確率。英語読解は長文「Decision-making in America and Japan」。現代文は「間の感覚」−日本と西洋の自然感情違いや日本独特の「間」の感覚について。発達保育では編み物ベビーベスト制作。数学Cは極座標・極方程式。  
 授業に入るこの時期は私も学びの楽しさを体験します。願わくば生徒達も未知なる物に触れるわくわく感を持って欲しい。インフルエンザや受験等の影響かまたは単なる遅刻か1限目は空席が目立ったのが心配でもあり残念でもありました。  
 私は同行しませんでしたが11月2日(月)はUSJへ遠足でした。曇り空で雨もぱらつき寒かったようです。インフルエンザや入試もあり20人ほど欠席しましたが最後の遠足です。きっと良い想い出になったことでしょう。


2009年10月26日(月)
PTA社会見学・清友学園高等女学校1期生同窓会

10月24日(土)は清友高校としては最後のPTA社会見学。清苑会(PTAのOB会)占春会(同窓会)にも呼びかけ、総勢27名で実施。アサヒビール吹田工場を見学し琵琶湖ホテルでランチバイキング。生憎の曇り空でしたが秋の一日を楽しくすごしました。バスの中で文化祭でのPTAの模擬店の品目を話し合ったりもしました。
 25日(日)は清友学園高等女学校の1期生い組の同窓会。喜和会という名前がついて44回目ですがその前から数えると何年目になるのでしょうか。昭和16年入学し昭和20年に卒業された方々で81歳におなりです。戦争の中での学生生活で4年生時には学徒動員で学校での学習はほとんどなかったとか。いつも前向きで明るく好奇心旺盛な人生の大先輩の諸姉にはいつもエネルギーをいただきます。  
 同じ日に学校のグラウンドではサッカー部のOB・現役が集いボールを蹴りました。曇り空でしたが雨の予報に空模様を心配していたのでよかったです。総勢100名ほども集まったとか。みなさん青春時代の思い出がよみがえったのではないでしょうか。
 校庭の木々も色づきはじめ体育館横の銀杏の木からはたくさんの「ぎんなん」がとれました。「清友ぎんなん」も今年限り。11月21日のメモリアル企画の際に希望の方には持って帰っていただこうかとも思っています。メモリアル企画については参加申し込みの締め切りは15日でしたが現在600名を越える申し込みをいただいています。 生徒達も最後の文化祭を模擬店と舞台のダブルエントリーで頑張ります。インフルエンザも吹き飛ばしてくれますように。


2009年10月19日(月)
台風18号・インフルエンザ・中間考査・高安幼稚園運動会

2週間のご無沙汰です。10月8日には大型台風18号が上陸し3時間目からの授業でしたが、大きな被害もなくその後は台風一過のさわやかな秋空になりました。 インフルエンザは本校では9月末に最初の患者が発生し、3連休前には3名、連休明けは4名となりました。中間考査の直前でもあり大変心配しましたがそれ以上は増加せず無事考査4日目を迎え今日は1名に減っています。16日の時点で8月20日以降臨時休業措置をとった府下の学校園数は実に延べ1742校、うち高校は学校休業5校、学年休業26校、学級休業162校です。感染力が非常に強いので十分な注意が必要です。気をつけてください。
 18日(日)は高安幼稚園の運動会が中高安小学校の校庭で行われました。年少児(さくら組)と年長児(そら組)の2クラス総勢50名程の園児が真っ青に晴れた秋空の下で元気いっぱい可愛い演技を見せてくれました。昨年はお散歩やお茶会に来てくれた年少さんもすっかりお兄さんお姉さんの年長さんです。純真な子供たちの姿を見ているとそのまっさらな心をいつまでもと願わずにはおられません。先生方もたった4人で八面六臂の大活躍。保護者の方々の協力が素晴らしかったです。清友の文化祭も今年は少ない教職員と生徒で頑張らなくてはならず身につまされる思いもしました。メモリアル企画との同時開催ですが現時点で470名ほどの申し込みがあります。190名の生徒と合わすと3学年揃っていた頃の生徒数になるのかなと思ったりもします。PTA・同窓会の協力を得て是非成功させたいです。よろしくお願いします。


2009年10月5日(月)
高校文化祭、小・中・支援学校運動会

 
 秋は文化祭や体育祭・運動会のシーズン。みどり清朋高校の文化祭に続き10月3日(土)には泉大津高校の文化祭に行って来ました。昭和16年開校の女学校という歴史は清友に似ています。池上曽根遺跡が近く、古くから地歴部が活発に活動して発掘の業績もある学校です。考古学資料室という立派な展示室があり、考古学セミナーで近くの弥生文化博物館の学芸員のお話を聞きましたが、池島・福万寺遺跡との関連や信太千塚古墳群の話に清友とのご縁を感じました。清友高校は八尾市千塚にあり近隣はやはり考古学資料の宝庫で、棚橋先生や吉岡先生という地域の歴史に詳しい先生方がいらっしゃいました。  
 日曜日は2週続けて運動会(9/27高安中学校、10/4八尾支援学校)に参加。高安中学校も60年を越す歴史を持ち、毎年引き継がれる演目の男子の「組み立て体操」や女子のダンス「夢」「よさこい」「鼓動」は素晴らしいものでした。
八尾支援学校の運動会は障害を持つ子どもたちが元気いっぱい活躍し、プログラムの工夫や準備・応援に感心しました。山本高校吹奏楽部の演奏もよかったです。この日は八尾の小学校の運動会。北高安小や中高安小も元気な声がこだましていました。
 清友高校グランドでは午後に野球部最後のイベントのOB戦があり現役に加え多数のOBや野球部保護者会の皆さんで賑わっていました。  
 いずれも晴天に恵まれた文化祭・運動会でしたが、本校も11月21日に最後の文化祭を予定しています。清友太鼓の練習も始まり生徒達の企画もこれから具体化しますが、今年はメモリアル企画も同時開催で、是非成功させたく思っています。インフルエンザの影響を受けないように、天候に恵まれるようにと祈るばかりです。


2009年9月25日(金)   
生物の実験―生命現象とたんぱく質

「大阪の教育力向上プラン」の一環として教育センターの研究員の方が本校の授業を見にこられました。1時間目の生物U(理系の生物選択18名)の授業で、酵素カタラーゼの実験です。蒸留水と牛の肝臓片をいれた試験管に過酸化水素水を入れるとシュワシュワっと泡が発生し、点火した線香を入れるとポッと炎が上がります。酸素が発生したのです。肝臓に含まれている酵素カタラーゼは体内で生じた過酸化水素を分解して酸素を発生させます。肝臓片に生徒から「羊羹みたいや・・・」「焼肉食いたくなった・・・」などなどの発言が・・・実際の実験は煮沸したり塩酸や水酸化ナトリウム液を加えたりして酵素(たんぱく質)が熱や酸やアルカリに弱いことを調べていました。予測どおりの結果が出ないこともありますがそれはなぜかを考えます。生物が様々な生命活動を営んでいてその活動をたんぱく質が支えていることを理解するのが「化学反応と酵素」のねらいです。
理系生物選択者は看護医療系希望者が多く、からだの働きについての知識や関心は重要だと思いました。
 あと数ヶ月の高校生活です。どの教科の学びも大切な自分の糧になります。好奇心強くしっかり学んでくださいね。  


2009年9月24日(木)   
シルバーウィークも終了

2週間のご無沙汰です。シルバーウィークはいかがすごされたでしょうか。18日(金)19日(土)は池島・みどり清朋高校の文化祭。土曜日に行ってきましたが良い天気に恵まれ盛況でした。今年度は正面玄関前に看板展示があり、清友の恒例看板ストリートを思い出させる企画でうれしく思いました。池島高校を惜しむ先輩からのプレゼント―「スーパーバンド」のライブや図書委員会有志企画の「池島高校36年の歴史」展示もよかったです。PTAバザーでは最近の交流ですっかり馴染みの池島・みどり清朋のPTA役員の方々と和気藹々。清友のPTA会長がバザーのお菓子を大量に買い清友職員への差し入れにしてくださいました。今井会長ありがとうございます。
 では、この2週間の出来事をお知らせします。13日(日)のサッカーは立ち上がりで連続失点となり実力を出し切れず残念ながら泉北高校に破れました。怪我故障者を含めぎりぎり11名で、時には10名での試合でした。現役生だけでなくOBの方々も多く応援に来てくれました。これで清友の体育系クラブはすべて終了。本当にご苦労様でした。
就職試験も16日から順次始まっています。27名の就職希望者の本番での善戦を祈っています。
「高校生お笑い甲子園2009」の決勝大会の放映は20日午後2時の予定が野球放送のため21日午前1時40分になりました。ビデオを撮って見ましたが「ピン丼」の舞台には感心しました。生徒もいろんな顔を持っているのですね。


2009年9月10日(木)   
9月に入り清友高校の2学期は盛りだくさん!

2学期は進路の正念場。就職希望者は16日以降の就職試験に向け最後の仕上げ。今日は5限目の就職直前説明会で27名の希望者を激励します。放課後の面接練習は私も5名を担当予定。「にこにこ、いきいき、てきぱき、はきはき、背筋がぴっ!」とした人を職場は求めていると思いますよ。進学は指定校推薦選考実施。最近は図書室や教室で勉強する姿が。「あの時あれだけ頑張れたのだから」という経験は人生できっと生きるはず。しっかりね。
クラブは運動系で唯一活動のサッカーが秋の大会予選中。初戦の2回戦は6日(日)に千代田高校に勝利。13日(日)の3回戦は泉北高校が相手です。堺東高校のグランドで朝9時半の試合。是非応援を。私も駆けつけます。
 クラブ以外では「高校生お笑い甲子園2009」の決勝大会出場のニュースが。柏原東高校2名との3人グループ「ぴん丼」が近畿代表として8月29日東京の「ルミネtheよしもと」での決勝に出場。残念ながら賞は逃したようですがその様子は9月20日(日)午後2時から朝日放送テレビで放映されるそうです。  
 本校もあと半年余り。5日(土)は第7回記念事業実行委員会を開催。同窓会の方は9月下旬に届く「占春会報第38号」でメモリアル企画、卒業式・引継式、記念パーティー等の詳細をご覧下さい。記念誌も編集中。編集委員会企画で6日(日)に歴代校長の座談会を開催。出席者は4代小西校長、5代佐古校長、8代原田校長、9代錦織校長、12代早苗校長に13代の私と校長は6名、加えて福田教頭、下川教頭、竹田教頭、酒井教諭の10名です。小西先生は1957年から清友にお勤めで、半世紀以上の生きた清友の歴史が集った2時間でした。


2009年8月31日(月)   
明日から9月、朝夕はめっきり涼しくなりました

20日(木)から3年生の補充授業が始まり3年生しかいない本校では実質的な2学期の開始です。大きな事故もなく生徒達が元気に学校に戻ってきたことがなによりです。  8月の授業は午前中3時間ですが、28日(金)3限目、芸術(音楽)の学校設定科目「鑑賞演習」の授業に参加しました。選択者は男子3名女子21名の24名。テーマは「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18」です。ピアニストがあこがれる難曲だそうですが、指揮・佐渡裕、ピアノ・辻井伸行、ベルリンドイツ交響楽団のDVDを見ながらの授業は興味深く、生徒も熱心に聴きいっていました。ライブではなく録音のための演奏風景で指揮者もピアニストもカジュアルな服装なのが意外です。辻井伸行さんは世界的コンクールで優勝し大きな話題となった21歳の全盲のピアニストです。音楽室は4階で中腹まで家々がつらなる高安の山並みを見晴らします。素晴らしい風景と素晴らしい音楽、スクールライフを満喫する至福のひととき。こういう時間が人生の糧となっていくのでしょう。生徒達も清友での最後の日々をしっかり心に刻んで欲しいと思ったことでした。  
 さて、恒例の高校野球全国大会は言うに及ばず、昨年の北京オリンピックに続き今年の夏はベルリンの世界陸上で盛り上がりました。スポーツは肉体的能力を競うのですが精神の果たす役割を再確認することが多いですね。素晴らしいアスリートは精神力・忍耐力に優れています。 ところで昨日は衆議院選挙の投票日。変化の予感は現実となり、50年続いた自民党政権に終止符がうたれ、歴史に刻まれる日となりました。この変化が教育の場にどんな影響をもたらすか目をはなせません。


2009年8月17日(月)   
もうすぐ夏休みも終了

進学講習も7日(金)で、応募前職場見学も10日(月)で終了し、お盆の間は進路室も一休み。校舎内は静かです。グランドでは大会を控えるサッカーが練習、硬式テニスは最後の公式試合(個人戦)に舞洲へ出かけました。ソフトテニスは現在1名ですがずっと池島高校・みどり清朋高校と合同で部活をしています。美術部は11日(火)〜16日(日)の高校展に出品です。14日(金)に天王寺の市立美術館に見に行きましたが、府下130校が参加し本当に見ごたえがあります。清友高校は4点出品して2点が奨励賞をいただきました。  
 ところで私は10日(月)〜12日(水)の3日間お休みをいただき「富士登山」に行ってきました。一生に一度は登ってみたいとずっと思っていたのですが、ひょんなことから誘っていただき、思い切りました。昨年の夏はこれも長年の夢だった「尾瀬」へ。尾瀬では一日10kmは歩いたのですが平地です。富士山は登山だから事前にトレーニングをと言われつつ忙しさにかまけてなんの準備もせずに出発。酸素も薄く岩場も多くなかなかしんどかったです。3200mの白雲荘に夜中の2時ごろ到着するも強風のため頂上は断念。でも台風やら地震やらでツアーのキャンセルが相次ぐ中、雨にもあわずご来光が見れたのはラッキーでした。良い夏の思い出となりました。  
 学校は20日から補充授業が始まります。190名の笑顔を待っています。健康第一。進路に向けて、卒業に向けて、元気いっぱい全力投球!新型インフルエンザもまだまだ油断は禁物。初めての死者も出ました。冬に向かって十分な注意を!


2009年8月6日(木)   
夏休み中も生徒達は頑張っています!

24日(金)の終業式から2週間。生徒達はそれぞれに頑張っています。進学補習は7月27日(月)〜8月7日(金)まで英語・数学・国語で実施。朝9時〜10時は理系数学・看護系数学・古典の3講座を同時開講、10時10分〜11時10分は英語長文読解、11時20分〜12時20分は現代文、13時10分〜15時10分は英文法です。毎日延べ50名ほどが参加していますが合格めざしてチャレンジあるのみ!就職は校内調整で就職希望先を決定、22名が応募前職場見学に出かけています。私も1人連れて行き企業の採用係りのお話を聞いて大変勉強になりました。看護師希望の生徒はこの時期に一日看護体験にも参加しました。
 8月5日(水)には「発達と保育」選択の男女14名が近隣の千塚保育園で実習です。授業で作ったフェルトの名札と布製のバッグをお土産に持参。最初はとまどいがあったようですが、可愛い子どもを相手にすると心もほっこりやわらかくなりすっかり打ち解けたということです。命の大切さを実感するにはこういう体験が大事ですね。千塚保育園の皆様ありがとうございました。
 グランドでは女子硬式テニス部とサッカー部が試合に向けて練習をしています。高校展(8月11日〜16日天王寺の大阪市立美術館地下展覧会室)を控えた美術部や吹奏楽部・ダンス部・軽音楽部も活動しています。体育館を使用している山本高校とみどり清朋高校の生徒の出入りもあり、1学年だけの夏休みとはいえ結構にぎやかです。卒業生も時々来られます。この間も1991年度卒の6名のグループの来校がありましたが長崎からの方もいて驚きました。昨日お見えの小さな子供連れの2人の女性は先のグループと同じ学年とかで懐かしがっておられました。卒業後18年たっても清友生の絆はますます強くなっているようです。あと8ヶ月の日々を大切に過ごさなくてはと思わずにはおられません。


2009年7月28日(火)   
1学期も無事終了し夏休みに入っています。

24日(金)はインフルエンザ休校による一週間遅れの終業式。一学期を振り返り、最後に坂本竜馬の話をしました。私は4階の図書室でよく本を借ります。身近に本がたくさんあるのは大変幸せなこと。今読んでいるのは司馬遼太郎の「竜馬がいく」。司馬遼太郎の自宅は東大阪の布施高校の近くで、安藤忠雄設計の司馬遼太郎記念館が併設されています。自宅にはたいへんな数の蔵書があり、記念館も吹き抜けの壁面一面が本で埋まり壮観です。 幕末の奇跡といわれた坂本竜馬のスケールの大きな人物像は大変魅力的。清友生も懐の大きな魅力ある人物になって欲しい。本をたくさん読み広い視野を持って欲しい。  
 終業式後、住之江球場に駆けつけました。11時10分開始の大商大堺戦。相手スタンドは多数の野球部員が大声で熱い応援。清友は素人集団ながら現役生・卒業生・教員・親類・知人が揃いのTシャツの野球部父母会と共に精一杯の応援です。13−3のコールド負けでしたが、奥野君のホームランで3点を返した時はみな飛び上がり抱き合って喜びました。こうして清友野球部最後の夏が終り、皆の胸に大切な思い出が残りました。  
 27日(月)は大阪府吹奏楽コンクール地区予選。池島・みどり清朋・清友の3校の合同参加です。柏原市民文化会館に池島・みどりの清水校長とでかけました。清友は3名ですが、合宿にも参加して練習し、心を合わせて演奏。奨励賞をいただきました。  
クラブ活動といえば、耐震工事で体育館が使えないみどり清朋高校と山本高校のクラブが本校の体育館を使用しています。行ったり来たりが大変ですが、困ったときは助け合い。自校の体育館同様大切に使ってくださいね。  
 教室では進学補習。就職希望者は今日明日で就職希望先を決定し応募前職場見学に出かけます。夏休みですが生徒達はみんなそれぞれに頑張っています。



2009年7月23日(木)   
清友野球部最後の夏、ミラクル勝利!

「後輩がいないのは少し寂しいけれど、苦しいときも悲しいときも楽しいときも共に過ごしてきてチームワークは抜群、清友野球部、11名で甲子園に行くぞ!!」と18日(土)のNHK「ウィークエンド関西」「ぐるっと関西」で桂伸幸主将が力強く宣言していました。 今年の初戦は21日(火)10時予定の2回戦住吉高校との試合。生憎の雨で翌日に延期となりました。22日(水)住之江球場で10時プレーボール。清友は後攻めです。緊張したのか動きが固く立ち上がりに1点を先取されますが1回裏に同点とします。その後押し気味ながら無得点が続きますが8回表2点を失いピンチ。しかし奇跡はその後やってきました。2ランホームランとソロホームランで3点。勝ちました!スタンドは大興奮。授業を終えて駆けつけた女生徒の一団も「うちら勝利の女神や」と大喜び。今朝の朝日新聞に大きく特集されました。タイトルは「来春統合で校名消える清友、ミラクルも地道な練習あってこそ」そのとおりです。幸運は単なる運ではなく準備を怠らなかった者に微笑みます。奇跡も地道な準備があってこそ。「うれし涙 流したいため 日々練習」ですね。清友野球部、感動をありがとう。スタンドにはそろいのTシャツの保護者会の皆さんはじめ、枚方から駆けつけたおじいちゃん、仕事の合間に途中まで応援してくれたお父さん、ビデオを採ってくれた卒業生のお母さん、妹さん、プラカードで応援してくれた知り合いの方々、20年近く前の野球部のマネージャー、それとちびっこファン。彼は球場の近くに住む小学生ですが昨年から清友を応援してくれているそうです。ありがとう。3回戦は明日24日(金)11時10分から同じ住之江球場で大商大堺と対戦します。学校は終業式。大掃除を本日にして生徒達も応援に出来るだけ早く駆けつけられるようにしました。このブログをごらんになっている皆様方も応援よろしくお願い致します。


2009年7月17日(木)   
清友野球部がNHKテレビで紹介されます!

本当に暑い日々が続きますね。夏の風物詩、全国高校野球選手権大阪大会も11日に開会式があり連日の熱戦が繰り広げられています。清友の野球部も昨年は2,3年生のみの20名の部員で4回戦まで勝ち進み(1回戦:試合なし、2回戦:浪速に3−1の金星、3回戦:泉陽に3−0で勝利、4回戦:PLを相手に善戦するも9−2のコールド負け)ベスト16の目標を達成しました。9人が卒業して今年の3年は11名。最後の夏に向けて営々と日々精進して来ました。その姿がNHKテレビで紹介されることになりました。12日(日)と14日(火)に取材を受け、放映は18日(土)7:30〜8:15「ウィークエンド関西」及び10:50〜12:00「ぐるっと関西」ということです。それぞれの番組のスポーツコーナーで数分間のトピックスとして取り上げられるそうです。試合は今年も2回戦からとなりましたが、21日(火)10時より住之江球場で住吉高校と対戦します。学校は授業中で生徒は応援に出向くことは出来ません。野球部保護者会の方を中心にそろいのTシャツを着て精一杯の応援をしますのでお時間のある方はお出ましいただければうれしいです。清友野球部11名、正々堂々、無心に戦え!!  清友のクラブは今年は3年生だけで、すでに活動終了したところも多いのですが、現在、野球部のほか「サッカー」「硬式テニス」「ソフトテニス」「卓球」「吹奏楽」「軽音楽」「ダンス」「美術」が活動を続けています。どのクラブも最後までガンバレ!!


2009年7月2日(木)   
旧教職員の方々いかがお過ごしでしょうか

清友高校にかかわる旧職員の方々お元気でお過ごしでしょうか。同窓会発行の占春会報を1968年(昭和43年)5月1日付・第1号から私が赴任して寄稿させていただいた2007年(平成19年)12月1日付・第37号まで読ませていただきました。その時々に教職員の方々の記事があり、中には別の場所でご一緒した方やお名前を存じ上げている方もいて本当にご縁というものは不思議なものだと感じます。清友の歴史をたどることは人と人との繋がりをたどることでもあるのですね。さて、このたび清友の歴史を閉じるにあたり同窓生の集いを計画しておりますが、11月21日(土)の文化祭に合わせて実施することになりました。全占春会員へのご案内は占春会報第38号(9月ごろ発行)でと占春会役員で準備をすすめておられますが、旧教職員の方々には一足お先に往復はがきにて記念事業実行委員会の名前でご案内を差し上げました。なつかしい恩師の方のご出席があれば同窓生たちもふるって参加されることでしょう。約400名の旧職員に発送しましたが15通ほどは「あて所に尋ねあたりません」と返送されてきています。現職場が追跡できた方には転送していますが、まだ10通ほどは手元にある状態です。案内が届かなくてもご参加いただけるようでしたら学校にご連絡ください。返送の締め切りは7月5日(日)ですが、現在80通ほどの返信があり、30名ほどの参加をいただいています。近況・メッセージ欄にはたくさんの記入があり清友高校が教職員の方々にとっても思い出深い学校であったということを実感しているところです。お返事をお待ちしています。



2009年6月24日(水)   
北海道修学旅行に行ってきました!

6月18日(木)〜21日(日)の3泊4日で北海道にラストの修学旅行に行ってきました。例年と違い3年生での旅行で季節も春です。5月の新型インフルエンザ騒動で実施に不安がありましたが、無事実施できて本当に良かったです。雨の予報もあったのですが、天候も味方をしてくれたのか、すべてのイベントを計画通り行うことが出来ました。一日目はノーザンホースパークで昼食と自由行動。寒さに驚きました。北海道でも異例の寒さで4月末の気温とか。二日目は良い天気に恵まれ、尻別川でのラフティングと様々な体験活動(ジャム作り、ソーセージ作り、パークゴルフ、渓流釣堀)。三日目は曇り空でしたが8箇所の農場と4箇所の牧場に分かれてのファームビジット。朝生まれたばかりの子牛はもう体重が45kgもあり驚きました。生徒は乳搾りや牛舎の掃除などしっかり働いていました。農場でもトラクターに乗ったり、なすびの苗植えやトウモロコシの種まきなどを体験。写真はにんにく畑の雑草(カモミール)取りの様子です。牛乳を攪拌してのバター作りにもチャレンジしました。四日目は小樽散策。雨の予報がはずれて幸いでした。二日目の夜はキャンプファイアーと花火。フォークダンスや6月生まれの人を祝って盛り上がりました。三日目の夜のクラスレクも楽しかったですね。事故やトラブルもなく清友生としての自覚をしっかり持って行動が出来た旅行でした。一生の思い出となったことでしょう。 今日は久しぶりの学校生活。7月6日からの期末考査までは授業日が8日です。北海道でもらったエネルギーで勉強モードに切り替えましょう。


2009年6月12日(金)   
池島・みどり清朋体育祭/アメリカの研修生が茶道の授業に参加

池島高校3年生とみどり清朋高校1、2年生の体育祭が行われ、私も午前中だけでしたが参加しました。本当に良い天気に恵まれ、「燃え上がれ!!一致団結!!声!!ダッシュ!!!」の テーマのもと、若さいっぱい元気いっぱいの競技が繰り広げられました。3学年揃った体育祭はやはりにぎやかです。2種類の体操服が入り混じり、ついみどり清朋の文字の入った背中を写真に撮ってしまいました。新校で音楽の教育実習をしている清友27期生も一生懸命ビデオ撮りなどに励んでいました。  午後からは日本研修の女性3名が5限目の茶道の授業に参加しました。近隣の大阪経済法科大学に姉妹校であるカンザス州エンポリア大学から1ヶ月の予定で来られている教育学専攻の未来の先生達です。茶道の外部講師のお二人が床の間の準備(掛け軸・花・お香)もしてくださり、着物姿でお茶をたててくださいました。茶道選択の生徒達は全部で15名。4月から始めたばかりの初心者ですが、流しでの手の洗い方、お菓子の取り分け方やお茶のいただき方など落ち着いて説明していました。生徒達にとっても大変勉強になったと思います。研修生3名と引率の2名の方はとっても良い体験が出来たと大変喜んで帰られました。再び会うことはないかもしれませんが、茶道という日本の伝統を通して1時間を共に過ごしたことはそれぞれの心に何かを残したのではないかという気持ちがします。


2009年6月8日(月)   
オアシス清友

「オアシス清友」は本校の今年のキャッチフレーズです。校舎のあちこちに掲示してありますが、これはもともとは挨拶運動です。“おはようございます”“ありがとうございます”“失礼します“”すみません“の最初の文字を繋ぐと「オアシス」です。砂漠のオアシスのように挨拶は人と人を繋ぎ居心地の良い空間をつくりますね。  清友が生徒一人ひとりにとってオアシスのような潤いのある居心地の良い空間になってほしい。オアシス清友を合言葉に最後の一年を過ごしたく思っています。下足室もロッカーが一学年だけになって大変広いスペースが生まれました。後援会に寄付してもらった温かみのある木の机と椅子に加え、手作りのリサイクルでビニールのカバーをかけ食堂前のテーブルと椅子が素敵に生まれ変わりました。ランチルームに、スタディルームに、待合室に、作業場に・・・と多目的に活用されています。校内美化も徹底して校舎は本当に綺麗になりました。今年は「ゴミ一掃デー」の取り組みでさらに磨きをかけます。遅刻も随分減りましたね。「遅刻0の日」が文字通り遅刻が0の日になるのも近いかもしれません。 「オアシス清友」を合言葉に、素敵な空間をみんなで作り素敵な人間に育ってください。  今日は「子どもの安全を守る日」。8年前と昨年の今日痛ましい事件が起こりました。この世の中が安全で安心なオアシスでありますように!


2009年6月3日(水)   
修学旅行近づく

インフルエンザでの休校から一週間余りがすぎました。中間考査も終了し、その後本校ではお蔭様で無事な日々を過ごしています。先週に東京出張に出かけましたが東京はマスク姿もあまり見かけませんでした。大阪もこのところ落ち着いた状況で一安心です。さて休校の5日間を補充するために終業式を7月24日と繰り下げました。改訂版の行事予定表は生徒には配布ずみですが保護者の皆様には4日(木)から始まる懇談会で重ねてお渡しする予定です。修学旅行も実施については随分と気をもみましたが予定通り6月18日(木)から21日(日)の3泊4日で北海道に行ってまいります。修学旅行便りも第1号が発行され出発近しです。いい思い出を作りましょうね。保護者の皆様には5月31日(土)のPTA学年集会で旅行や進路について詳しく説明する機会がありましたが予想を上回る多くの参加者があり嬉しく思いました。保護者の皆様と連携してラスト清友の31期生を支えていきたく思います。よろしくおねがいします。


2009年5月25日(月)   
本日清友生は全員揃いました!今後の健康管理の徹底を!

報道でご存知と思いますが、22日(金)の新型インフルエンザに対する政府の「基本的対処方針」及び厚生労働省の「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」の決定を踏まえ、23日(土)に大阪府新型インフルエンザ対策会議が行われ、午後1時半ごろに教育長から学校園再開についての通知が出されました。緊急事態発生がなければ25日から再開予定と全生徒に金曜日に電話連絡を入れていましたので、月曜日までの清友生の健康保持を願う週末となりました。土曜日午後からは教育委員会その他からのメール情報が学校に届きました。日曜日は一日学校で待機しましたが、メール情報も一段落し、外部からの電話もなく静かな時間が過ぎました。  本日無事再開できて大変嬉しく思っています。学校はやはり生徒がいての学校だとの思いを実感した1週間でした。今日は中間考査の2日目です。下足室で養護教諭はじめ保健部や学年の先生方が健康チェックも兼ねて登校する生徒達を出迎えました。数人に検温を実施しましたが現時点で発熱者はいません。本日欠席者はなく再開一日目は全員が受験できました。  学校は再開しましたが今後の健康管理がとても大切です。考査開始前に30分間のHRを行い、全員の健康チェックと今後の健康管理の注意をしましたが、自分の健康を守ることがひいては周りの人の健康を守ることにつながります。基本的生活習慣を確立し、バランスのとれた食事、十分な休養と睡眠をとって、抵抗力を高めてください。そして発熱等の場合は自分で判断せずに必ず受診をしてください。


2009年5月22日(金)   
25日(月)に清友生と元気に会えますように!

月曜日の休校措置から5日目となりました。連日の新聞報道も取り上げ方に波があり、落ち着いてきたかなと思う頃に関東での発症でまた大きく報道されています。みなさん体調はどうでしょうか。体調に問題がなければそろそろ学校や友達が恋しくなってきた頃かもしれません。全府立高校の休校措置も当初の期限は24日まで。特に問題がなければ25日から学校は再開となるようです。体調については何かあれば学校に連絡をと文書でお知らせしていますが今のところ清友生からの特段の連絡はありません。明日の土日を控えて本日学校から全生徒に電話連絡を入れましたが、特に気になる様子もなかったということでほっと一安心しています。電話で確認した内容はメーリングリストでも発信しました。いまの時点では大丈夫ですが何が起こるかは神のみぞ知る、です。緊急事態発生の場合学校から連絡しますのでよろしくお願いします。あすあさっての土日の2日間しっかり体調管理をして、試験勉強をして、25日(月)に学校で会えることを願っています。


2009年5月19日(火)   
新型インフルエンザによる臨時休業

カナダから帰国の大阪の高校生が日本で初の新型インフルエンザ感染と報じられてからわずか10日で国内感染者の数が非常な勢いで増加しています。地元の八尾でも患者が出たとの報を17日(日)の夜に受けたのですが、18日の未明には知事が府域のすべての公立中学校及び高等学校(支援学校を除く)について18日(月)から24日(日)までの臨時休業措置を発表しました。清友高校は中間考査中ということでよけい生徒・保護者の皆さんは不安やとまどいがあったのではないかと思います。随分と問い合わせの電話もありました。少数ですが登校してきた生徒もいたようですが、大きな混乱もなく休校にはいりました。メーリングリストや各クラスの連絡により一報をいれ、ホームページにも重要情報として掲載しました。その情報は文書で全生徒宅に18日の午後2時ごろ発送したので本日中には届くと思います。ご覧下さい。  昨日は早朝に出勤したのであまり感じませんでしたが、今日はいつもの時間帯に出勤しますと、当然のことながら学生の姿がみられない中で、通勤者のマスク姿が目立ちました。予防については人々の意識が高まっているようです。自宅待機の皆さんは人ごみに出かけることはないとは思いますが、体調管理にはくれぐれも注意を怠らないように!試験勉強はもちろん普段出来ない読書などもしてみてはどうでしょうか。気になる兆候があれば担任(学校)に必ず連絡してください。


2009年5月14日(木)   
お弁当の配達が始まっています!

おくればせながら5月6日(水)のミニSLの様子もご覧ください。快晴とはいかず時折ポツポツと雨粒も・・という天気でしたが、無事終了しました。近隣の小さな子どもさんが訪れて楽しそうでしたよ。グランドでは午前はサッカー部、午後は野球部の練習でした。歴史民族資料館での特別展は6月17日(水)まであり、清友生は生徒証明書を示せば入館させてくれるそうです。一度行ってみてください。 さて懸案の弁当の配達ですが、生徒用には5月11日(月)から始まっています。近隣の身体・知的障害者通所授産施設の「里の風」のレストラン「しおん」にお願いしました。里の風はケーキ工房「ふらっと」、文化芸術創造工房「あると」、手作り工房「のらや」と様々なことに取り組んでいます。「のらや」で作った新鮮野菜など安全で安心な食材を使った弁当で私も毎日おいしくいただいています。生徒用は350円です。1時間目が始まるまでに代金持参で職員室に申し込んでください。まだ利用は少ないですが、お知らせビジョンで弁当の写真を紹介すると、結構みなさん興味を示していました。PTAの役員の方々は5月1日の体育祭の昼食に試食も兼ねて弁当を食べていただきました。 PTAといえば5月9日(土)はPTA総会で、進路講演会もありました。みなさん保護者として目の前の問題ですので真剣に聞かれていたようです。生徒のみなさん、今日は午前中授業でいよいよ明日から中間考査です。高校生の今はとても頭が柔軟な時期、しっかり脳を鍛えてください。


2009年5月7日(木)   
体育祭無事終了!大型連休も終了です

5月1日(金)は本当に良い天気に恵まれ、最後の体育祭を成功裏に終えることができました。200名を切る生徒数なのでやはり少ないなあというのが開会式の実感でした。でも清友生たちは元気いっぱい。4月9日の結団式も盛り上がりましたが本番も大いに盛り上がり、本当に楽しそうでした。みどり清朋高校の清水校長も駆けつけ開会式からパーフォーマンスまで応援してくれました。PTAの方々もそろいのパーカーで飲み物提供、警備、救護に大活躍。「1学年なのでちょっと心配しましたが、みんな頑張って素敵な体育祭でした。若いっていいですね、高校時代に戻りたい。」との声が。閉会式も団長達がうまく運んでくれました。紅白戦は結果としては赤組の圧勝だったのですが、「白組も優勝や。トロフィーは職員室に飾ろう!」という赤団の提案で、優勝トロフィーは赤団のマスコットと一緒に職員室に飾られています。立体横断垂れ幕もパーフォーマンスも青空に生えて素敵でしたよ。赤組のテーマ「情熱」も白組のテーマ「白熱」も一人ひとりのエネルギーとなってみんな輝いていました。さて団長から連休明けの今日を「遅刻0の日」にと殊勝な提案がありましたが、結果は『?・・・』。連休が明けるとはや中間テスト(5月15日〜21日)1週間前です。勉強モードに切り替えましょう。 


2009年4月30日(木)   
GW最終日に清友高校でミニSLが走ります!

清友高校のすぐ近くに八尾市立歴史民族資料館があります。高安コミュニティセンター・高安出張所と同じ敷地にあり昔の土蔵風の建物です。6月17日(水)まで特別展として「タイムトリップ!発掘・竜華操車場の歴史」が催されていますが、その関連行事として連休最終日の5月6日(水)10時〜15時まで「ミニSLに乗ってみよう!&むかしのおもちゃで遊ぼう!」が清友高校テニスコート前で実施されます。昼休憩や天候によっては中止する場合もあるそうですが・・・資料館での展示も見てきましたが河内木綿の原料である綿や昭和17年ごろの鯉のぼりなどを見ることができます。大和川の付け替え工事により縮小された川が玉串川で、埋め立てられた土地で綿の栽培が始まったと知りました。竜華操車場は昭和13年から昭和59年までの46年間物流の拠点として活動したそうで、周辺からさまざまな生活用品が発掘されています。地域の歴史を知るいい機会ですね。
 さて明日はいよいよ最後の第31回体育祭、快晴でありますように!


2009年4月20日(月)   
5月1日(金)の体育祭まで2週間きりました!

 11日(土)に思い立って榛原の又兵衛桜を見てきましたが、1週間たって桜の木もすっかり葉が生い茂り、新緑が目に映えさわやかな風が心地よい季節になりました。このところの土日は野球部、サッカー部、女子バスケットボール部などのクラブの試合があり、たくさんの応援があったようです。見にいけなくて申し訳ないです。18日(土)にはPTA新旧実行委員会があり、5月1日(金)の体育祭のこと5月9日(土)のPTA総会のことを話し合い、総会後に行われる記念事業実行委員会の情報提供をしました。PTAは体育祭では飲み物の提供のほか警備や救護で活躍していただけそうです。記念事業についても協力よろしくお願いします。  生徒達は日々の学習はもちろんのことですが、体育祭の準備に熱く取り組んでいます。赤組と白組の紅白戦ですが、パフォーマーの衣装を作り始めていますし、ダンスの練習も始まっています。デコレーションは例年の立体物ではなく今年は垂れ幕です。種目も「変装飴食い競争」や「○×クイズ」や「フォークダンス」があります。競技開始は10時で1時半には終了し記念撮影や片付けになりますので卒業生や保護者の方で見に来られる方は早めにお出ましください。応援パフォーマンスは12時半からです。雨天時は体育館でとなりますが快晴となるよう今から祈っています。


2009年4月9日(木)
新年度(とうとうラスト1年)もよろしくおねがいします!

年度末、年度初めの多忙にかまけて1ヶ月近くもご無沙汰いたしました。暖かくなったり寒さがもどったりの繰り返しで躊躇していた桜も一気に開花して日本の春はこの時期ピンク一色。やはりいいものですね。清友高校では入学式はありませんでしたが4月8日(水)午後2時よりみどり清朋高校の第2回入学式にPTA会長と共に出席してきました。校歌がようやく出来たということで校歌披露があり、新2年生(1期生)の女生徒9名が美しい声で歌ってくれました。清友の校歌も高等女学校から歌い継がれているものですが、みどり清朋高校の生まれたばかりの校歌もこれから長く歌われていくことでしょう。

 清友の始業式は男子82名、女子103名、計192名で行われました。教職員は常勤が24名です。大変こじんまりとしたものになりました。式辞でも言ったのですが、この少人数を逆に生かして、温かくまた厳しく、心の通う充実した年にしたく思います。下足室もスペースを活かしてちょっとした憩いの場に変身しています。
今日は午前中に5月1日(金)に早速行われる体育祭の結団式をしました。赤団、白団の2団での紅白戦ですが、団長はじめリーダー達は元気いっぱい、盛り上がってくれそうです。午後は離任式。今年は定年退職5名、転任7名で12名の先生方が清友を去っていかれました。生徒達は午前と一転して神妙な面持ちで先生方の言葉を胸に刻んでいる様子。心の交流を感じる離任式でした。やさしく素直な清友生、もうちょっと頑張れるはずの清友生、せっかくの少人数を生かしてラストの1年多いに頑張って欲しいとの、去っていく先生方のエールに答えてくれることを信じています。みなさんは愛されていますよ。


2009年3月5日(木)
第65回(府立30期生)卒業式

 高女から数えて65回目の卒業式が挙行されました。巣立ちを祝うかのような晴天で、清友のシンボルの梅の花が校庭のあちらこちらで咲き、彩りを添えていました。送辞は2年生の現生徒会長の男子生徒、答辞は前生徒会長の女生徒です。送辞で「来年は一学年だけの体育祭ですが先輩方の努力を思い出し、負けないぐらい盛り上がるよう頑張りたい。」と決意を述べれば、答辞では「私達は学校を離れてもいつだってみんなの力になりたいと思っています。何かに悩んだり、助けが必要な時は私達を頼ってください。私達が卒業すると一学年だけになってしまい寂しくなると思いますが団結力を高め残りの高校生活も良い思い出でいっぱいにしてください。母校がなくなってしまうのはとても寂しいですが、みどり清朋という新しい形で伝統が受け継がれていくことを信じています。あなたたちも頑張ってください。」と答えました。別れの歌としての「旅立ちの唄」のあとでちょっとしたサプライズがありました。歌のリード役の男子生徒グループが歌のあとで「○○せんせ〜い、ありがとう〜!!」と6名の担任の名前を次々に絶叫したのです。その時胸がジンとしたと後でミクシーに書き込んでいた生徒もいたようでした。HRに帰ってからも各クラスで別れを惜しみ保護者の方もつきあっていました。来賓の方からも温かくやさしさのある式であったという声をいただきました。30期生のみなさん、みなさんの幸せな前途を祈っています。 



2009年3月3日(火)
みどり清朋高校合格発表・少路高校「ありがとうの集い」

みどり清朋高等学校の合格発表が午後2時に池島・みどり清朋高等学校で行われ、昨年に続き清友高校のかわいい後輩たちが誕生しました。昨年を上回る384名の志願者があり、男子129名、女子151名の合計280名が合格、倍率は1.37倍でした。昨年男子112名、女子168名でしたので男女数の差がすこし小さくなったようです。私も清友高校から自転車を走らせて発表の瞬間に立ち会いました。生憎の雨の中、体育館の2階のテラスの壁に掲示された合格者の受験番号を見上げる顔・顔・顔。喜びの笑顔で携帯のカメラで受験番号を撮影する者、がっかりしたように立ち去る者、いつもながら悲喜こもごもの風景です。合格した人、おめでとう!残念ながら不合格だった人、この結果がすべてではありません、人生七転び八起、次の一歩を踏み出してくださいね。
 夜には今年で閉校になる少路高校の「ありがとうの集い」が千里阪急ホテルで開かれ参加しました。旧職員や卒業生が200名近く集まり、浜村淳さんの司会で盛り上がりました。少路高校はThanks Shoji Dayと銘打ってこの一年間さまざまなイベントをくりひろげ、2月22日(日)の豊中市民会館でのステージフィエスタも見せていただきましたがすばらしいものでした。詳細は少路高校のホームページhttp://www.osaka-c.ed.jp/shoji/をご覧下さいね。清友も来年の今頃は・・と思うと胸が熱くなります。 


2009年2月23日(月)
さようなら清友の食堂

今日は食堂の最終日。感謝の集いを持ちました。ささやかですが花束を受け取っていただきました。食堂でラストの昼食をしていた生徒達も加わりにぎやかな集いになりました。最終日と知って名残を惜しむ卒業生(6期と28期の陸上部のOB)も偶然居合わせてちょっとしたサプライズもありました。食堂の皆さんにはまだ後始末があると思いますがこれからもお元気でお過ごし下さい。そしてときには清友のことを思い出して下さいね。 


2009年2月17日(火)
清友校舎の今後

清友の卒業生の方々は母校を懐かしく思ってくださり、最近よく来校されます。今日は偶然にも二つのグループが来られました。府立の1期生、3期生、5期生の3名は名残惜しい食堂で懐かしいメニューを在校生と一緒に食べられました。しばらくすると府立6期の女性4名のグループが来校。食堂に行かれた後で4階の図書室も訪問。図書担当は本校に27年居られる方なので話も弾んだのではないでしょうか。校長室に揃っているアルバムを見ながらすっかり高校時代に戻っている様子。みなさん本当に良い方ばかりで、これだけ愛されている清友高校は幸せな学校です。
 ところで本日大阪府の来年度予算(案)が発表され、その中に本校の跡地利用に関連することがありました。府立支援学校の教育環境の整備・充実という項目です。府立支援学校における知的障がいのある児童・生徒数の増加に対応するため、新校を整備するとともに、新校整備までの間の対応として既存高等学校の校舎の改修を行うというものです。対象の府下4地区のうち中河内・南河内地区では清友高校の校舎を新校整備までの仮校舎として使うということとなりました。平成22年4月からは近隣の八尾支援学校の高等部の仮校舎として使用されるようです。せめて校舎だけは残って欲しいという声も多く、その点ではよかったです。詳細はまだわかりませんが、無人状態で放置されるのではなく血の通ったまま次に引き継ぐことができればと思っています。


2009年2月14日(土)
占春会

今年のバレンタインデーは土曜日となりました。今年度英語を教えに来てくださっていたデイビッドは12日(木)が最終日で、自作のチョコレートをプレゼントすることが出来ず残念がっていた生徒もいました。とても暖かい土曜日となり、泉北ニュータウンの自宅近くの荒山公園の1千数百本の梅が満開で、奥ゆかしい梅の花を楽しみました。梅は清友高校ゆかりの花です。夜は清友同窓会の占春会役員会が布施の河合会長宅であり、参加させていただきました。昭和16年開校の本校は同窓生数も1万8000人、高校の同窓会では珍しく昭和43年より占春会報を毎年発行しています。すばらしいことだと思います。今年度はお休みしましたが、最終年度となる来年度は第37号を発行予定です。11月21日(土)の文化祭にあわせてのメモリアル企画3月6日(土)の卒業式の日のさよならパーティーのご案内などをすることになりました。パーティーは難波のスイスホテルを午後6時から仮予約しています。高女・市立・府立の役員の方々が本当に頑張って下さっています。占春会のホームページにもリンクしましたのでクリックしてみてください。



2009年2月9日(月)
食 堂

食堂が本年度限りだということは前にもお伝えしましたが、いよいよ営業もあと残すところなんと10日を切ってしまいました。223日(月)が最終となります。24日(火)25日(水)はみどり清朋高校の入試と面接のため生徒は登校しません。26日(木)からは2年生の学年末考査に入るのです。卒業生は必ず食堂のことをなつかしく話してくれます。
今年の文化祭ではなつかしのトルコライスが卒業生に人気でした。トルコライスは金曜日限定ですがチャンスがあればラストの食堂にいろんなメニューを食べに来てください。ミクシーで誘い合って食べに来てくれるグループもいるようです。なつかしの食堂の方々が笑顔で迎えてくれるでしょう。校長室にもお寄り下さいね。
お待ちしています。


2009年2月6日(金)
PTA活動

 ホテルアウィーナ大阪で1時半より大阪府高等学校PTA協議会がありPTA会長と共に参加し、池島高校の教頭とPTA副会長及びみどり清朋高校PTA会長と席を前後して座ることができました。能勢、大正、泉南の3校のPTA活動の報告がありましたが、能勢高校は11月の能勢中高一貫教育研究発表会に参加したのでなつかしく、大正高校は普通科総合選択制の単独改編校であり沖縄と縁が深くスクールカラーサポートプランの集中支援を受けてエイサー関連の楽器・衣装等が充実したこと、泉南高校は砂川高校との統合校として今年は最後の入学生であったことなど、なにかと身近な思いを抱きつつ聞かせていただきました。PTA活動は<多数がかかわれる、楽しくやりがいのある、継続性のあるもの>でありたいです。幸いなことに清友・池島・みどり清朋の3校のPTAはよい学校にしようという視点で連携し仲良く活動しています。

学校と保護者との関係も最近は対立的な面が話題を呼ぶことが多く残念に思います。128日(水)には大阪大学の小野田正利先生の教育講演会に参加しましたが、以前から注目していた先生のお話を直に聴く機会に恵まれ有意義でした。「悲鳴をあげる学校」につぐ著書「親はモンスターじゃない!」を購入して読みました。イチャモンの背景にあるものを探ろうとする先生の姿勢に共感します。学校と保護者は決して対立するものではなく子どものしあわせのために連携するものだと思います。

清友も来年は1学年。教職員もPTAも大変です。でもこの少人数を逆に生かしてコミュニケーションを深め子どものしあわせという視点で手を携えていければと強く感じています。


2009年1月23日(金)
シンデレラ

今日の放課後はいろいろなことが同時進行でした。生徒は漢字検定の校内受検、教員は清友高校では卒業式委員会があり、みどり清朋高校ではみどり・池島・清友合同の第一回の入試選抜委員会でした。卒業式や入試を控えて今年度もいよいよゴールに向けて最終コーナーを回った感じです。3年生は28日(火)から最後の考査が始まります。
 さて6時半より大阪国際会議場メインホールで第36回バレエ芸術劇場「シンデレラ」の公演がありました。日本バレエ協会関西支部・関西バレエカンパニーの公演です。12月に本校を訪問下さった高女1期生の山本小糸さんのバレースクールが協賛している関係で私も見に行く機会に恵まれました。バレエには普段は縁のない私ですが、素晴らしい舞台で美しく楽しく夢のようなひとときでした。主演のシンデレラと王子を踊った山下摩耶さんと青木崇さんの二人が清友の卒業生だということで嬉しさもひとしおです。そのほか指導者にも卒業生がいることがわかり、清友高校が大阪のひいては日本の文化振興に大きく貢献していると誇らしい思いです。いろんな分野で活躍している卒業生はまだまだいるのでしょうね。お知らせ願えればと思います。


2009年1月17日(土)
お茶のお稽古

今日は阪神淡路大震災の14回目の記念日。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。あの日はセンター試験明けの月曜日で自己採点日、受験生だった娘も32歳になりました。本当に光陰矢のごとしです。1時半よりPTA広報の方が集まり卒業新聞の編集作業です。PTA新聞発行もあと3回。今回は記事として高女の1期生や府立の1期生からのメッセージも入ります。清友の歴史を感じていただけたらと思います。
さて15日(木)に高安幼稚園の年長さん27名が園長先生と主任先生に引率されて清友高校の和室でお茶体験をしました。本校は学校設定科目「茶道」を実施し3年生の選択者18名が茶道を学んでいます。高安幼稚園の園長先生には学校協議会の委員もお願いしていて、キャリアデザイン夏期特別講座では生徒に幼稚園体験をさせていただいています。逆に園児に来ていただく企画を考えていたのですが、10月には「お散歩」で来校、広いグランドでかけっこ体験をしてもらいました。そして今回のお茶体験が実現しました。園児を相手に生徒たちも溶けるような笑顔で「かわいい」の連発です。園児たちはお行儀良く、一生懸命に作法を習っていました。後日可愛いお手紙満載の掲示物もいただき本当に良い交流になりました。大きくなっても覚えてくれているとうれしいです。この地での学校生活も1年と少しです。迷惑をおかけすることも多いのですが地域の皆様あとしばらくよろしくお願いいたします。


校歌のオルゴールつきフォトフレーム
背景は校旗3種の梅(高女・市立・府立)

2009年1月11日(日)
記念事業実行委員会

午後1時より第2回記念事業実行委員会を開催しました。府の今年の助成金にPTAの援助を加えて校歌オルゴール付フォトフレームの記念品を計画中です。写真はサンプルですが校章と校名が入ります。最終年度の行事予定も案の段階ですが、外部との調整もあり36日(土)の卒業式と11月21日(土)の文化祭はその日程で考えていくことになる予定。卒業式とあわせての記念パーティーの場所や時間、文化祭とあわせての卒業生が集うメモリアル企画についてこれから具体的に考えていきます。ご協力をお願いすると共にいいお知恵があればお寄せください。次回は314日(土)を予定しています。

3時からはPTA実行委員会を開催。今年度の活動総括と来年度の活動計画が議題です。食堂が今年度限りとなるのでその代替が緊急の話題となりました。宅配弁当やインスタントラーメン等の自動販売機の声もあります。これもお知恵を拝借できればありがたいです。また市立の頃より30年以上も愛情と共に清友生の空腹を満たしてくれた食堂の関係の方々には心から感謝をしています。ありがとうございました。

5時からはPTA懇親会を行いました。今年は記念事業実行委員の占春会(同窓会)や清苑会(PTA・OB会)の方が合流してくださいました。さまざまな方面の方々と連携しながら心温まる有終の美が飾れたらと切に思います。


鏡餅と幸招き

 
2009年1月5日(月)
あけましておめでとうございます。
 皆様、年末年始はいかがおすごしでしょうか。今年度は12月26日(金)が御用納めで少しゆとり感を持つことが出来ました。新校の教頭及び課長代理の発令等、昨年度の年末年始の慌しさが思い出されます。今の時期は中3の受験生はなにかと大変な日々をすごしていることでしょう。みどり清朋高校受験予定のみなさんも頑張って下さいね。
 清友高校3年生も2学期で概ね進路は決まっていますが、年を越して一般入試を目指している生徒はまだまだ努力中です。今はつらいかもしれませんが地道な努力は必ずや自分の成長につながります。最後まであきらめずに夢の実現を目指してください。
 初詣は学問の神様の菅原道真公をお祭りしている大阪天満宮に行ってきました。さすがに合格祈願の絵馬があふれんばかりでした。秘かに清友生の合格祈願もしてきましたよ。「幸招き」という扇の飾りを買いました。幸せ多い年になりますように願っています。おみくじは「吉」。「迷いたる小道を知りぬる人に会えるごとし」―初めは苦労も多いが辛抱すれば吉となる。しかし、途中で怠けると凶となる―というものでした。願い事は他人の思わぬ助けがあって成就するそうです。皆様今年も一年どうぞよろしくお願い致します。

2008年12月24日(水)
Merry Christmas & A Happy New Year!

今日は2学期の終業式、そしてクリスマスイブです。明日はクリスマスそしてあと1週間もすれば新しい年を迎えます。クリスマスリースを校長室のドアに飾りましたが、これは平野高校からいただいたものです。平野高校には環境コースがあり国内有数のビオトープがあります。このリースは生徒たちが丹精をこめて育てた藁でPTAの方々が作ったものだそうです。

自然豊かな八尾市も環境保全には力を入れ、4年前から「いきいき八尾環境フェスティバル」を開催し、本校も参加しました。今年度八尾高校が中心となって国の事業である「新しい環境教育の在り方に関する調査研究事業」に応募し採択されました。八尾の府立4校を始め小中学校にも呼びかけ、地域連携による2年間の取り組みが始まったところです。清友もあと1年あまりとなりましたが、自然に恵まれた立地条件を生かしこの事業に協力していきたいと考えています。生徒たちも学校内にとどまらず広く地域の仲間と共に学びあい視野を広げていって欲しいです。

昨日23日には森之宮の府立青少年会館で大阪府アンサンブルコンテストがあり、吹奏楽部の7名(3年生3名2年生4名)が参加し、銅賞をいただきました。3年生も出てよかったと充実の笑顔を見せていました。さわやかな演奏で良かったですよ。
ところで今年の漢字は
「変」。新しい年が良い変化の年でありますように!皆様どうぞよいお年をお迎えください。


平成20年度
キャリアデザイン夏期特別講座
報告書
関西女子短期大学
歯科衛生士の仕事の理解と実習
府立消防学校
救急実技、救助訓練、防水訓練
2008年12月18日(木)
キャリアデザイン夏期特別講座報告書
7月に実施した第3回キャリアデザイン夏期特別講座の報告書がまとまり、お世話になった各機関にお礼方々持参しています。今年は本校2年生とみどり清朋高等学校の1年生との合同企画ということで特に意義のあるものでした。生徒の体験を受け入れてくださり、、お忙しい中、工夫をこらして指導をしてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。今日は関西女子短期大学歯科衛生学科にお礼に伺いました。体験では歯型をとる実習をさせていただいたのですが、一緒にチャレンジした引率教員によると生徒のほうが器用だということでした。こういう体験は生徒だけではなく教員の視野も広げてくれますし、生徒の普段とは違う面を見る楽しみもあります。昨年度消防学校体験をした生徒が今年消防士に合格しましたし、先日の総合学習の大学見学の際、図書館の地下を案内していただいた時、今年中央図書館体験をした生徒が「中央図書館の地下と似ていますね。」と、同行していた私に声をかけてきました。キャリアでの体験が生徒たちの中に生きていると感じ嬉しく思います。関女短は関西福祉科学大学と同じキャンパスにあります。臨床心理学科の大学院生がスクールライフサポーターとして本校に週一日来てくださっているのですが、今日は彼女の案内で指導教授や研究生にもご挨拶ができました。生徒たちはなかなかストレスの多い生活を送っています。いろんな人たちからサポートを受け心のバランスをとって青春の日々を豊かに過ごして欲しいと思います。

2008年12月6日(土)
清友校長室の書
 大阪市立美術館で開かれている璞社書展に行ってきました。そこで偶然に市立清友の頃に長らく書道を担当された東南光先生に紹介いただいたのですが、清友の校長室に飾ってある書は先生のお書きになったものだと知りました。毎日校長室で目にしている書は30年以上も前にこの方が書かれたのだと思うと感慨深いものがありました。この書は府立清友の校長室でいろいろな歴史をじっと見てきたのでしょうね。
そのあと3時から道頓堀ホテルで大阪府立高等学校第5ブロック協議会があり、本校からは会長、副会長をはじめとする6名の役員と共に参加しました。協議のあとの研修では“特定非営利活動法人女性と子どものエンパワメント関西理事長”田上時子先生の「子育て・親育ち」という講演を聞きました。ペアレンティング(親教育、親学習)という言葉を知りましたが、子育てや育児という視点から親教育、親学習という視点への発想の広がりです。スター・ペアレンティングという言葉も図を示して紹介いただきました。子どもは思い通りになるものではない、子どもを変えようとするのではなく、自分がどうあるべきか、自分の見方を変えることにより見えてくるものがありそうです。
 「きく」には<訊く・聞く・聴く>の3つの漢字がある。訊くは問い詰めること、聞くは音として耳に入ること、聴くは耳と目と心できくこと。聴く姿勢が大切なのは親子だけではないですね。教員としてはつい生徒に訊いてしまうので気をつけなければと思いました。

2008年12月5日(金)
清友学園高等女学校 1期生来校
 12月4日(木)1期生の方が2名来校されました。
昭和16年入学の清友学園高等女学校の1期生です。終戦の年の昭和20年卒業ということで学校生活は戦争の只中、学徒動員で軍需工場で働いてばかりであまり勉強はしてないのですよとおっしゃいますが、素敵に年を重ねられ人生のお手本にしたいと思ったことでした。古いアルバムを見て、先生方の名前や女学校生活をまるでこの間のように話されていました。
70年近く経ても学校は人生で大きな思い出の場なのだと再確認し、そういうところで働ける幸せを感じるとともに、卒業生の思いを繋いで有終の美を飾ることが出来るよう最善を尽くさねばと身が引き締まります。
今年の文化祭には府立の卒業生がたくさん来校されました。初期の方は生徒の親世代になり実際に清友のPTAの方もいらっしゃいます。市立の卒業生の方々は私と同じ年代となっているのではないでしょうか。機会があれば是非来校いただきたいと思います。いろんなお話を聞かせてください。お待ちしています。



2008年12月5日(金)
校長室から
 平成22年3月をもって本校は完全にみどり清朋高校に引き継がれます。
清友高校記念実行委員会も立ち上がり、これから様々な事業を企画・立案・実行していく予定です。
  皆様方の温かいご支援とご協力をお願いいたします。