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アンケートやインタビューでは、「よい所は自然が豊か。悪い所は遠いこと」という結論になります。しかし、このままでは話が進みません。
そこで番組では、地元に住んでおられる先生にお話をうかがい、交通が不便なことと自然が豊かはなことは表裏一体であること、さらに、小さな学校というのも特徴ではないか、というご意見をいただきました。
文化祭では、先生のインタビューが長く、退屈な映像でした。ビデオコンテストに出すにあたり、時間を短くする必要もあって、ここを改良しました。先生のインタビューは最初と最後以外は音声だけを生かし、小さな学校や豊かな自然をあらわす映像のバックにアテレコしたのです。これは大変でした。
番組は、最後に、水田や川に捨てられた(城山高校生が捨てたと思われる)ゴミの映像を、ナレーションなしで流し続けます。豊かな自然=城山の自慢を壊すようなことをしているのではないか、という無言のメッセージです。
この絵は、単に水田に空き缶をおいているのではなく、ワラを使ってイネの根本にくくりつけるという、悪質なイタズラです。それだけに、インパクトがあったようです。