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「カネづきあい」

(1999年度1学期制作)

テーマ
 コンテストに応募した時に提出した「制作意図(99.9.12.誤字訂正)」は、次の通りです。
 最初は高校生の金のやりくりを調べるつもりだったのですが、貸したり借りたりが非常に多いことに気づき、それらに的をしぼり、どうしてそのようなことになるのかを真剣に考え、最近の若者達に共通してみられる内伐的な性格を、根本から調べてみたいと思いました。

スナップ
インタビュー(モザイク)
 「どれくらいお金を貸し借りしたことがありますか?」こんな質問を生徒にしてみました。これが、予想以上に大きな金額でした。
 顔と声を変えることを条件に答えてくれた人もいました。お金ということで、ちょっと神経質になっているようです。
 録音機の再生速度を変えて音声を変えたり、モザイクをかけたりしましたが、ちょっとやりすぎだったかも…。審査講評でも、「見苦しい」と不評でした。
 
 
 
 
 
 

グラフと先生 全校の半分ほどの生徒にアンケートをして、その結果をグラフにしてみました。
 そのグラフを先生方に見ていただき、感想をお聞きしました。どの先生も、金額の大きさに驚かれていました。また、「こんなに貸し借りをしてはいけない」というお言葉もいただきました。
 グラフが見にくい、という講評も多かったです。手書きのグラフだし、それをカメラで撮影したものですから…。何しろ時間がなかった。余裕があれば、せめてコンピュータでグラフが作れたかも…。

 
ラスト 最後に、「お金をたくさん貸す」派の生徒と、「お金をあまり貸さない」派の生徒に、それぞれの考えをじっくり聞かせていただきました。
 面白かったのは、「お金をあまり貸さない」生徒も、「おごり」は結構しているということでした。
 大きな金額でもお金を貸し借りしたり、おごったりするのは、それで友だち関係を確かめ合っているような面があるのではないか、という結論でした。
 この、暗い中に人物だけ浮き上がってみえるような効果を出すのに苦労しました。まあまあ巧くいったのですが、全体に見にくくなってしましました。


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