平成20年度 大阪府立大和川高等学校 学校協議会 第2回 記録 >>TOPへ  

2009.1.30up
1 日時 1月27日(火)  15:00~16:45

2 場所 会議室

3 内容 (資料:学校協議会冊子、学校教育自己診断結果冊子、生活アンケート集計)
(1) 校長諮問
(2) 事務局説明
(3) 協 議


①校長の諮問
・本校の今年度の取組みについて説明。
 ①生活指導を基盤とした魅力ある授業の展開
 ②個々の生徒に見合った進路実現
 ③文化力のアップで心の教育の充実 学校行事、部活動
 ④発信力を発揮し開かれた学校作り ホームページ、中学校訪問
・成果について
・次年度以降の大和川高校のさらなる飛躍に向けた取組についてご提言いただきたい。


② 事務局からの説明
・学校教育自己診断結果をもとに
3年→2年→1年

③ 協議
・ここ数年の学校の変化をホームページに是非とも掲載し、発信すべき。
中学校の認識も随分変わってくるのではないか。
・文化系クラブの数が少ないのではないか。生徒がやりたいことをリサーチし学校としても検討しても良いのではないか。
・18年度に住吉署に配属になり、以前より落ち着いた様子に驚いた。自分の子ども公立高校に通っているが、親として安心できる学校であって欲しい。
クラブの充実・発展は指導者にかかっているのでは。良い指導者に中学生は集まる。また、上級生の下級生への関わり方もやめる、やめないに影響が大きい。
大和川に起きている変化は、教員の大人の意気込みを生徒が感じている結果だと思う。
・来年度募集定員が増になるということだが、公立志向が高く、従前は私学に行っていた生徒層が入学してくることも期待できる。
・自己診断結果の2年生の結果が気になる。学年としてどう捉えておられるのか。
・個人的には、授業面を中心に数値が上がってきており、一定評価はしている。今担任会でどう受け止め、生徒にどう返していくか検討している。
・大学では、学生による授業評価は当たり前になってきている。高校ではどんなものか。
・必要なことと感じる教員は個々に実施され振り返る材料として活用されている。しかし、全校的な取組みとまで至っていない。今後検討させていただきたい。
・生活アンケートによると3年生になると勉強しなくなるというデータが出ている。このあたりの分析は。
・実施時期、推薦入試の時期も影響している。また、今後、生徒層が変わってきている中で、指導の重点の置き方も検討していく必要があるように思う。
・自己診断の結果で「特色が・・」の項目が低いように思う。学校の将来的な考えをどう持つのか。進路実績の向上に向けてはどう考えているのか。2年生の時期からのコース制など学校としての目玉やアクセントが必要なのではないか。国際交流、姉妹校提携など、新学習指導要領に向けて検討お願いしたい。
・「地震など災害時の行動・・」「社会のルール・・」については大人の評価は高いが、子どもたちは低い。地域とも連携しながら協力できることを探っていきたい。
・「人権・・」「命の大切さ・・」についても低いようだが、、どんな取組をされているのか。
・学年単位で適宜集会を持ったり、ホームルームで実施している。2月には人権映画鑑賞を予定している。
・人権や命という言葉にかしこまった感じがするのでは。平素先生の口から出る言葉や、関わり方に大きな影響があるのではないか。住吉区でも阪神大震災以降、人と人のつながりについて活用し始めた。子ども見守り活動など地域が実践していることも高校とも連携していきたい。
・人としてどう生きていくのか、その中で人とのつながりをどう持つのか・・重いテーマだが是非とも学校で語ってやって欲しい。
・ホームページを楽しみに見ている。餅つき大会で幼稚園児を招待されていたようだが、直ぐ近くに小、中などもあって、関わりを持つことはよいことだと思う。
・修学旅行はどこへ行かれるのか。
・様々なイベントや行事を実施されて、生徒が喜ぶことを大切にされていると感じる。次は学習面でも中学校や地域へ発信していただきたい。卒業生としては大和川高校が元気になってきたということを聞くのはとてもうれしい。

〓 まとめ 〓
・ホームページで学校の変化の様子をどんどん発信し、中学の認識を一掃
・文化系クラブの充実
・益々の国際化に対する対応
・人権教育、命の大切さ、国際理解など日々の生徒との関わりを大切に
・学習、進路実現についての長期ビジョン



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※協議会資料の一部抜粋







平成20年度 大阪府立大和川高等学校 学校協議会 第1回 記録  
1 日時 7月22日(火) 15:00~16:45

2 場所 会議室

3 内容 (資料:中学校訪問マニュアル、学校協議会冊子、学校案内 )
(1)委員・事務局員紹介
(2)座長指名 城間憲典(教育センターカリキュラム室)が座長に
(3)座長挨拶
(4)協議


① 校長の諮問
・本校の現状について知ってもらうために「PRビデオ」を見ていただいた。
・本年度の教育方針について説明。
①教員の特色・魅力を発揮した授業の展開
②個々の生徒に見合った進路実現
③文化力のアップで心の教育の充実 学校行事、部活動
④発進力を発揮し開かれた学校作り ホームページ、中学校訪問
⑤危機管理力の向上
・特にこの5点について重点を置いている。これについて推し進め方、留意する点などあればご意見を賜りたい。

② 質疑応答
○学校が、生徒が変わりつつあるということについて客観的な数字をお願いしたい。
・1年生に実施した人権アンケートで「大和川に来て良かった」と応えた生徒が70%を超えている。
○原因は?
・遠足の時期を早め、クラスの仲間作りについての取組が良い影響を及ぼしているのでは。
○その他のデータは?
・遅刻欠席早退数の減少
・原級留置者数、中途退学者数の減少
○開かれた学校作りという観点から「学校の様子を広く公開する」という点でホームページの持つ意味合いは大きい。大学でも力を置いている。大和川のホームページは素晴らしい。
・多方面から好評を頂いています。
○授業は公開しているのか。
・年に2回保護者に対してということ実施しています。
◎もっと広く、例えば中学校に対して(教員・保護者・生徒)あるいは地元地域に対してもということもお考えいただいたらどうか。

◎授業研究・授業評価についてはどうしているのか。
大学では当たり前のことになりつつある。良い授業・魅力ある授業を提供すると校長からあったが、その観点から研修は大変重要だと考えている。
・1学期に2名の教諭が授業公開をおこなった。互いに研鑽を積み意見交換する場と して授業研究会が改まったものではなく常態化するようになってくればと思っている。
・中学校ではなかなか実施できていない現状がある。どうしても校務の重点が生徒指導や人権教育におかれがちになる。学校の現実を見るとそうならざるを得ない。

○大学進学率はどうなっているのか。
・徐々に増加傾向にある。
・大学においても従来の学生と違い様子が変わってきた。低い学力の学生が増えた。
従来にはなかった学力向上補修とかも実施している。また、長期休暇も短くなってきている。世の中の動きに合わせた取組を迫られている面が否めない。
○高校入学段階ですでに学力には相当の差があるのではないか。そこらあたりの対策は何かされているのか。
・英語科においては、府からT-NETを配置いただき少人数展開授業を実施している。
それぞれの教科で補習・講習という形で上にも下にも手厚い指導を行っています。
○心の教育ということだが4月5月は大学でも心の問題が表面化しやすい時期だという認識がある。高校における取組をお聞かせいただきたい。
・教育相談委員会が中心になりサポートが必要な生徒の把握に努めている。学年・担任との情報交換を頻繁におこない学校全体で情報を共有できるように取り組んでいる。また、本校はスーパーバイザーの拠点校となり、教員・保護者・本人が専門家にアドバイスを頂いたりしています。また、教育センターの教育相談室にも地の利を生かして大いに活用させていただいている。
◎体育祭と文化祭が活発になれば学校変わったという事例をたくさん聞く。生徒が自らの学校を誇りに思うようになる。地元・地域への波状効果が大きい。是非とも文化祭を生徒たちが大いに楽しめ、満足感・充実感が大きい行事にしていただきたい。
・明日学校行事についての教員の研修会を講師を招いて実施する予定にしている。


○東我孫子中学の体育祭では3年生が男女混合で伝統的に組み体操をやっている。生徒はこれを誇りに思っている。学校全体でこの行事に対する価値観が高い。子どもを成長させる上で、何か目標を与えてやることがとても大切だと思っている。
◎学校をきれいにする。地元の町をきれいにする。心の浄化という点で効果は大きい。
◎中学生は「制服がかわいい」とか安易な目がまだまだ強い面がある。その点では今年制服を替えられたのは大きいかもしれない。交通マナーの向上は何も高校生だけの問題ではない。ただ制服を着ていると苦情も学校へ言いやすい。警察にもよく来る。今後も協力させていただきたい。



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4.協議会委員及び事務局


■協議会委員
名  前 性別 職  名
城間 憲典 大阪府教育センターカリキュラム研究室
木村 博是 近畿大学語学教育部教授
足利 学 藍野大学准教授、臨床心理士
古川 晴紀 大阪市立東我孫子中学校長
真鍋 茂記 大阪市立瓜破西中学校長
米田千晴 住吉区社会福祉協議会会長
大久保 暁 同窓会副会長、保護司
谷口 義城 住吉警察署
日野上 富一 PTA会長

■事務局
  名  前 性別 校 務 分 掌
乾    匡
宮 城  一 三
鈴 木  孝 明 首席、総合情報部長
諏 訪  真 也 首席、2学年主任 
堀 田  勉 1学年主任
濱 田 篤 典 3学年主任



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