大阪府教育センター附属研究校への改編について
校長 宮野 恭一
同窓会の皆様には、本校教育のためにいつもご支援ご協力をいただき、本当に有難うございます。校長として2年目に入りました。この間も同窓会から暖かいご援助をしていただき、本校の教育活動も徐々に充実してまいりました。伝統ある部活動や学校行事も教職員の熱心な指導が実り、活気が戻りつつあります。入学アンケートの結果も、生徒たちが授業や学校行事、部活動を経験し、入学してよかったという数値結果が出ており、非常に喜んでおります。
さて、皆様もご存知かと思いますが、6月19日に本校が大阪府教育センターの附属研究学校として、平成23年度からスタートすることが新聞報道で発表されました。急な発表に驚かれたと思います。本校は、団塊の世代の生徒急増期に、花園、枚方、北淀、箕面、大和川の新設5校の一つとして、昭和38年普通科としてスタートしました。現1年生が47期生で、卒業生が1万9千人を超えております。後3年で50周年を迎えます。このような時期での発表で、関係者の方々に多くのご心配をお掛けしていることと思います。
昨今、教育内容は時代と共に変化し、社会のニーズも考えて、教育の改革が求められ、学校の個性化を生み、特徴を出していく時代になりました。ここ数年、生徒数の激減もありますが、多くの高等学校がご存知のように統合再編し、又は単独再編し、コース制等を敷いて特徴を出しています。
こうした教育の流れの中、今回のプランは、今年の1月に発表された大阪の教育向上プランの中に、大阪府教育センターの附属研究校を設置することが発表されました。その対象校として6月19日、教育委員会議で本校に決定した訳です。具体的なことについては、まだまだこれからです。今後の進捗状況については、同窓会のホームページで報告させていただきます。
本校は、この機会に卒業生の皆様が築いてこられた47年間の伝統を引き継ぎながら、さらに前進させたいと思っています。今後は、生徒のためにセンターの教育資源を大いに活用し、センターとの共同研究で教育内容をより一層充実させていきます。是非、学校改編の主旨を理解していただき、今後もご協力していただきますようお願いいたします。
平成21年6月25日
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