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どんな高校生活が待っている?

SCHOOL DAYS Q&A

学校生活について

自転車での通学は可能ですか。
本校では、自転車での通学を認めております。東淀川区、吹田市はもちろんのこと、淀川区や北区、旭区や 守口市からでも自転車で通学可能です。在校生の中には、北千里周辺から自転車で通学している生徒もいます。 また、入学と同時に自転車保険の加入も学校で受け付けておりますので、自転車通学をする場合は、是非とも保険にご加入ください。
指定の制服はありますか。
本校では、男女ともに指定の制服があります。制服の中には、半袖ポロシャツやベスト・カーディガンなども含まれています。ただし、靴とかばんについては、学校指定はありません。
クラブ活動は盛んに行われていますか。
運動部は、陸上競技・男子バスケット・女子バスケット・硬式野球・サッカー・バドミントン・柔道・剣道・テニス・女子バレー・ラグビー・卓球が活動しています。文化部は、文芸・映画研究・漫画研究・放送・フォークソング・写真・ESS・演劇・美術・茶華道・部落解放研究・朝鮮民族文化研究・和太鼓・ボランティア・生物・ユネスコ・文化健康・卓上文化の各部があります。中学とは違い、高校生のレベルで本格的にクラブ活動を行いたい、先輩に頼らず自分たちの力でクラブ活動を盛り上げていきたいという意欲のある中学生は是非とも入学を検討してください。きっと充実した高校生活を送ることができます。
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グラウンド等、学校の設備面はどうですか。
大阪市内にある府立高校としては1,2を争うほど大きなグラウンドがあります。放課後には野球部、サッカー部、陸上部、テニス部などの多くのクラブが同時に練習を行っております。他にも体育館や柔道、剣道、卓球などを行うことができる小体育館、筋肉トレーニングが行えるトレーニング室などの様々な運動設備が整っています。 また、授業のための設備においても、電子黒板が新しく設置され、最新の高機能PCが配備されています。少人数の授業用にも放課後に自習する場合にも活用できるキャリアガイダンスルーム、リハビリマットなどが常備されたヘルスサポートルームなども設置されています。 また、食堂周辺や玄関周りも整備されて、気持ちよく毎日の学校生活が送れます。
「担任室」という部屋があると聞きましたが、どんな場所ですか。
各学年のフロアに担任室を設けています。この部屋は学年の職員室のようなもので、生徒の悩みや相談などにいつでも乗れるようにしています。 休み時間になると多くの生徒がこの部屋を訪ねてきて、先生に相談している姿がみられます。在校生も担任がすぐ近くにいることで安心感があるようです。
どんな行事が行われていますか。
生徒にいろいろな体験をしてもらいたいという思いから、様々な行事を行っております。体育祭、文化祭、遠足はもちろんのこと、クラス対抗の球技大会、職業体験を行える体験学習、地域貢献のための公園掃除、国際理解教育など、本校ならではの行事がたくさんあります。
≫学校行事ページはこちら
悩みごとがあったり、相談したい時はどうすれば良いですか。
「担任室」を活用するだけでなく、普段から担任や授業に来ている先生、部活動の顧問の先生に気軽に相談してください。教育相談室や保健室でも、あなたの悩みを受け止めます。 また、進路のスペシャリストである「キャリア教育コーディネーター」、心理学の専門家である「スクールカウンセラー」、福祉の専門家である「スクールソーシャルワーカー」などのプロフェッショナルもいます。あなたの悩みにしっかり寄り添って、一緒になって解決をめざしていきます。
アルバイトは禁止ですか。
アルバイトは原則禁止としています。しかし、家庭の事情などでどうしてもアルバイトをする必要がある場合は入学後に担任の先生に相談してください。 ただ、できるだけ、クラブ活動や生徒会活動など高校生活のなかでしかできないことに取り組んでもらいたいと思います。
昼食はお弁当を用意しなければいけませんか。
基本的には、お弁当を持参して下さい。ただし、本校内には食堂もありますので、お弁当が持参できない場合は食事をすることができます。

授業について

エンパワメントスクールになって授業はどう変わるのですか。
「エンパワメント」とは「力を引き出す」という意味です。あなたの中にある力を引き出すための学校です。あなたの力を引き出すために、以下の三つの特色ある取組みをおこないます。 1つめの特色は、1年生の時に毎日30分の国語・数学・英語の授業を行います。これをモジュール授業といいます。基礎から学び、オリジナル教材や映像教材を使って、わかりやすい授業を受けることができます。

1年生の時間割イメージ

時限
010分朝の10分学習
A30分国語基礎(電子黒板やタブレットを活用)
B30分数学基礎(電子黒板やタブレットを活用)
C30分コミュニケーション英語Ⅰ(電子黒板やタブレットを活用)
350分
450分
550分
650分
2つめは、選択授業が豊富にあることです。新しい学校では、60科目以上の選択授業を用意します。2年生3年生になった時に、あなたの興味関心や進路に応じた選択授業を受けることができます。その際、選択授業は興味関心や進路に応じて4つのグループ(系列)に分けています。選択授業を選ぶ際には、自分の興味関心や進路希望をもとに、この四つのグループから選ぶと良いでしょう。ただ、複数のグループから選ぶこともできます。

4つの系列

系列名内 容
情報・アートICT(Information and Communication Technology)を活用して、情報や美術に関するスキルを育てます。情報デザイン系や芸術系の大学・専門学校・企業への進路実現をめざします。
ビジネス・教養ビジネスに必要なマナーやコミュニケーションスキルなどの基礎的な知識や技能を学びます。社会人基礎力を身につけ、就職をめざします。
環境・健康環境問題の学習、ボランティア体験学習、スポーツの専門知識などの修得を通して、環境・健康系の大学や専門学校・企業への進路実現をめざします。
数理・人文文系・理系の様々な学習を通して、基礎学力と応用力を身につけ、大学や専門学校への進学をめざします。
3つめは、「エンパワメントタイム」という授業を行います。「正解が一つでない課題」、例えば「ハンバーガー店の店長になって、出店場所を考える」「相手を傷つけずに自分の思いを伝える方法とは」「刑法は何歳から適用されるべきか」等々を考えます。これらをグループ学習や参加体験型学習の形で学び合い、思考力や判断力、コミュニケーション能力を養います。
高校の勉強は難しいですか。
安心してください。新しくエンパワメントスクールとして始まるので、1年次には、英語・国語・数学について毎日30分の授業で、中学校からの復習も行います。徐々に高校の学習につなげていくので、やる気さえあればしっかりと学ぶことが出来ます。それでも朝から勉強する習慣がないといけませんから、今の中学校の学習にもしっかり取り組んでください。
他に特徴的な授業はありますか。
これまで北淀高校では、1年生の時に「命と性を考える」と題して、命の誕生の現場に立ち会う助産師さんや看護師さんに来てもらい、各クラスに入ってもらって貴重な体験を聞いたり、映像を見たりしました。また、障がいのある方とも教室単位で出会って貴重なお話を聞くなど、自分たちの世界を広げることをしてきました。もちろん、専門学校の先生を学校に招いて様々な体験を行う体験学習や、企業の現場に出向いて実際の職業体験なども行ってきました。これらの取組みも新しい学校でしっかりと引き継いでいきます。どんな立場の人と出会えるか、どんな体験が出来るか、楽しみですね。
ユネスコスクールとしてはどんな取組みをしていますか。
1年生の時には海外青年協力隊の方を招いて、教室単位で世界の様々な文化に触れます。2年生になると、近隣の大学の留学生の方に来てもらって、4~5人の生徒に1人の割合で留学生と交流が出来ます。世界の言語や文化を学び、自分たちの文化を伝えるなどの国際交流を行います。興味関心のある生徒はユネスコ部に入って、近畿の各校のユネスコサークルとの交流も出来ます。こういった取組みも新しい学校でしっかりと引き継いでいきます。どんな国のどんな文化に触れることが出来るか、これも楽しみにしてください。
卒業するまでに様々な資格をとりたいのですが、学校で資格取得のための勉強はできますか。
資格といっても様々な資格が世の中にはあります。中にはその資格を取得していることで大学の筆記試験が免除になることや、就職時に有利になることがあります。
選択授業で様々な資格を取得するための勉強が出来ます。英検・TOEIC・漢検・ITパスポート・日本語ワープロ検定・表計算検定・文書デザイン検定・プレゼンテーション検定・環境社会検定・ニュース検定などに合格する力を身につけることをめざします。ぜひ、自分の興味関心や進路に応じて選択してください。もちろん、放課後には資格取得のための勉強会も開催します。

進路について

卒業生はどのような大学に進学していますか。
以下がこれまでの北淀高校・西淀川高校の主な進学先です。
四年制大学では、関西学院大学・京都産業大学・近畿大学・摂南大学・大阪経済大学・追手門学院大学・大阪学院大学・大阪電気通信大学・大阪国際大学・大阪成蹊大学・大阪人間科学大学などです。
短期大学では、大阪女学院短期大学・堺女子短期大学・大阪成蹊短期大学・平安女学院大学短期大学・大阪国際大学短期大学などです。
淀川清流高校の進路実績はこちらです。
指定校推薦とはどのような制度ですか。
指定校推薦とは、大学と高校との信頼関係に基づいておこなわれる推薦入試制度です。ここ数年、各大学や短期大学からの指定校推薦の枠は多くなっております。推薦の条件は各学校で様々ですが、評定平均(高校での成績)や出席状況などを条件としている学校が非常に多いです。
指定校推薦での進学を考える場合は、1年次から卒業まで学校の授業やクラブ等、学校生活に前向きに取り組む必要があります。
専門学校への進学はできますか。
大学・短期大学と同様、多くの専門学校から指定校推薦の枠をいただいております。 「専門学校体験学習」では、いろいろな専門学校に協力をいただいており、その際にお世話になった専門学校へ進学する先輩も多数います。進路指導部が主催する「進路別ガイダンス」や「職業理解ガイダンス」においても、専門学校の先生から直接具体的な説明を受けることもでき、多くの先輩が専門学校の特徴を十分に理解した上で進学しています。
高校生の就職は難しいと聞きますが、どうですか。
例年、多くの企業から求人をいただいており、就職希望者のほぼ全員が就職している状況です。 特にここ数年は多くの求人があります。ただ、一人ひとりに合った仕事を紹介したいので、生徒一人に数時間以上の面接を行って、丁寧に仕事を紹介しています。
中学の勉強ではつまずいてしまいました。高校で勉強し直して大学進学を考えているのですが可能でしょうか。
もちろん、大丈夫です。詳しくは「授業について」の「エンパワメントスクールになって授業はどう変わるのですか。」をよんでください。1年次でしっかり基礎から復習して高校の学習を行い、2年次3年次には進学をめざす「数理・人文系列」の選択授業を多く取るようにすれば、きっとあなたの希望する大学進学が実現できるはずです。
将来何をしたいか全く決まっていませんが大丈夫ですか。
多くの中学生がはっきりと決めることはできていませんので安心してください。「自分とは何か」「自分はどんなことに興味があるのか」「世の中にはどのような仕事や学校があるのか」などを体験的に学ぶことができるプログラムを用意していますので、入学してからでも安心して進路を決定していくことができます。