今日は『自省録』という本を紹介します。
「自省録」は今から二千年も前に、ローマ皇帝マルクス・アウレリウスによって書かれた本で、現在でも世界中の読者に多くの支持を受けています。この自省録は、戦争中でも野営のテントで蝋燭の明かりを頼りに、ひたすら自分の内面を見つめ、戒め、自分を律するために綴って書かれた個人的なノートです。
自省録は全部で12巻からなるのですが、「100分de名著 マルクス・アウレリウス 自省録」は重要ポイントを取り上げて、だれにでもわかりやすいように解説してくれているのでとてもおすすめです。
対人関係に悩んだり、生きづらさや困難に直面した時など、マルクス・アウレリウスの考え方に触れる事で、それらを乗り越えられるヒントが得られるかもしれません。
カーペットの上の、S字の書架にあるので手に取ってみて下さい。
【本の情報】
「100分de名著 マルクス・アウレリウス 自省録」 哲学者 岸見一郎 NHK出版(2019年)