ゴミ山視察

ゴミ山子供ゴミ山そのもの

2日目の行程が無事全て終了しました。 DAREDEMO HEROのスタッフの方からバスの中でかわいいレジュメとともに、クイズ形式の基礎知識講座を受けてからそれぞれの目的地へ向かいました。 サンペドロ要塞では、セブ島のなりたちと、この要塞がスペイン統治地時代から始まり、アメリカ、そして日本が捕虜を収容するための施設ともなっていたことを学びました。 現在では、結婚式会場になることもあるようです。 続いて、マゼランクロスとサントニーニョ教会へ 日曜日は、カトリックのキリスト教徒にとってミサがあるため、大勢の人で溢れていました。 教会の中では、真剣に祈りを捧げる人々の姿をみて、フィリピンの人々の信心深い姿を垣間見ることができました。 そして、SMシーサイドへ SMというのは、フィリピンのイオンモールのようなもので、大型ショッピングモールです。 ここで、フィリピン料理を食べました。 食事後は、ショッピングタイムです。 タピオカを飲んだり、ジョリビーというファストフードレストランにいったり、服やお土産を買ったりといろいろしました。 ここから向かったのが今回のシティーツアーの特別プログラム、イナヤワンゴミ山の視察です。 そこでは衝撃的なフィリピンの姿が待っていました。 大量に積み上げられたゴミ、そしてそこで普通に笑顔で暮らしている人々、子供たち。 これまでも援助を受けてきたということでしたが、持続可能な援助を行うことの難しさと、自立していく難しさを感じました。 ここでは、実際にそこで生活している地域に入らしてもらい、子供たちに食料を援助するのを体験させて頂きました。 この体験は、参加した生徒たちの心に深く印象に残ったと思います。 視察を終えたあと、ホテルに戻り簡単なワークショップを行い、それぞれが発表をしました。 内容は、 ①今日の感想を一言で言ってください。 ②フィリピンについて良いと思うことを1つ教えてください。 ③今日見たフィリピンの現状を良くするために何ができると思うか答えてください。 でした。 生徒のみんなからは、「フィリピンの人の笑顔の素敵さが印象的」だとか、「自分が何をできるか考えれば考えるほどわからなくなる、このもどかしさ、この現実を受け止めて生きていこうと思った」という意見などがでていました。 その後DAREDEMO HEROのスタッフの内山さんからは、「なぜ、ストリートチルドレンに容易にお金を渡してはいけないのか」などの話を聞くことができ非常に考えさせられました。 その他にも、印象的な言葉として、 *歴史などの事実は変えられなくても、見方を変えることはできる。どうせならプラスに変えていったほうが幸せになれる。 *フィリピンの人は、与えられた状況について他と比較するのではなく、与えられているものに感謝して、目の前の問題に取り組んでいる。だから笑顔でいられる。 *日本と比較して文句を言っているのはグローバルな視点ではなく、世界と比較して日本の素晴らしさに気づくことが大切。 といったものも伝えていただきました。 フィリピンから学べることは本当にたくさんあるなって感じています。 このワークショップの後は、しばし自由な時間を過ごし、希望者はホテルについているプールを楽しみました。 そして、夜ご飯は、併設するモール内の中華料理をコースで食べました。少し日本で知っている味とは違いましたが、慣れ親しんだ中華をみんな楽しんでいました。 その後1時間のモールでのショッピングを終え、現在は就寝準備に入っています。 夜の時点で、軽い頭痛がある生徒はいましたが、大きく体調を崩している生徒はいません。 明日は、語学学校での留学体験レッスンです。 明日もたくさん学びたいと思います!

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