密を避けるため,3・4時間目と5・6時間目の2回講演で人権文化講演会を行いました.
ゴスペルシンガーの新井深絵(あらい みえ)さんに約2時間の講演を2回,していただきました.
全11曲の力強い歌声と,人権に対するメッセージ一杯の2時間でした.
声を出してのコールアンドレスポンスができませんでしたが,手拍子や大きなフリを考えてくださったりしていて,一体感を感じられるステージでした.
「卒業写真」や「Amazing Grace」,「Oh , Happy Day」といった耳馴染みのあるナンバーから,新井さんのメッセージのつまったオリジナル曲,韓国民謡まで幅広い選曲でした.口に出して歌うことはできませんでしたが,バラード風にアレンジされ,力強く歌い上げてくださった校歌は今でも耳に残っています.その校歌を聞きながら,36期生は一度も校歌を歌ったことがなかったことを思い出しました.入学式で校歌紹介をしただけで,まだ歌ったことがないんですよね・・・.早く,マスクを外しておもいっきり校歌を歌えるようになりたいものですね.先輩たちが経験してきた「行事の終わりに,肩を組んで校歌を歌う!」を早く経験させてあげたいと思います.
新井さんがくださった講演中にメッセージより.(要旨をまとめています)
「人権って堅苦しいものじゃない.人の心の優しさ,人を愛すること,人を大切に思うこと」
「あなたの笑顔が目の前の誰かを幸せにできる」
「どんな自分でも,全部があなた自身.温かく自分を見ましょう.」
「幸せは,幸せという顔をして近づいてこない.ときに『苦労』や『試練』という顔をしてやってくる.そこでやけにならない.その向こうにしか幸せはないんだから『よしやってやろう!』と思って取り組もう.もし失敗しても,経験が身につく.」
他にも多くの言葉を枚方津田高校のみんなに語ってくださいました.ひとつでも,36期生の一人ひとりの心に響いていれば嬉しいな.顔を前にあげ,前向きに,あなた自身を大切に生きましょう!
最後になりましたが,新井深絵さん,スタッフのみなさん,素敵な講演をありがとうございました.今回の講演を準備してくださった人権推進委員会の先生方,ありがとうございました.