7/20(土) 第46回全国高等学校かるた選手権大会 団体戦
一勝できることをめざして・・でも全国の壁は厚い
前日の抽選会・開会式を経ていよいよ団体戦当日を迎えました。宿泊先から大津京駅へ、そこから徒歩で約20分、朝からとても暑い日で、会場に到着する頃には汗びっしょり。それでも、びわ湖大津館のたたずまいに生徒たちは大喜び、みんなで写真を撮って会場入りしました。
さすがに高校選手権大会、建物の中はすごい熱気に包まれていました。控え室に入ってまずはオーダーの確認、そうしている間にも提出の時間は迫っています。会場の部屋を見に行くと、どんどん人が入ってきて応援する場所もなくなりそうなので、とりあえずは場所の確保です。せめて監督と登録選手の入るスペースはほしいと思いました。生徒に少し譲ってもらってなんとか座ることができました。
写真撮影の時間が終わったらすぐに試合開始です。対戦相手の選手たちの気合いとスピードに押され気味に始まったと思います。自分たちのペースになりきれないまま試合は進み、残念ながら結果は2対3の敗戦、相手は強かったと思います。
1・2年生も精一杯頑張ったし、特に3年生の二人が僅差ながらも勝つことができたことはとてもうれしかった。全国大会に出てくる選手たちのレベルとモチベーションの高さを体験することができたので、今後に生きてくると思います。
「全国大会では勝てなかった。でも大阪で勝ち抜いてここまで来られたのは、君たちみんなの努力とチームワークがあったからなのだから、市岡高校のかるた部員として、誇りを持ち、顔を上げ胸を張って次に進もう」
生徒たちは本当に素晴らしい結果を残せたと思いますし、教員として、この場所に連れてきたもらったことは本当に幸せなことだと思います。とてもたいへんだとは思いますが、また再びこの場所に来られることを目指して、再スタートしてほしいと思います。2人の三年生はこれでチームを卒業ですが、今後も後輩を見守ってくれると思います。
5月に選手権出場が決まってから、選手権にともに出場した茨木高校の選手をはじめ、いろんな学校の生徒が本校に練習に来てくれました。大阪大会後のブログにも書きましたが、学校を超えて素晴らしい仲間が増えたことは、生徒たちの財産になると思います。また卒業生も練習、応援にかけつけてくれましたし、同窓会長をはじめとする先輩方からのたくさんの援助もいただきました。生徒も顧問も感謝の気持ちでいっぱいです。創部してから6年と少しでここまで来ることができたのは、生徒の頑張りとともにいろんな方からの応援があったからです。今後も応援してもらえるようにみんな頑張ってほしいと思います。