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【第1回】地元と大手の企業がWタイアップ❕     課題研究【地域連携】班

地元企業や大手企業とのタイアップ、『地域連携』を今回は特集します。

本校は、『地域を学び場に!!』を主軸にしたPBL(課題解決型授業)、課題解決型地域連携をいくつも行っております。学校と企業との地域連携としてはインターンシップが一般的ですが、工科高校の特性を活かした企業と協働したモノづくりや高い技術・技能の指導などを本校は多く展開しております。今回は生産現場での問題解決を主にした地域連携に取り組む課題研究を紹介します。

機械系3年生の授業である課題研究では、機械系3クラスが混在した班を編成し、各テーマに沿って、調査研究、製作活動等に取組み、最後には発表会を行います。

今回、取上げる『地域連携』の班では、地元企業である上田産業株式会社(明星金属工業グループ)に訪問し、ダイハツ工業株式会社の軽自動車用シートに関わる部品等のプレスやスポット溶接による生産を間近で見学させて頂きました。生徒たちは、プレス機の大きさやその雰囲気に圧倒されながら、さらに生産活動の説明を受け、各作業における問題点、課題点を合わせてご説明いただきました。

製造部品の概要説明と生産部品の管理について説明を受けました。工場の広さや機械の大きさ、そして音の迫力に圧倒されていました。

   

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スポット溶接機で行うナット溶接作業を見学。溶接機の横から出てくるナットにビックリ❕スっゲー

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完成品の検査を行う作業の説明。部品の不良(ナットの取り付け位置の間違いなど)が後から判明すると、販売された車のリコールに繋がる大変な事態となるので、この検査作業はとても重要❕

上田産業の皆様、ありがとうございました❕❕

生徒たちは、見学した中の各作業における改善活動を目標にして取り組むこととし、考えた改善案を提案することになりましたが、生産活動の改善については学ぶ機会があまりありませんでした。

今回は、改善(世界で通じる『KAIZEN』)について、より詳しく学びながら実践的に取り組みたいと思い、地域企業様のご協力のもと、ダイハツ工業株式会社グローバル生産推進センター(GPC)の方々と取り組めることとなりました。

次回はそのGPCの方々の指導の様子をご覧いただきます。

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