オーストラリア、ケアンズでの8日間の研修プログラムを終えて、関西国際空港へと無事に帰国しました。研修中に一人の体調不良者も出ず、笑顔で出発し、笑顔で帰国することができました。
帰国前に1週間研修のアシスタントとして同行してくれた台湾出身の学生が門真なみはや高校の生徒の頑張りに感動して、自分も頑張って日本語でメッセージを書いたとプレゼントしてくれました。彼女はいつも英語で話しており、日本語が話せるわけではないので、翻訳ソフトを使い、日本語が話せるスタッフに聞いて、一生懸命に用意してくれたものです。話す言語が違っても、相手に伝えたいと思う心がオーストラリアで台湾と日本の学生をつなげてくれました。
1週間ケアンズで生徒は多くの経験をしました。
他学年の生徒や他校の生徒との交流で多くを学んだ生徒、アボリジニのお宅へホームステイしブーメランを頂いた生徒、同い年のホストシスターの車で出かけて免許制度の違いに驚いた生徒、異国の地でヘアカットをした生徒、お気に入りのお菓子を見つけてたくさん持ち帰った生徒、ホストマザーと戦争と原爆の話をした生徒、同じ期間に同じ場所へ行きましたが、一人一人が特別な時間を過ごしました。
その特別な時間を支えてくれた自分の家族、ホストファミリー、語学学校のスタッフへの感謝を忘れずにいて欲しいと思います。そしてこの1週間の経験が今後の言語学習への動機となり、国際理解をより深めていくことを願います。