交野チューリップストーリー
昨年4月、正門前の花壇には花の咲かないツツジとキンモクセイが植えられていた。しかし、正門前にしては、あまりにも淋し過ぎると思った。そこで、ガーデニングクラブが花壇改造計画を企画する。3年生のクラブ員と1年生クラブ員4名とで地道な作業を行うことになる。
特にツツジの根を起こす作業が想像以上にしんどかった。だから、クラブ員だけでは限界あった。本クラブ以外にも、サッカー部、男子バスケットボール部、放送部、ジャグリング部、登山部、ソフトボール部、野球部、3年3組男子等に手伝ってもらい、ようやく、ようやく、チューリップの球根を植えるところまできた。
そして、石灰や肥料を投入して土壌改良を行った。この作業もしんどかった。廃材が花壇の中から医師も含め相当出てきた。だから、ツツジが咲かなかった。11月中旬に正門前右花壇にチューリップの球根600球をPTA環境担当と校長先生、そして、ガーデニングクラブの1年生から3年生も手伝ってもらい植えることができた。12月中旬、一月遅れで正門前左花壇に400球を植える。
3月になると、一月遅れで植えた正門前左側花壇が日光がよく当たることもあり、ぼつぼつとチューリップのツボミが出てきた。植物にとり日光は必要最低条件であることを学習できた。3月19日、47期生合格者発表の時が3分咲きぐらいであった。そして、3月25日に7分咲きの状態になった。写真は25日のものだ。
しかし、とても残念なことは、新型コロナウイルスのために休校になり、在校生に見てもらえないことだ。そこで、めんどくさがりであった顧問も、これらのチューリップの素晴らしさを、少しでも見てもらうめに、頑張って初めてガーデニングクラブのブログに写真を張り付け、ストーリーを書いている。
在校生のみんな、チューリップは君たちを待っている。
4月7日の始業式には右花壇にもチューリップは咲いて君たちを待っている。
最後に、チューリップ大作戦に協力してくれた皆様方、この場を借りて感謝とお礼を述べさせてもらいます。
そして、新1年生、ガーデニングクラブに入って、交野高校を美しくしようではないか。
ガーデニングクラブ顧問 池田裕