2025年8月 6日アーカイブ

美原高校の歴史②【学校に眠る遺跡】

美原高校の開校は、建設予定地にある遺跡の発掘作業により、当初予定とされていた昭和49年から遅れることになりました。 実際に建設予定地からは、飛鳥時代や奈良時代の多数の掘立柱建物跡が確認され、集落遺跡があることがわかり、「平尾遺跡」と命名されました。また、須恵器や土師器の破片、凝灰岩の切り石や鎌倉時代の瓦など約1,000点もの遺物が発見されました。中でも凝灰岩の切り石については、御陵や大きな寺の礎石...