昨年度から箕面市立小学校で、人権教育の出前授業を行なっております。本校から2名の教員が小学校に行き、4年生や5年生を対象に約1時間の授業をしています。
金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』の詩から「みんなちがって みんないい」という意味を考え、話し合い、覚えることをねらいとしています。授業の中で、コミュニケーションの多様性、考え方の多様性、とらえ方の多様性、支援機器の多様性などをペアワークで実感して「みんなちがって みんないい」の意味を考えます。
また、体験学習、擬似体験学習も行なっています。高齢者・片麻痺・車椅子乗車等の体験を通して、ユニバーサルデザインやバリアフリーについて学びます。
昨年度は、1校(約120名対象)でしたが、今年度は3校(約330名対象)で実施しています。
今後も、地域の支援教育のセンター校的機能と同様に、地域における人権教育のセンター校的な役割も担っていきたいと考えます。