今年も、三島高校の伝統行事である芸術祭(音楽会・美術展・書道展)が開催されました。この行事は、芸術教科(音楽・美術・書道)の1年間の学習成果を発表する場として行われます。各人が、1年間一生懸命取り組んできた成果を大いに発揮し、芸術祭にお越しいただいた保護者、地域の方々に大好評でした。
芸術は、豊かな人間性を育む教科として、在学中はもとより、学校を卒業した後も、生涯を通して、生活に潤いを与え、心豊かな人生を送るために大切な役割を果たす教科の一つだと思います。
芸術祭の作品を制作する過程で、時間と競争しながら、何回も作品を書き直したり、繰り返し同じフレーズを練習したり、悩みながら作品を創り上げていく経験をしたことは、今後の学校生活においても、大いにプラスになることでしょう。また、他の生徒の作品を互いに鑑賞し合い、その素晴らしさについて、自分の思いを語り合ったり、自分の価値意識をもって批評し合ったりすることは、感じ取る力や思考する力を一層豊かにするためにも必要なことです。
これからのグローバル社会を生きる皆さんには、伝統や文化に対する理解、文化や習慣の違いを尊重する精神、コミュニケーション能力、問題発見・解決能力、論理的思考力や探究力が必要な力として求められています。今後は、芸術だけでなく、その他のさまざまな教科についても、1年間の学習成果を発表できる場の設定が必要だと感じています。
<書道展(1.23~1.27)>
<音楽会(1.31)>
<美術展(1.29~2.2)>
※芸術祭の写真は、ホームページの芸術祭のページにもありますので、ぜひご覧ください。