模擬投票

 今日は「総合的な学習の時間」を使って、「政治的教養を育む教育」として「模擬投票」を行いました。 「模擬投票」を通して、実際の投票手順や選挙の仕組みを知ること、さらに候補者の主張や現状の課題を踏まえ、投票先を検討する力を育てることがねらいです。

  生野区の選挙管理委員会から、実際に使用する投票用の記入台や投票箱をお借りし、講堂を投票所としました。 立候補者は、前回の授業で、各年次が「高校で落ち着いて勉強するために、今私たちに必要な施設や支援」について考えた4つの公約をそれぞれ主張する架空の4名としました。

 多くの生徒が初めてのことなので心配していましたが、投票用紙の受け取り、候補者名の記入、投票箱への投入と手順よく、投票を行っていました。 中には、「授業料いらんって言うてたん誰やった?」と教員に尋ねる生徒もいましたが、考えて投票しようとしているのがよくわかりました。

 今日はアメリカ大統領選挙も行われ、多くのメディアが取り上げており、ちょうどいい機会であったと思います。 多くの生徒が「投票する」ことの意味をしっかりと理解してくれればと思っています。