研究授業

生徒の皆さんにとって、わりやすく興味のある授業にしてくために、本校では今年から府の教育センターが実施している「パッケージ研修支援Ⅱ」を実施しています。
 Ⅲ部の授業での課題を先生方皆で共有し、その課題解決に向け、代表の先生に研究授業を行ってもらい、今後の授業改善につなげていくものです。
 

 6月29日には教育センターの首席指導主事をお招きし、全体研修を実施し、教員全体でⅢ部の基本となるべきこと(授業スタンダート)について認識を深めました。(HP参照)
 7月11日には第1回目の研究授業を実施し、13日にはその授業に関する研究協議を開催しました。授業改善に向け、色んな意見が出されました。
 

 それらの意見を踏まえ、本日、第2回目の研究授業を「化学基礎」の授業で行いました。
 多くの先生方とともに教育センターの首席指導主事にもご参加いただきました。
「物質量」についての学習でした。「MOL」への理解を深めるため、手製のカードゲームを使ったり、タブレット端末を用いて生徒の状況をリアルタイムでディスプレイに映しだすなど、少しでも生徒の興味・関心を高める工夫がされていました。
出席していた生徒は少なかったですが、授業内容の理解は十分できていたと思います。
授業担当の先生もカードの作成やICTの準備など、苦労したことと思いますが、この実践をとおして、少しでも授業の改善につながり、多くの生徒が「授業が楽しい」と感じるようになってもなればと思っています。