生徒支援研修

本日は「生徒支援委員会」主催の先生方を対象とした「生徒支援研修」を開催しました。

本校には、様々な特性を持っている生徒が在籍しており、きめ細やかな指導のためには先生方に支援するための「知識」が求められます。

まず、生徒支援委員会の主坦者から「療育手帳」や「精神障害者保健福祉手帳」の取得の流れや内容、また「自閉症スペクトラム症(ASD)」「注意欠如・多動症(ADHD)」「限局性学習症(LD)」などの発達障がいについて講義がありました。

 その後、架空の生徒を想定した事例に基づき、その生徒の特性の理解・分析、対応などについて年次団ごとに4つに分かれてグループワークをしました。すべての先生が真剣かつ活発に議論し、意見をまとめ、発表しました。

 我々は医師ではありませんので、生徒の特性を踏まえ、勝手に「ADHD」など障がいを特定することはあってはなりません。

 しかし、多様な特性を持っている生徒に対して、丁寧な指導をしていかなければなりません。そのためには、今日のグループワークのように多くの先生方が生徒一人ひとりの特性を理解し、その生徒への対応について共通認識を持つことが重要であると再確認しました。