寝屋川高校硬式野球部は2年生15名、1年生15名、マネージャー3名で活動しています。力のあった前のチームが公式戦で強豪私立に勝てなかったのを見て、仇を討つために苦労することという意味のある「臥薪嘗胆」をチームのスローガンとし、新チームが始まりました。平日は限られた時間、スペースの中で土日の実戦練習や練習試合で出た課題を潰し、試合で使える技術を身につけるために練習してきました。そんな中迎えた秋季大会では、前のチームが二度公式戦で敗れたチームにコールド負けを喫し、力の差を見せつけられてしまいました。そこでもう一度、この環境で私立に勝つためにはどうすればよいのかを確認し、練習した結果、11月の下飼手杯では過去の先輩たちを越え、決勝まで進出することができました。しかし最後はまた私立の壁に跳ね返され、惜しくも準優勝という結果に終わってしまいました。
冬のシーズンには試合がある時期にはできないようなトレーニングなどをして、体作りや基礎を固めることを意識して練習してきました。また月に一回トレーナーの方に来ていただき、体の使い方を意識したトレーニングを教わっています。しんどいときもありますが、みんなで声を掛け合いながら良い雰囲気で練習できています。このチームは真面目さと明るさを兼ね備えています。この二つが上手く噛み合えば必ず良い結果を残せると思います。春と夏の大会では打倒私立、そしてその先にある甲子園という目標を達成したいと思います。
「真・善・美」プチ 令和5年度より