
今朝、岩手山を眺めながらホテルを出発。日本三景松島(宮城県)での自主研修と湾内クルーズ。そして仙台空港から伊丹へ。4泊5日の野外活動が終わりました。今ごろは、もう家に着いて、いろいろなことを思い返しながら、お土産を広げていることでしょう。

この野外活動は、71期生が入学する前にすでに準備が始まり、長い時間をかけて取り組んできたものです。各クラス5名の野活委員もクラスの代表として、しおりの作成や全体レクの企画など、ずっと力を注いでくれました。当初心配していたお天気にも恵まれ、全行程を無事に終えることができ、本当に良かったです。

この野活を通して一番心に残ったことは何でしょうか。初めて飛行機に乗った人。初めて5日間家を離れた人。初めて東北を訪れた人。一人ひとり、それぞれの「初めて」があったと思います。東北の人々の優しさ。自然の雄大さ。震災の傷あと。自分の目で見て、実際に体験して初めて感じたこと、分かったこともありました。

仙台空港で搭乗手続きのために列を作って並んでいたとき、津波の高さが示されている柱がすぐそばにありました。

明日からまた普通の生活に戻ります。野外活動を通じて少し大きくなったみんなの姿を見られるよう期待しています。