大阪府立桜塚高等学校 校長の言葉

大阪府立桜塚高等学校 校長の言葉

平成24年1学期終業式講話

校長  小山 正辰   おはようございます。校長の小山です。1学期の終業式を迎えました。それぞれの4カ月を振り返る日です。入学式、新しいクラス、新しい学年の授業、遠足、体育祭、定期考査の結果、部活動・・・。 今日、私は、「桜塚の文部両道」について改めてお話したいと思います。 文は学習、部は部活の「文部両道」です。   皆さんの多くは、大学への進学を目指して桜塚高校での生活を送っ...

七月巻頭言

  校長 小山正辰   7月3日、豊中市教育委員会山元行博教育長、青少年課杉山課長他2名の方に、「出前授業」をしていただきました。2年生、美術専攻生を前にです。 メインは山元教育長のお話。タイトルは、 「みんなで祝う成人式 ~デザイン制作に取り組む桜塚高校生へのメッセージ~ 」 と題してのものでした。 本校生を中心に高校生、支援学校生が一緒になって豊中市の、来年成人式を迎える2...

六月巻頭言

校長 小山正辰   6月を迎えました。梅雨入りもそろそろ、との報もあり体育祭を控え、天候が気になる時節です。月初めの今日、地歴科の村川教諭の日本史の授業、3年1組の生徒に帯同し、近くの「古墳」見学に行ってきました。 「桜塚」の地名の由来となったのは、岡町駅前、原田神社鳥居近くの古墳(今は跡地)ですが、岡町駅周辺には西側の「大石塚古墳・小石塚古墳」(4世紀頃)と、東側、本校南に位置する3つ...

五月巻頭言

校長 小山正辰   GWが明け、来週から1学期中間考査がはじまります。 5月14日、豊中市の「とよなか都市創造研究所」主催「調査研究報告会」に佐藤首席、軽音楽部の生徒、顧問と一緒に参加してきました。地域と高校がどのように連携しているか、できるか、これからの方向性も含めた調査結果や、公民分館という豊中独自の地域組織との連携の模索も報告されました。 本校の「岡町・桜塚商店街横断幕アート」の取...

四月巻頭言

校長 小山正辰 2月29日、310名が巣立って行きました。 3月15日、1,2年生がそれぞれ2,3年生に進級する終業式を迎えました。 3月23日、360名の新入生の合格が発表されました。 4月2日、13人の教職員が退職、異動により本校を去り、19人の新しいスタッフ(教職員)が本校を支えるためにやってきてくれました。   3月、4月は「桜」と共にやってきて、過ぎていきます。 新しい場所で卒...

二月巻頭言

校長 小山正辰   誰もが一度は通過する「セブンテーン」。甘酸っぱい17歳。 高2から高3。 高校3年生となり、18歳を迎えると、法律上さまざまなことが許されることを知っている。 でも、高校生ではできないことがたくさんある。 なぜ? 受験を控えた18、という年齢では、まず、大学に合格しなけりゃはじまらない、と考える。 どこへ? どんなふうに? そういう「ややこしい感情を振り切り?」 「と...

新年巻頭言

校長 小山正辰 年が改まって、初めての御挨拶になりました。少し遅くなり恐縮です。昨1月17日、朝5時過ぎに目覚めました。忘れられない17年前、まだ幼かった娘と枕を並べて眠っているところに部屋が上下に大きく揺れ、書架が倒れてきました。幸い布団をかぶっていたので怪我には至らず、しかし、台所の食器は飛び出し割れ、コマのついたテレビ台は部屋の反対側に大きく動いていました。運良くスイッチが入ったテレビではN...

平成23年2学期終業式講話

この1年をふりかえり、いつもより少し時間をかけて皆さんにお話ししようと、今日は教室での放送による式にしてもらいました。 この1年は、普段われわれをいやしてくれる自然が脅威となりました。3月11日の東日本大震災の前にも、1月霧島連山の新燃岳の噴火、2月、ニュージーランドの強い地震。 震災後も9月には台風12号の豪雨、タイの洪水による被害など記憶に新しいところです。 こうしてみると、私たちは、命をまも...

平成23年12月号

街には、大きなクリスマスツリーや装飾を施された木々が目立っています。 年の瀬を迎える準備が、着々とすすみ、やがて来る新しい年に想いを馳せるようになっていきます。 12月という、区切りの月を迎え、この1年をどのように振り返ろうか、と考えてみました。 よくある、漢字1字であらわすと・・・・。 「動」になるのかな、と。 東日本大震災はまさに、地球規模で「動」。 津波の「動」は、想像を絶するものでした。 ...

平成23年10・11月合併号

10月号はすっかり遅くなってしまい、11月との合併号でお許しください。 さて、大阪府教育委員会の海外教育先進事例視察団として、10/17~10/19の3日間ですが、中国は上海へ行ってきました。 上海という都市、中華人民共和国という国が持つエネルギーを、教育というフィルターを通して見ることができました。具体的には、教える先生の「自信にあふれ無駄のない授業展開」。教わる生徒たちの「元気で、輝いた眼で臨...