第3話 〜囲碁同好会編~
<理科棟1階地学教室前にて>
ハヤト「こっちでもなんかやってるっぽいで!」
レナ「なんかパチパチ聞こえる...?」
??「...突然ですが君たち!囲碁に興味ない??」
ハヤト・レナ「うわぁ!!」
会長「あはは...驚かせちゃってごめんね?ここ地学教室では囲碁同好会をやってるんだ!」
ハヤト「囲碁同好会?囲碁っておじーちゃんが縁側とかでやってるやつですか?」
会長「囲碁といえばサザエさんの波平さんとかちびまる子ちゃんのおじいちゃんが打ってるイメージが強いかな?」
レナ「黒と白の石を使うのはなんとなく...オセロとの違いがわからないけど難しそうです」
会長「大丈夫。全くの初心者でも5分もあれば大体は打てるようになるよ!将棋やオセロよりも打てるところが多い分、色んな打ち方があって奥が深いっていうのも魅力だね」
レナ「5分?!それならできそう!」
ハヤト「そういえば校舎に掛かっている懸垂幕に全国大会出場って書いてあった気がするのですが」
会長「2018年度に設立された新しい同好会ではあるけれど、個人戦では府大会と近畿大会を勝ち抜き、全国大会でベスト8までいったことがあるよ!次は畷高囲碁同好会の会員だけで結成されたチームで団体戦の公式戦に出るのが目標なの」
レナ「新しいのに実績がすごい!でも他にも行きたい部活があるんですよね...」
会長「会員は全員兼部してるし、活動は基本火・木の昼休みだけだから他の部活とも勉強とも両立できるよ!人数が少ないから自分でやりたいことができるしね。もちろん初心者でも大歓迎!まずは地学教室に来てみて!」
ハヤト・レナ「なるほど。ありがとうございました!」
囲碁同好会の話を聞き...
ハヤト「お、あの部活も見てみようぜ!」
レナ「うん!」
2人が向かった先には...
続く。
記載 囲碁同好会顧問 井澤