第18話 〜陸上競技部編〜
ハンドボール部の見学を終えた2人が次に向かった先は陸上部だった。
レナ「あっちに男女40人ぐらい集まってるくらぶがある!」
ハヤト「あれ、陸上部じゃない?みんな、走ってる!」
レナ「本当だ!みんな真剣に走ってる!あっ!部長さんが気づいてくれた!ハヤト、ちょっと見に行ってみよ。」
2人は陸上部の練習場所に行きました。
部員「こんにちは」
ハヤト、レナ「こんにちは」
部長「ようこそ陸上部へ!来てくれてありがとう!我々陸上部は、三年生20人、二年生22人で男女仲良く、一丸という目標を掲げながら一生懸命練習に励んでいるんだ!」
ハヤト「そうなんですか。でも僕、中学校の時、陸上部に入部していなかったし、決して走るのが得意な訳では.........。」
レナ「私も.........。」
副部長「全然大丈夫!陸上競技は、速く走ることだけに目が行きがちだけど、それだけじゃなくて、跳んだり、投げたり、長距離を走ったりと色々な競技があるんだよ!」
部長「しかも、僕達の先輩方や同期にも高校から陸上を始めて、結果を残している人も全然いるんだ!だから、経験者、未経験者誰でも部員募集中なんだ!」
ハヤト「へぇー、少し気になってきたかも。それじゃあ、陸上競技の魅力って何があるんですか?」
副部長「陸上競技は、他のスポーツとは違って、使って頼りにできるのは、自分の身体だけだから、頑張れば頑張るほど成長できるんだよ!」
一人の部員「それだけじゃなく、その成長した分が数字でそのまま出てくるから、達成感や実感が湧きやすいんだ。」
一人の部員「そして、陸上は、個人種目だけじゃなくて、リレーや駅伝など団体種目もあるんだ。さらにさらに、陸上は、見た目もやることもシンプルなんだけど、シンプルなゆえの難しさや深みがあって、めっちゃ楽しいんだ!」
副部長「し・か・も、それだけじゃなくて、陸上の大会とかで、自分のベスト記録を越えた時は、本気になっていればいるほど、めっちゃ嬉しくて、めっちゃ楽しいって思えてくるんだよ!」
一人の部員「さらにさらに.........。」
部長「ストップ!ストップ!みんなどれだけ言いたいんだよ(笑)」
ハヤト「ハハ、でもつまり魅力が沢山あるってことですね?」
部長「そう!!」
マネージャー「そしてそして、走ることはしないけど、チームの一員としてみんなにドリンクを作ったり、タイムをとったりとみんなをサポートするマネージャーも募集中だよ!マネージャーは、みんなの頑張る姿や喜ぶ姿など色々な姿を近くで見れるから、やりがいがあって楽しいよ!マネージャーも仮入部をやってるよ!」
レナ「じゃあ、私はマネージャーの仮入部してみようかな?」
マネージャー「ぜひぜひ!」
ハヤト「じゃあ、僕は先輩方と一緒に練習していいですか?」
部長「ぜひぜひ!」
仮入部が終わり.........。
部長「ハヤト君、レナさん、陸上やマネージャーは、やりがいがあって楽しいから、他の子を誘って、また来てね!」
ハヤト、レナ「はい!!今日は、ありがとうごさいました。」
(練習場所を離れる)
レナ「あっ!あのクラブ楽しそう!行ってみよう!!ハヤト!」
ハヤト「おう!!」
2人が次に向かったクラブとは?
つづく
ーー文責 陸上部顧問 安川ーー