会場:富田林市すばるホール
今年は「業火絢爛(ごうかけんらん)」にアレンジをくわえて芸文祭に臨みました。もともとリズムやメロディーの変化があり、いろいろな楽器やコーラスも入れるなど複雑な曲です。そんな曲にアレンジを加えて自分たちらしい曲にしようとすることは、考えていたよりはるかに困難なことであり苦しいことでした。練習もうまく進まず、投げ出したくなることもありました。けれども、少しずつでも曲が前に動き始め、芸文祭が迫って来たときに、去年の先輩たちの苦しんでいたことが少しずつ理解できるようになってきました。この曲は曲作りにもがいたり、ぶつかったりしている私たち自身のことをまるごと表現する曲だということを。
芸文祭では2位という高い評価をいただきました。そして、今できる最高の演奏ができたと思います。それでも「まだできたのではないか? もっとできることがあったんじゃないか?」と、うれしさより悔しさの方がこみ上げてきて涙が止まりませんでした。この悔しさが引き継がれていけば、この曲「業火絢爛」もこのチームも成長していけるのだと思います。
これからの高槻北高校和太鼓部にも応援をよろしくお願いします。
<演奏曲> 「業火絢爛(ごうかけんらん)」